W'UP★10月10日~12月27日 国立美術館 コレクション・ダイアローグ 松方幸次郎 × 山村德太郎 蒐集のパッション ーロダンを日本へ、具体を世界へ 兵庫県立美術館(神戸市中央区)

国立美術館 コレクション・ダイアローグ
松方幸次郎 × 山村德太郎 蒐集のパッション ーロダンを日本へ、具体を世界へ
会 期 2026年10月10日(土)~12月27日(日)
会 場 兵庫県立美術館 1F展示室(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
開館時間 10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(ただし10月12日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館、10月13日(火)、11月24日(火)は休館)
入館料
一般1,800円、大学生1,200円、高校生以下無料、70歳以上900円、障害者手帳等をお持ちの方(一般)450円、(大学生)300円(介助者1名無料)。
団体料金(20名以上)は一般1,600円、大学生1,000円、70歳以上800円、障害者手帳等をお持ちの方(一般) 400円、(大学生) 250円、前売券(10月9日まで)は一般1,600円、大学生1,000円。
ホームページ https://www.artm.pref.hyogo.jp/
いまから約100年前、松方幸次郎(1866-1950)はヨーロッパで西洋美術の一大コレクションを形成しました。「共楽美術館」という美術館を建設して、日本に西洋美術を普及するという志を立てて。そして、松方からちょうど60年後に生まれた山村德太郎(1926-1986)は、兵庫県西宮市を拠点に1950年代半ばから美術作品の蒐集を開始。公共の財産になることを見すえながら、約30年をかけて戦後日本を対象とした国内有数の前衛美術コレクションを築いたのです。彼らの願いは、現在それぞれのコレクションを収める国立西洋美術館と兵庫県立美術館に受け継がれています。
松方の生誕160年と山村の生誕100年を記念した本展は、国立美術館連携事業の一環として、鑑賞機会の充実とコレクションの活用促進を図るため実現しました。松方コレクションからはロダンの彫刻など近代美術を、山村コレクションからは具体美術協会を中心にした戦後前衛美術を出品します。兵庫ゆかりの二人のコレクターが築いたコレクションの「ダイアローグ=対話」、ひいては二つの美術館のダイアローグを通じて、先人がコレクションに託した夢とそのつづきを辿ります。
- フランク・ブラングィン 《松方幸次郎の肖像》1916年 油彩・カンヴァス 国立西洋美術館(松方幸次郎氏ご遺族より寄贈、旧松方コレクション)
- オーギュスト・ロダン 《考える人》 1881-82年 ブロンズ 国立西洋美術館(松方コレクション) 撮影:©上野則宏
- オーギュスト・ロダン 《青銅時代》 1877年 ブロンズ 国立西洋美術館(松方コレクション)撮影:©上野則宏
- ジャン(ハンス)・アルプ 《輪―森》 1961年 ブロンズ 国立西洋美術館(山村德太郎氏より寄贈)
- 津高和一 《母子像》 1951年 油彩・カンヴァス 兵庫県立美術館(山村コレクション)
- 白髪一雄 《天異星赤髪鬼》1959年 油彩・カンヴァス 兵庫県立美術館(山村コレクション)
展覧会のみどころ
見どころ
兵庫ゆかりの二大コレクター、初の本格共演
松方幸次郎生誕160年、山村德太郎生誕100年を記念し、日本の美術文化の発展を志した二人のコレクターが遺した美術への情熱と功績を、一つの展覧会で紹介します。
ロダンからモネ、ゴーガンまで。名作67点が集結
国立西洋美術館から26点を借用。松方コレクションよりロダンの代表作《考える人》、初期の傑作《青銅時代》のほか、松方が初めて鋳造に貢献した《地獄の門》に関連する彫刻など18点を展示します。さらにクールベ、モネ、ゴーガンなど西洋近代美術を代表する名作を紹介します。
モネの代表作「ポプラ並木」を展示
松方幸次郎はモネと交流を持ち、画家本人と直接交渉を重ねながら作品を購入していました。本展では、モネの代表的な連作のひとつ「ポプラ並木」から《陽を浴びるポプラ並木》を展示します。
