W'UP★3月11日~6月8日 西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館/梶コレクション展—色彩の宝石、エマーユの美国立西洋美術館(東京・上野公園)

西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館
会 期 2025年3月11日(火)~6月8日(日)
会 場 国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)
開館時間 9:30~17:30(金・土曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日、5月7日(水)(ただし、3月24日(月)、5月5日(月・祝)、5月6日(火・休)は開館)
入館料 当日券
一般 2,300円(税込)大学生 1,400円(税込)高校生 1,000円(税込)
※当日券販売 国立西洋美術館(開館日のみ)、公式オンラインチケット(e-tix)、TBSチケット、セブンチケット、チケットぴあ、ローチケ、アソビュー !、他
※中学生以下、心身に障害のある方及び付添者1名は無料。入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障害者手帳をご提示ください。
※国立美術館キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員は、本展を学生1,200円、教職員2,100円でご覧いただけます。学生証または教職員証をご提示のうえ当館券売窓口にてお求めください。
※観覧当日に限り本展の観覧券で常設展もご覧いただけます。
公式サイトURL https://art.nikkei.com/dokomiru/
チケット各種特典・前売券ご購入など https://art.nikkei.com/dokomiru/ticket/
主 催 国立西洋美術館、サンディエゴ美術館、日本経済新聞社、TBS、TBSグロウディア、テレビ東京
協 賛 DNP大日本印刷
後 援 アメリカ大使館
協 力 西洋美術振興財団
特別協力 Manifesto Expo
- マリー=ギユミーヌ・ブノワ 《婦人の肖像》 1799年頃、 油彩/カンヴァス、 サンディエゴ美術館 ⒸThe San Diego Museum of Art
- カルロ・クリヴェッリ 《聖母子》 1468年頃、 油彩/板、 サンディエゴ美術館 ⒸThe San Diego Museum of Art
- アンドレア・デル・サルト 《聖母子》 1516年頃、 油彩/板、 国立西洋美術館
- ジョルジョーネ 《男性の肖像》 1506年、 油彩/板、 サンディエゴ美術館 ⒸThe San Diego Museum of Art
- フアン・サンチェス・コターン 《マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物》 1602年頃、 油彩/カンヴァス、 サンディエゴ美術館 ⒸThe San Diego Museum of Art
- フアン・バン・デル・アメン 《果物籠と猟鳥のある静物》 1621年頃、 油彩/カンヴァス、 国立西洋美術館
- フランシスコ・デ・スルバラン 《神の仔羊》 1635–40年頃、 油彩/カンヴァス、 サンディエゴ美術館 ⒸThe San Diego Museum of Art
- フランシスコ・デ・スルバラン 《聖母子と聖ヨハネ》 1658年、 油彩/カンヴァス、 サンディエゴ美術館 ⒸThe San Diego Museum of Art
- ユベール・ロベール 《マルクス・アウレリウス騎馬像、トラヤヌス記念柱、神 殿の見える空想のローマ景観》 1786年、 油彩/カンヴァス、 国立西洋美術館
- ベルナルド・ベロット 《ヴェネツィア、サン・マルコ湾から望むモーロ岸壁 》 1740年頃、 油彩/カンヴァス、 サンディエゴ美術館 ⒸThe San Diego Museum of Art
- ウィリアム=アドルフ・ブーグロー 《小川のほとり》 1875年、 油彩/カンヴァス、 国立西洋美術館(井内コレクションより寄託)
- ホアキン・ソローリャ 《ラ・グランハのマリア》 1907年、 油彩/カンヴァス、 サンディエゴ美術館 ⒸThe San Diego Museum of Art
本展はサンディエゴ美術館と国立西洋美術館の所蔵品計88点を組み合わせ、作品をどのように見ると楽しめるかという観点から、鑑賞のヒントをご提案します。
サンディエゴ美術館から出品されるジョルジョーネやサンチェス・コターンなど、世界に冠たる傑作を含む49点はいずれも日本初公開。
ルネサンスから19世紀末までの600年にわたる西洋美術の歴史をたどりながら、ひとりひとりの 「どこみる」を、ぜひ会場でお探しください。
本展のみどころ
日本初公開のサンディエゴ美術館コレクション全49点を国立西洋美術館コレクション39点がお出迎え!
日米2館、総勢88点のコラボレーションをお楽しみに!
スペイン美術の名品が勢ぞろい!
