W'UP! ★5月21日〜6月25日 クララ・デジレ、イ・ドンギ、佐藤ブライアン勝彦、付箋girl®  夢の中のお伽話 Sho + 1(台東区上野)

W'UP! ★5月21日〜6月25日 クララ・デジレ、イ・ドンギ、佐藤ブライアン勝彦、付箋girl®  夢の中のお伽話 Sho + 1(台東区上野)
Clara Desire "DIVINE FLAME 2024” 25 x 25 cm, acrylic, soft lead pencil and pencil on paper

 

クララ·デジレ、イ·ドンギ、佐藤ブライアン勝彦、付箋girl®
夢の中のお伽話
会 場 Sho+1(東京都台東区上野1-4-8 上野横山ビル1F)
開催日 2024年5月21日(火)〜6月25日(火)
営業時間 12:00〜18:00
休廊日 日·月·祝
入場料 無料
公式サイト https://shoplusone.com/

 Sho+1では、2024年5月21日(火)より6月25日(火)までの期間、クララ・デジレ、イ・ドンギ、佐藤ブライアン勝彦、付箋girl®の4名によるグループ展「夢の中のお伽話 fairy tale in a dream」を開催いたします。本展は、4人のギャラリー・アーティストによる新作のドローイング作品で構成いたします。
 クララ・デジレは、グラフィティ・アートの流れを踏襲するアーティストです。新作は、繰り返し夢の中に現れる啓示的なキャラクターがランダムに記された言葉と共に描かれており、それは自分自身の居場所を確認するためのストーリーになっています。
 イ・ドンギは、自ら誕生させた架空のオリジナル・キャラクター「アトマウス」を巧みに操り、多岐にわたる手法で社会への問題提起を発信しています。彼の作品には、常に社会を構成する複雑な要素が内包されており、刻々と変化する時代の様相を絶妙なバランスでポップに表現しています。
 佐藤ブライアン勝彦は、愛らしいコミック・キャラクターやお伽話の主人公をモチーフにしたファンタジックな作風を得意としています。本展では、有名な童話に登場する人物をメインに描いた怖かわいい新作を発表します。
付箋girl®は、一日一枚、付箋紙に架空の人物を描き続けています。彼女が描く人物絵は不特定の "どこかの誰か” です。2023年より付箋紙という支持体の枠を飛び越えた制作にも取り組んでおり、ラッピング・ペーパーの新作では、日本画をバックグラウンドに持つアーティストの新たな一面を垣間見ることができます。
 それぞれのアーティストは、普遍的な無意識と個人が経験した出来事に関する記憶を結びつけ、虚構と現実を交錯させながら作品に落とし込んでいます。ハイファンタジーとローファンタジーの境界を自由に行き来する4人のギャラリー・アーティストが放つ躍動的な作品の数々を、この機会に是非ご高覧ください。

クララ・デジレ Clara Desire
 クララ·デジレは1978年にフランス、ラ·ロシェルに生まれました。彼女は2002年に1年間日本で生活した経験があり、日本のアニメ文化に傾倒し、様々なアニメのキャラクターを自らの作品の中にグラフィティー·タッチで取り入れる手法を確立しました。デジレ·アートの根幹にはジャン=ミッシェル·バスキアの影響が色濃く表出されています。しかしながらバスキアの作品に見られる日常の中で味わった差別問題のような社会的テーマや自動車事故体験から生まれた解剖学への興味といった要素は、デジレが生み出す作品には存在しません。彼女はひたすら絵の中で自らの魂を彼女が愛する詩とキャラクターに乗せ、表現しています。

イ・ドンギ Dongi Lee
 1967年ソウル生まれ、ホンイク(弘益)大学美術大学院洋画学科卒業。イ・ドンギは1993年に彼の注目すべきキャラクター「アトマウス」をデビューさせたソウルのギャラリーオンでの個展から始まり、2002年に東京、2007年北京、2008年アムステルダムとベルリン、2020年9月には米国ワシントン州カークランドにあるNYB Galleryにて大規模な個展を開催してきました。韓国では第一世代のポップ・アーティストとして評価されており、代表作にはBubbles, Flower Garden, Virtual Insanityと題されたシリーズ作品があり、サムソン美術館(Leeum)を筆頭に韓国国内および中国、台湾の美術館に多数収められています。

佐藤ブライアン勝彦 Katsuhiko Brian Sato
 25歳より独学で絵を描き始め、褐色女性を愛らしい動物やコミック・キャラクターと組み合わせた作品で急速に人気を博し、ニューヨークのローブロー・アート誌「Art?Alternatives」において”Life of Brian”として特集が組まれました。2001年より東京から北へ約350kmの地元仙台市に拠点を移し2011年東日本大震災の当事者となった彼は、それまでのファンタジックな作風と並行して、社会、政治が抱える矛盾や葛藤をテーマにした制作も始めます。近年では国内アートフェアへの参加をはじめ、オランダ、スイス、ロサンゼルスなど国内外で作品を発表しています。

付箋girl® fusengirl®
 付箋girl は現代社会に深く浸透するSNSとの親和性が高いアーティストといえるでしょう。2020年1月1日から一日一枚、付箋紙に架空の人物を描いてSNS投稿を続けています。彼女が描く人物絵は不特定の “どこかの誰か” です。付箋girlは作品にArtist Signと共に制作年月日を記します。ある日の投稿では「その日、そこには、その人が存在した」という言葉を作品に添えていました。アーティストは付箋に描く人物絵、ひとりひとりに生命を吹き込んでいるのです。

住所東京都台東区上野1-4-8 上野横山ビル1F
TEL 03-6280-3738
WEBhttps://shoplusone.com/
営業時間*112:00〜18:00
休み*2日、月、祝
ジャンル*3現代美術
アクセス*4東京メトロ千代田線湯島駅出口6より1分、東京メトロ銀座線末広町駅出口4より5分
取扱作家 https://shoplusone.com/artists/
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術には、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

Sho + 1(台東区上野)

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