W'UP★11月2日~11月16日 谷岡靖則 退任記念展 うしなわれしもの・とき、そして Loss and Inevitable Renewal 東京藝術大学 大学美術館 陳列館(台東区上野公園)

谷岡靖則 退任記念展 うしなわれしもの・とき、そして Loss and Inevitable Renewal
会 期 2025年11月2日(日)~11月16日(日)
会 場 東京藝術大学 大学美術館 陳列館(東京都台東区上野公園12-8)
開館時間 10:00~17:00(最終入場16:30)
休館日 11月10日(月)
入場料 無料
ホームページ https://museum.geidai.ac.jp/
お問合せ 050-5541-8600(ハローダイアル)
- 《膜-HAND Ⅺ.L》 2019年 作家蔵 加藤正博 撮影
- 《膜-HAND ⅱ- L》 2022年 個人蔵 加藤正博 撮影
- 《膜-FOOT ⅫⅠ_R.L》 2023年 作家蔵 加藤正博 撮影
- 《無題》 1998年 作家蔵 早川宏一 撮影
- 《記憶から胚胎する連鎖》 1999 – 2015年 新ひだか町図書館・新ひだか町博物館
- 《Series of Appreciation – The Inner Parts of the Ear》 1994年 作家蔵 末正真礼生 撮影
本展は、東京藝術大学美術学部工芸科鋳金で教鞭を執ってきた谷岡靖則の退任記念展です。谷岡靖則は、鋳金を新しい視点で捉え、型に流し込むことで生まれる現象を再考し表現しています。工芸が常に向き合う素材の中で、鋳金として自然が持つ揺るぎない力を感じながら、作品を制作する過程で生まれる偶然性と現実の自然界で起こり得る偶然性を重ね合わせてできる像が作品の核となっています。そこに在るミニマムな世界観をご高覧頂ければ幸いです。
鋳金技法(ちゅうきん)概説
東京藝術大学鋳金研究室では、紀元前からある古来の鋳金伝統技法から現代の鋳造技法まで幅広く研究し、学生による現代感覚ある制作に応用しています。鋳金とは、粘土などで自由に造形したものから鋳型をとり、そこに溶解した金属を流すことで出来る造形法を云います。その造形法は世界各国独自の方法で現在も行われており、工芸をはじめ彫刻・デザイン・ジュエリーなどに活用されています。現在の鋳金研究室では、日本の伝統技法である真土による鋳造法や生型法、それら西洋で主に使われていた石膏鋳型による鋳造法を研究し、学生と共に制作をしています。また東京藝術大学取手校地共通工房金工鋳造室では世界各国何処でも使われているセラミックシェル鋳型による鋳造法を研究しています。
日本の伝統技法である真土による鋳造法の真土とは、耐火度のある砂に収縮の少ない粘土を混ぜて一度素焼きしたものを云います。その真土の塊を粉砕し、細かい砂にして再度堆積という粘土の汁で固めて型を造っていきます。その真土による鋳造法には蠟型鋳造法・込型鋳造法・懐型鋳造法など幅広くあります。
今回紹介する技法は、イタリアで発明された鋳造技法のひとつ、石膏と耐火砂による鋳造法です。
谷岡 靖則 Yasunori Tanioka
略 歴
1958 年 北海道生まれ
1984 年 東京藝術大学美術学部 工芸科鋳金専攻卒業
1986 年 東京藝術大学大学院美術研究科 修士課程工芸鋳金専攻修了
1998 年 渡米(NEW YORK)
1991 年 東京藝術大学 美術学部 非常勤講師(~2001 年)
2002 年 文化庁在外派遣研修員 フランス・ボルドー(~2003 年)
2017 年 東京藝術大学 美術学部 准教授
2022 年 東京藝術大学 美術学部 教授
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