エル・グレコ、スルバラン、ムリーリョ、ソローリャ…サンディエゴ美術館、実はスペイン美術の宝庫です。
スペインの静物画、「ボデゴン」の最高傑作が来日!
フアン・サンチェス・コターン《マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物》サンディエゴ美術館の顔ともいえる重要作です
他にも有名作家が続々登場!
ジョット、フラ・アンジェリコ、ジョルジョーネ、ルーベンス、ドガ…。
ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画600年の歴史を知る絶好の機会です。
展示構成
Chapter. 1 ルネサンス
西洋近代美術の礎は、14~16世紀にかけて、イタリアとネーデルランド(現在のベルギー、オランダ)で起こった革新運動によって築かれ、ヨーロッパ各地へ伝播しました。ジョットからボス(工房)まで、両地域のルネサンス絵画の展開を探ります。
Chapter. 2 バロック
サンディエゴ美術館の充実したバロック絵画コレクションを基に、国立西洋美術館所蔵の優品を組み合わせながら、17世紀美術の展開をスペイン、イタリア及びフランス、フランドル及びオランダと、地域別に紹介します。
Chapter. 3 18世紀
この時代の美術をリードしたイタリア絵画とフランス絵画の展開に焦点を当て、両館のコレクションから風景画、肖像画、風俗画それぞれのジャンルにおける地域ごとの特徴を見ていきます。
Chapter. 4 19世紀
本章では、19世紀絵画における人物表現に注目します。この時代、古典絵画の伝統と新しい時代の要請する近代性を、それぞれの手法で融合することを目指した多くの画家が活躍しました。
その多様な表現のあり方を探ります。
講演会〈要事前申込〉
詳細・申し込み方法は国立西洋美術館公式サイトで順次公開いたします。
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2025dokomiru.html
ルネサンスから近代まで:サンディエゴでの美術コレクション収集
マイケル・ブラウン(サンディエゴ美術館ヨーロッパ美術担当学芸員/本展共同監修者)
3月11日(火)14:00~15:30 国立西洋美術館 講堂
※英日同時通訳付き
18世紀フランスの女性芸術家たち:マリー=アントワネットの時代の美
小林亜起子(多摩美術大学専任講師)
4月5日(土)14:00~15:30 国立西洋美術館 講堂
国立西洋美術館の古典絵画収集を振り返る
川瀬佑介(国立西洋美術館主任研究員/本展共同監修者)
5月17日(土)14:00~15:30 Zoomウェビナーにて配信
スライドトーク〈当日受付〉
詳細は国立西洋美術館公式サイトで順次公開いたします。
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2025dokomiru.html
展覧会のみどころや主な作品についてスライドを使って解説します。
また、4月25日(金)・5月22日(木)開催回は手話通訳がつきます。
解説:星野琉(本展覧会アシスタント)
場所:国立西洋美術館 講堂
各回完結(連続開催ではありません。どの回も内容は同じです。)
①3月21日(金)18:00~18:40
②4月10日(木)11:00~11:40
③4月17日(木)11:00~11:40
④4月25日(金)18:00~18:40
⑤5月22日(木)11:00~11:40
⑥5月30日(金)18:00~18:40
東京・春・音楽祭
本展の開催に合わせて国立西洋美術館講堂にて記念コンサートを開催します。
詳細は東京・春・音楽祭のサイトをご覧ください。
vol.1: 古橋潤一(リコーダー)
2025年4月3日(木)11:00開演(10:30開場)/ 2025年4月3日(木)14:00開演(13:30開場)
詳細 https://www.tokyo-harusai.com/program_info/emulation-and-admiration_1/
vol.2 : 佐藤亜紀子(ビウエラ、ルネサンス・ギター)
2025年4月15日(火)11:00開演(10:30開場)/ 2025年4月15日(火)14:00開演(13:30開場)
詳細 https://www.tokyo-harusai.com/program_info/emulation-and-admiration_2/
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《聖母子と幼児洗礼者聖ヨハネ》1490年頃" width="500" height="701" />

国⽴⻄洋美術館は、中世から20世紀半ばに⾄る⻄洋美術の流れを概観するコレクションの形成を目指し、優れた⻄洋美術作品の収集に努めています。このたび、ビアージョ・ダントニオ・トゥッチ《聖⺟⼦と幼児洗礼者聖ヨハネ》とフェーデ・ガリツィア《ホロフェルネスの首を持つユディト》を新たに収蔵しました。3月11日より常設展示室にて公開します。
