W'UP★3月25日以降、1年間予定 PUBLIC ART PROJECT 「YOU FEEL」 渋谷駅マークシティ前など(渋谷区渋谷)
PUBLIC ART PROJECT 「YOU FEEL」
2024年3月25日(月)、渋谷駅前を舞台とするアートプロジェクトとして、ハチ公広場とマークシティを繋ぐエリア一帯の橋脚をジャックし、全8作品が公開となります。
本企画は、渋谷駅前エリアマネジメントが渋谷駅前の公共空間を舞台に実施するアーティスト公募プラットフォーム「TYPELESS」の一環です。
公開日 2024年3月25日(月)
プロジェクト期間 掲出期間に準ずる公開日より1年間を予定。
「YOU FEEL - そこにアートがある ということ」
本企画は固定概念を拭い去り、澄んだ目で事物と向き合う姿勢、そのものをコンセプトとしています。本企画はエキシビジョン・公共空間への公開・年間を通じたコラボレーションによって複合展開する都市型アートプロジェクトです。「YOU FEEL」を通じて社会・街・人々、それぞれのアートとの関わりが生みだし、新たなモデルを創造していきます。
一般社団法人 渋谷駅前エリアマネジメント共催、渋谷区後援のもと、アーティスト支援やアートプロジェクト企画を手がけてきたEmbedded Blueがキュレーション・企画制作を担当します。
「YOU FEEL」Instagramアカウント
https://www.instagram.com/youfeel_art_project/
企画への想い キュレーション・企画制作担当Embedded Blue Inc. 代表取締役/プロデューサー 片岡 奨
「YOU FEEL」いは、公共空間というメディアを通じて、社会とアートとの繋がりを眺めることが設計に含まれています。その繋がりとは、アートがそこにあることによって変わりうる全ての物事を指します。社会課題として挙げられる当該エリアの落書き問題や、通行する人々の振る舞いの変化、また、作品に対峙したあなたの中に生まれる情動もその一部です。一つ言えるのはどちらも一部であり、切り離すことはできない事柄です。だからこそ、これからこの場所で制作する私たちはそれら全ての営みを飲み込んだ「街」という存在と対峙し、感覚や感性をもって、訴えや問いと向き合う姿勢を崩さずいようと考えています。今後の企画の展開によって繋がるものや、変わるもの、それらを眺めるかのようにありのまま受け入れること自体、この時代を生きる私たちにとって重要な主題なのです。
掲出エリア
アーティスト紹介
参加するアーティスト4名は、「時代やカルチャー」、「デジタルとアナログ」といったクロスする領域を横断し、融合させ、私達に新たなシーンを提示するジャンルやスタイルにおいては括られずとも、確かな共鳴や感動を生み出す表現者たちです。プロジェクトが展開される「渋谷」は、多くの流行やトレンドを生み出しながら変わり続けてきた場所。かつてそこにあった時間や文脈を背に今日も多くの人々が行き交います。そんな場所にかざされた彼らの眼差しが何を捉え、描き出すのか、ぜひご注目ください。
KAZUSA MATSUYAMA
1992年生まれ東京出身。表情の歪みや抽象的な描写によって、表面的な喜怒哀楽だけではなく本質に潜む美しさを追求する「Anonymous Portraits」(匿名性のある肖像画)シリーズを描く。一つひとつの作品から観る人によって違う感じ方や捉え方、想像の余地を残す描写で表現している。近年では日本、米国、韓国、台湾での個展開催・アートフェアへの参加に加え、Rolls Royceイベントへの作品提供など、活動の幅を広げつつ、国内外を問わず活躍している。
Instagram https://www.instagram.com/kazusamatsuyama/
三澤亮介(みさわりょうすけ)
1992年生まれ。立教大学映像身体学科卒業。美術家。メディアパラドックスという独自の手法を提唱し、アナログ-デジタル、写真/画像データ-絵画を制作の中で横断する。捉えられない時間の経過と人間の実体性を絵画のフォーマットの中で可視化し、自身の経験を投影したヴィジュアル構成を提示することで、固定概念の更新に挑む。作品によって現代に生きる自身の極めてパーソナルな感情や経験と、先人との記憶や時代をクロスオーバーし、普遍的な価値をスタディする機会としている。
主な展示に「Tracing the night」(333 gallery,台湾,2023) 「NOH」(HOFA gallery,ギリシャ,2023)「Project the Process」(IRRITUM gallery,NY,2023)など。
Instagram https://www.instagram.com/ryosuke_misawa_53/
新埜康平(あらのこうへい)
東京生まれ。東京を拠点に活動し、展覧会などを中心に参加している。ストリートカルチャーや映画の影響を受け、仮名の人物や情景、日々の生活に根差した等身大のイメージをモチーフに制作。余白やタギング(文字)の画面構成等、様々な絵画的要素を取り入れ、日本画×ストリートをテーマに制作。Independent Tokyo 2023 小山登美夫賞。2023年 metasequoia 2023 笹貫 淳子賞。第1回 Idemitsu Art Award(旧シェル美術賞)。入選 第39回 上野の森美術館大賞展 入選。第56回 神奈川県美術展 入選。
Instagram https://www.instagram.com/kohei_arano/
尾潟糧天(おがたりょうてん)
1994年生まれ。北海道出身。2021年から現代画家として活動を始める。北海道の自然豊かな環境で育った経験にヒントを見出し、主に海をモチーフにした作品を制作している。絵画作品を軸としつつ、自然とテクノロジーをクロスさせたデジタル作品や身体的なパフォーマンス作品など、様々なメディアを横断しながらパラレルに自然を描き出している。2022年にはShibuya Fashion Week 2022 Springに出展。主な個展に、LIFFT Concept Shop (東京)個展「鯨寄る浦、虎伏す野辺」、2023.3 MA5 Gallery(東京)個展 「PHYSIS」、2023.11 YOKOHAMA BAYSIDE WAREHOUSE (横浜)個展 「Surges」など。そのほか、Clio Art Fair New York(ニューヨーク) 出展。
Instagram https://www.instagram.com/ryotenogata/
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