W'UP!★7月22日~8月31日 「夢と科学の関係展 冒険家 阿部雅龍と板橋人たち、まだ見ぬ景色を見つめて…」展 板橋区立教育科学館(板橋区常盤台)

W'UP!★7月22日~8月31日 「夢と科学の関係展 冒険家 阿部雅龍と板橋人たち、まだ見ぬ景色を見つめて…」展 板橋区立教育科学館(板橋区常盤台)

 

2023年7月22日(土)~8月31日(木)
「夢と科学の関係展 冒険家 阿部雅龍と板橋人たち、まだ見ぬ景色を見つめて…」展

 板橋区在住のプロ冒険家・阿部雅龍。本展では、南極大陸挑戦で有名な彼の、夢と科学技術との関わり、それを取り巻く板橋人たちの想いを紹介します。「夢を描く」とは特別なことなのでしょうか。南極大陸挑戦という大きな夢を描く阿部氏は、特別な人なのでしょうか。そこには、科学技術の進歩によって、今あらためて問われる「人とは?」という原理的な問いへの答えの糸口が見え隠れしています。

大雪原に太陽をバックに立つ阿部氏

  昨今、情報技術の発展がさらに加速し、そのスピードの速さに驚かされるまかりです。特に、ChatGPTなどのサービスに代表される、「生成AI」と呼ばれる技術は、私たちの今までの生活観などのあらゆる価値観を一変させてしまうもののように思います。このあたらしい価値観による世界とはどのようなものなのか、まだだれが知る由もありません。きっと、今を生きる私たちが考え、つくっていくものなのでしょう。このように、人々と科学技術や情報技術との付き合い方に思いを巡らせていると、「人が得意なこと」と「情報技術が得意なこと」を比較するに至り、いつのまにかそれは、「これから人の存在はどうなっていくのか」という原理的な問題へと考えが変化していくことに気づきます。ところで、生成AIとは、これまで機械が苦手で、人が得意とされてきた「創造性」までをも備えていると言われます。先日もニュースで、AIが描いた絵画作品が、歴史ある絵画展で受賞したことが取り上げられていました。となると、人の優位性とはなんなのか、さらに考える必要が出てきそうです。

阿部氏山頂でのポートレイト

 さて、本展では板橋区在住の冒険家・阿部雅龍(あべ・まさたつ)氏の「南極大陸・人類未踏ルート制覇」という夢へのチャレンジを紹介することで、夢を持つことと、実現しようとすることとの間に存在する、たくさんの人の想い、科学や科学技術とのかかわりを紹介いたします。たしかに、阿部氏の周りには、その魅力に引き寄せられて多くの人が集まり、それらの人が持っている多くの科学技術が集結しています。この阿部氏の「巻き込む力」に、これからの人間が自覚すべき、大きな優位性の一つが強く表れているように思います。先述の情報技術は、インターネット上にあるあまたのデータを集合して解を導き出す、いわば「集合知」です。一方で阿部氏の活動は、自分が信じた道を突き進む、没頭した先にあるいわば「きわめて深い個の知」と言えましょう。これは、集合知では決して得ることのできない最先端の知であり、まさに時代を切り開き、形作るための知、と言えるのではないでしょうか。

「夢と科学の関係展 冒険家 阿部雅龍と板橋人たち、まだ見ぬ景色を見つめて…」展
会 期 2023年7月22日(土)~8月31日(木)
開館時間 9:00〜16:30(17:00閉館)
※予約不要
会 場 板橋区立教育科学館(東京都板橋区常盤台4丁目14-1)
休館日 毎週月曜日
※ただし7月24日(月)、8月14日(月)は開館
入場料 無料
主 催 板橋区立教育科学館
特別協力 夢を追う男/プロ冒険家 阿部雅龍
企画協力 一般社団法人 人力チャレンジ応援部、株式会社 日進産業、株式会社 松本精機、株式会社 リブラン
ビジュアルデザイン 佐々木遊(デザインとクリエイティブ アソビス)
TEL 03-3559-6561(休館日をのぞく9:00~17:00)
ホームページ https://www.itbs-sem.jp/
※会期等は変更となることがございます。
※本展は常設展示とあわせて予約不要、無料でご覧いただけます。
※プラネタリウムの鑑賞には、プラネタリウムの入場チケットのご購入が必要です。詳細はホームページをご覧ください。
アクセス
電車
・東武東上線 上板橋駅 北口下車 徒歩5分
バス
・国際興業バス志村三丁目駅方面から 常01ときわ台行き
 常盤台4丁目下車 徒歩3分/教育科学館下車 目の前
・国際興業バス王子駅方面から 王子54上板橋駅行き
 教育科学館下車 目の前
・無料バス4館送迎バス(教育科学館、エコポリスセンター、熱帯環境植物園、リサイクルプラザ)土・日・祝日に運行
※自転車は正面入り口右手の駐輪場をご利用ください(科学館閉館時まで)。
※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。

地下科学展示室
夏休み期間 7/22~8/31 9:00~16:45
企画展開催期間は夏休み期間スケジュールで開室
プラネタリウム:投影時間、プログラム内容はホームページでご確認ください。
※有料(大人350円、小人120円※減免:65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方は割引されます。詳しくはホームページでご確認ください。

同時開催
オプアート展 -宿るイメージとそのしくみ-

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

コメント

*
*
* (公開されません)