ビアージョ・ダントニオ・トゥッチは15世紀後半から16世紀初めにかけて、中部イタリアで活動した画家です。ボッティチェリやヴェロッキオ、レオナルド・ダ・ヴィンチといった芸術家たちと同時代に、彼らと同じフィレンツェやローマで活躍したこの画家の作品は、同時代の典型的な表現を⾒せます。聖⺟⼦像という形式は15世紀イタリア絵画において最もポピュラーなものですが、国立西洋美術館にはわずかな作例しかありませんでした。本作品は、イタリア・ルネサンス絵画史を物語るうえで国立西洋美術館のコレクションにとって重要な追加となります。
フェーデ・ガリツィアは17世紀初めのミラノで活動した女性画家です。肖像画や静物画のほか、当時の女性画家としては珍しいことに、大画面の宗教画も手掛けました。本作品は彼女が晩年に手掛けた宗教画です。国立西洋美術館は女性芸術家の作品を積極的に収集しており、今回のフェーデ・ガリツィアの購入によって、女性画家による作品のコレクションは一層充実することとなりました。
梶コレクション展—色彩の宝石、エマーユの美
会 期 2025年3月11日(火)〜6月15日(日)
会 場 国⽴⻄洋美術館 新館2階 版画素描展示室(東京都台東区上野公園7-7)
開館時間 9:30~17:30、金・土曜日 9:30~20:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始
URL https://www.nmwa.go.jp/


2024年12月、国立西洋美術館に新たな工芸コレクションが寄贈されました。数にしておよそ150点。そのほぼすべてがエマーユの作品です。エマーユとは、金属の下地にガラス質の釉薬(うわぐすり)を焼き付けた工芸品を意味します。寄贈者はジュエリーアーティストの梶光夫氏です。選りすぐられた珠玉のエマーユからなるこの新たな「梶コレクション」が、本展でデビューします。
今回の企画では、寄贈品以外に梶氏が所蔵するアルフォンス・ミュシャのポスターやエミール・ガレのガラス器、ルイ・マジョレルの家具等を加えて、当時の美術・工芸の豊かな世界の一端を感じ取ることができるような展示空間を演出します。
エマーユの最大の魅力は鮮やかな色彩と繊細なきらめきです。そうした魅惑的な光に満たされた小さな展示室に、ぜひお越しください。
住所 | 東京都台東区上野公園7-7 |
TEL | ハローダイヤル 050-5541-8600 |
WEB | https://www.nmwa.go.jp/jp/ |
開館時間*1 | 9:30〜17:30、金曜・土曜日 9:30〜20:00(入館は閉館の30分前まで) |
休み*2 | 展覧会によって異なる |
ジャンル*3 | 近代美術、西洋美術、彫刻 |
入場料*4 | 一般1,700円、大学生1,300円、高校生1,000円 |
アクセス*5 | JR上野駅 公園口出口より徒歩1分、京成電鉄京成上野駅より徒歩7分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅より徒歩8分 |
収蔵品 | https://www.nmwa.go.jp/jp/collection/introduction.html |
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 その他、臨時に開館・休館することがあります。 詳細はHPへ。*3 空欄はオールジャンル *4 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認*5 表示時間はあくまでも目安です。 |
常設展のご入場にあたって
※快適な観覧環境の提供のため、常設展への入場人数を制限することがあります。ご来館前に下記をご確認ください。
・国立西洋美術館券売窓口で当日分の常設展観覧券をご購入いただけますが、混雑時には販売を休止することがあります。また、混雑状況により入場をお待ちいただく場合がございます。
・オンラインでチケット販売もしています。(https://www.e-tix.jp/nmwa/)をご活用ください。
・団体(20名以上)での観覧をご希望の方は、事前に国立西洋美術館公式サイトからご予約をお願いいたします。事前のご予約がない場合は、団体料金でのご入場はできません。また、ご来館後すぐのご入場ができない場合があります。団体予約の詳細は国立西洋美術館公式サイトからご確認ください。
・企画展観覧券、各種無料観覧券、障害者手帳をお持ちの方はご予約なしでご入場いただけます。ただし、混雑状況により入場をお待ちいただく場合がございます。
・高校生以下及び18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名は無料
(入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障害者手帳をご提示ください)
・国立美術館キャンパスメンバーズ 加盟校の学生・教職員は無料(入館の際に学生証または教職員証をご提示ください)
国立西洋美術館(台東区上野)
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