W'UP★1月30日~3月22日 没後40年 荻須高徳リトグラフ展 八王子市夢美術館(八王子市八日町)

©LES AMIS D’OGUISS 2025
没後40年 荻須高徳リトグラフ展 ―稲沢市荻須記念美術館コレクション―
会 期 2026年1月30日(金)~3月22日(日)
会 場 八王子市夢美術館(東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F)
開館時間 10:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日が休館)
入館料 一般 900円、学生(高校生以上)・65歳以上 450円、中学生以下無料
ホームページ https://www.yumebi.com
アクセス JR八王子駅より徒歩15分、京王八王子駅より徒歩20分
- 《サン・メダールの市場》リトグラフ・紙 1976年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
- 《メニルモンタン》リトグラフ・紙 1976年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
- 《運河の雪》リトグラフ・紙 1977年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
- 《金獅子亭》リトグラフ・紙 1978年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
- 《4月のアルジャントゥイユ》リトグラフ・紙 1978年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
- 《グラン・カナル》リトグラフ・紙 1981年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
- 《モロッコ広場》リトグラフ・紙 1982年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
- 《靴屋 メトロ》リトグラフ・紙 1986年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
- 《金物商》リトグラフ・紙 1973年 稲沢市荻須記念美術館蔵 ©LES AMIS D’OGUISS 2025
パリに生き、パリを描いた画家荻須高徳。
現在の愛知県稲沢市に生まれた荻須高徳は、1927年パリに渡ると戦時中を除く50年以上をパリで暮らし、その街並みを描き続けました。落ち着いた色調の重厚な油彩を多く描きましたが、1967年66歳頃からリトグラフ制作に打ち込み、1986年84歳で亡くなるまでの約20年の間に160点以上のリトグラフ作品を残しています。
荻須が最初に取り組んだモノクロ・リトグラフは、端的で明快な線描の中に、油彩制作で培った確かなデッサン力を見出すことができます。1970年頃からカラー・リトグラフに移行すると、優れた色彩感覚でパリの街並みはもちろんのこと、パリ郊外やヴェネツィアなどの風景を瑞々しく描き出していきます。風景画作品のほかにリトグラフを使った展覧会ポスター、年賀状なども製作しており、シンプルな線描にポップで愛らしい色使いは、荻須リトグラフのもうひとつの魅力といえます。
本展では、稲沢市荻須記念美術館の開館当時、荻須自らが寄贈したリトグラフ作品を中心に、油彩作品を織り交ぜて、日仏両国で高い評価を得た荻須高徳の魅力に迫ります。
荻須の功績
1928年(27歳)のとき、サロン・ドートンヌに初入選を果たすと、数々のサロンへ出品、画廊での個展開催など精力的に活動し、美術評論家アルフォンス・セッシェ、ジュネーヴの宝石商バッサンジェーなど熱心な支援者を得る。
同時代の芸術家はもちろんのこと、その周辺の人々へも人脈を広げ、制作のためにフランス国外へも積極的に足を運ぶなど、画家としての実績を着実に築いていく。戦後、日本人画家として初めてフランス入国を許可されたのも、そうした交流のなかで得た信頼があったからといえる。
1951年(50歳)に松方コレクション[注1]の日本返還について水面下で寄与。知故であった元美術院院長ジョルジュ・ユイスマンへ相談するなど、返還交渉に向けての下地作りに奔走した。1959年に返還が実現した際には、日仏文化協定員として公式引渡しの現場に立ち会い全作品を点検した。
1956年(55歳)にフランス政府からシュヴァリエ・ド・レジオン・ドヌール勲章を授与される。1970年代に入ると日仏で荻須への評価が一段と高まり、1972年(71歳)勲三等旭日章(日本)、1974年(73歳)メダイユ・ド・ベルメイユ授与(パリ市)等の顕彰が相次いだ。
※1 実業家松方幸次郎が、1910~20年代に欧州で蒐集した作品群。総数1万点以上だったといわれているが、第二次世界大戦前後にほとんどが散逸、焼失。残った印象派を中心としたコレクション(西洋美術)も敵性財産としてフランス政府に接収された。
プロフィール
荻須高徳(1901年~1986年)
1901年(明治34)に書画・骨董好きの父福治郎、母こうの次男として愛知県中島郡井長谷村(現在の愛知県稲沢市)に生まれる。
1917年(大正6)16歳のころ、学校に赴任してきた大橋貞一(東京美術学校、黒田清輝教室卒業)の影響で画家を志す。
東京に住む叔父の援助を受けながら、東京美術学校へ進学し、藤島武二の教室で学び、1927年(昭和2)に卒業。同年9月、26歳のときに渡仏。
親交のあった佐伯祐三をはじめ、パリに集う芸術家たちと交流を重ねながら制作活動に打ち込む。以降、戦中戦後の8年間(昭和15から昭和23)を除く50年以上をパリで過ごし、1986年(昭和61)パリのアトリエにて84歳で死去。多くの芸術家たちが眠るモンマルトルの墓地に埋葬される。
関連イベント
オープン初日スペシャルギャラリートーク(申込不要)
稲沢市荻須記念美術館の学芸員河合志穂さんをお招きし、展示室を巡りながら荻須作品の魅力をお話しいただきます。
場 所 夢美術館 展示室
日 時 2026年1月30日(金)13:00~14:00(約1時間程度)
費 用 無料(ただし観覧料が必要です)
講演会(要申込)「リトグラフをとおしてみる画家荻須高徳」
講 師 河合 志穂(稲沢市荻須記念美術館学芸員)
場 所 いちょうホール(八王子市芸術文化会館)八王子市本町24-1
日 時 2026年2月15日(日)13:30~15:30(約2時間程度)
定 員 先着40名
費 用 無料
申込方法 公式サイトの申込フォームからご応募ください(1人1回まで)。
主 催 公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
企画協力 稲沢市荻須記念美術館
企 画 株式会社青幻舎プロモーション
協 力 目黒区美術館
■美術館一般情報
| 住所 | 東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F |
| TEL | 042-621-6777(代表) |
| WEB | https://www.yumebi.com |
| 開館時間 *1 | 10:00 〜 19:00(ただし、入館は18:30まで)※開館時間は変更になることがあります。 |
| 休み | 月曜日(ただし、祝日、振替休日の場合は開館し翌平日休館)年末・年始(12/29〜1/3)展示替期間 ※休館日は変更になることがあります。 |
| ジャンル | 絵画、版画 |
| 入場料 | 観覧料は特別展により異なります。 |
| アクセス | JR八王子駅北口より徒歩15分。京王線京王八王子駅より徒歩18分 |
| 収蔵品 | https://www.yumebi.com/perm.html |
| *1 開館時間は変更することがあります。お越しの際は当館ウェブサイトをご確認ください。https://www.yumebi.com/ | |
八王子市夢美術館(八王子市)
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大正時代の日本を克明に伝える美術品です。旅を重ねて信じられない数の作品を世に送り出す作者と印刷をになう渡辺庄三郎氏。写実的な作品は朝鮮の金剛山にまで及ぶ。
コメントありがとうございます。隠れた絵師が結構いるのにびっくりです。
イメージの魔術師 エロール・ル・カイン展 最終日朝より来館者多く素晴らしい展示会でした。洋の東西を問わず繰り広げられるエロールさんの極め細かな感性と想像力にすっかり医療されてしまいます。
もっと多くの人に楽しんでもらいたい展示会でした。