兵庫へ里帰りの名画が登場
山村が初期に蒐集し、国立西洋美術館へ寄贈した作品のうち、4点の絵画と1点の彫刻が初めて兵庫に里帰りします。絵画は、マックス・エルンスト《石化した森》、ジャン・デュビュッフェ《ご婦人のからだ(「ぼさぼさ髪」)》、サム・フランシス《ホワイト・ペインティング》、ジョアン・ミロ《絵画》、彫刻では、ジャン(ハンス)・アルプ《輪―森》を紹介します。
安藤忠雄建築で観る、兵庫県立美術館限定の展覧会
本展は巡回なしの兵庫県立美術館のみで開催します。全67点の作品が織りなす展示空間を体験できるのは本展だけです。安藤忠雄建築の同館ならではの展示で作品を鑑賞できます。
彫刻をテーマにしたシンポジウムを開催
ロダンおよび現代美術の彫刻・⽴体作品が揃う機会を記念して、国内では稀な彫刻・⽴体をテーマにしたシンポジウムを開催します。ロダン作品の技法や材質について、また美術館における彫刻・⽴体作品の修復とメンテナンスをテーマに、国内各所からお招きする専⾨家の⽅々に発表とセッションを⾏っていただきます。
プロフィール
松方幸次郎(まつかた こうじろう)1866-1950
明治の元勲・松方正義の三男に生まれる。1896年川崎造船所の初代社長に就任。神戸新聞、神戸瓦斯の社長、衆議院議員等も務めた。第一次世界大戦中のロンドン滞在時にコレクションを開始し、幅広い年代とジャンルの作品を一挙に蒐集。総数約1万点ともいわれる作品群は、関東大震災や昭和の金融恐慌の影響を受けて会社の経営が傾いたことにより散逸してしまう。パリに保管されていた約370点が戦後、日本に寄贈されることになり、その収蔵展示施設として1959年に国立西洋美術館が開設された。
山村德太郎(やまむら とくたろう)1926-1986
兵庫県西宮市に生まれる。1948年に山村製壜所所長に、1955年には山村硝子株式会社取締役社長に就任。この頃より母ハルとともに美術作品の蒐集を開始。当初は国内外の近代美術を集めていたが、母の死を機に方針を転換して、戦後日本の前衛美術に対象を定めた。その結果、海外作家の作品8点を国立西洋美術館に寄贈している。1983年に社長を退任して蒐集活動は加速するも、3年後に志半ばにして逝去。翌年、164点のコレクション(後に3点追加)が兵庫県立近代美術館に収蔵された。
同時期開催の展覧会
2026 コレクション展Ⅱ
前衛って何だ!?
小企画|美術の中のかたち― 手で見る造形 青木野枝 動体
会期:10月20日(火)〜 2027年2月23日(火・祝)
特集|王一亭とその時代ー近代上海芸苑と日中文化交流ー
会期:12月17日(木)〜 2027年2月23日(火・祝)
注目作家紹介プログラムーチャンネル17 黒川岳
会期:11月28日(土)〜 2027年1月31日(日)
会場:ギャラリー棟1 階アトリエ1 ほか
Ando Gallery
横尾忠則現代美術館で同時開催の展覧会
Curators in Panic 2 ~ 横尾忠則展 学芸員危機2髪?
会期:9月19日(土)~12月27日(日)
主 催 兵庫県立美術館、国立西洋美術館、国立アートリサーチセンター、神戸新聞社
特別協賛 川崎重工業株式会社、日本山村硝子株式会社
協 賛 公益財団法人伊藤文化財団、株式会社アトリエ安藤忠雄
特別協力 公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部
後 援 NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西
アクセス
阪神「岩屋駅(兵庫県立美術館前)」から徒歩約8分、JR神戸線「灘駅」南口から徒歩約10分、阪急神戸線「王子公園駅」西口から徒歩約20分、JR「三ノ宮駅」から神戸市バス(29、101系統)にて約15分「県立美術館前」下車すぐ。地下駐車場あり(乗用車80台収容・有料)。ご来館はなるべく電車・バスをご利用ください。団体バスでお越しの場合はバス待機所のご予約をお願いします。

https://tokyo-live-exhibits.com/pum_hygkb_hyogoartmuseum/
W'UP★10月20日~2月23日 「2026コレクション展Ⅱ 小企画 美術の中のかたち―手で見る造形 青木野枝 動体」 兵庫県立美術館(神戸市中央区)









コメント