W'UP!★3月29日~4月4日 Baku Takahashi solo exhibition “Reflection #2”/4月1日~4月24日 WOMEN DESIGN IN MODERN 伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペース

W'UP!★3月29日~4月4日 Baku Takahashi solo exhibition “Reflection #2”/4月1日~4月24日 WOMEN DESIGN IN MODERN 伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペース

 

2023年3月29日(水)~4月4日(火)
Baku Takahashi solo exhibition “Reflection #2”

 伊勢丹新宿店本館2階 ザ・ステージ#2にて、アーティスト・高橋漠氏の個展イベント「Baku Takahashi solo exhibition “Reflection #2”」を開催いたします。
 昨年9月に原宿で開催した個展でも話題となった”Reflection”シリーズを発展させて、本イベントに合わせて新たに立体作品であるガラス作品約30点が登場。作家自身の気持ちや感情といった実態のないものを立体物として具現化しているのが特徴。また、近年取り組んでいる貼り絵から着想を得て、新たな平面作品としてシルクスクリーンプリント作品を製作し、今回のイベントで初お披露目となります。
 ガラス作品の質感や色を、支持体(紙)のテクスチャーやインクの重なりとして平面に落とし込んだ新しい表現となっており、さまざまな作品をお楽しみいただける個展イベントとなります。
 今回の個展では作品だけでなく、ポスターやキーホルダーをはじめとするアーティストグッズ約7種類が登場し、身近にアート作品を感じていただけるラインナップのほか、ブランクボディにシルクスクリーンプリントを施しオリジナルの一着を作ることのできるワークショップも開催予定。ファッションフロアから、アート・インテリアなどライフスタイルでのご提案を目指して、今後もさまざまなイベントの開催を目指してまいります。

展開作品一例

カラフルなガラスのオブジェ
no.1 (2023) (W400 x H360 mm)
カラフルなガラスのオブジェ
no.2 (2023) (W250 x H280 mm)
カラフルなガラスのオブジェ
no.3 (2023) (W225 x H345 mm)
カラフルなガラスのオブジェ
no.4 (2023) (W135 x H160 mm)

※詳しくは店頭へおたずねください。

 会期中、ポスターやキーホルダーをはじめとするアーティストグッズや、<POP GOES ART>のちょっかん氏と<私物>の松林氏によるプリントユニット<SQUEEGEE>による、ブランクボディにシルクスクリーンプリントを施しオリジナルの一着を作ることのできるワークショップも開催予定。

アーティストポートレイト今回の個展へのコメント
 “Reflection”シリーズで表現しているのは私の心です。私自身、それをビジュアルとしてはっきりイメージできるわけではありませんが、ガラスパーツを何度も組み替え、一つのオブジェクトを構成するというプロセスを通して表現しようと試みています。
 そして今回は、ある種の私の憧れである「気楽さ、好き勝手さ」を表現により反映させたいと思っています。作品制作と日常が並行する日々の中で、自分が持っているはずの「気楽さ、好き勝手さ」を尊重するということは、同時に自覚している臆病な性格を隠さず受け入れることだと考えるようになりました。
 こういった「私の心の中で起きていること」や「こうありたい自分」を本シリーズでは作業工程や造形の中に投影しています。また、完成させることよりも、「一旦こういうことにしておこう」という感覚を大事にしながら制作しています。

アーティスト 高橋漠
 1986年福岡県生まれ。多摩美術大学でガラス工芸を学び、卒業後は高橋禎彦氏のアシスタント、あづみ野ガラス工房のスタッフを経て、2015年より福岡を拠点に活動を展開。ガラスを素材とする立体作品を発表しながら2016年よりガラスウェアブランド「TOUMEI」をガラス作家の和田朋子と共に主宰している。

Baku Takahashi solo exhibition “Reflection #2”
会 期 2023年3月29日(水)~4月4日(火)
会 場 伊勢丹新宿店 本館2階 ザ・ステージ#2(東京都新宿区新宿3-14-1)
アクセス 東京メトロ丸ノ内新宿三丁目駅徒歩1分、JR新宿駅徒歩5分
特設ページ https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/women/the_space/shopnews_list/shopnews028.htmlshinjuku.html
Instagram @isetan_3d_artproject

ワークショップ開催
開催日時 3月31日(金)・4月1日(土)各日11:00~14:00、15:00~18:00
開催場所 伊勢丹新宿店 本館2階 ザ・ステージ#2
お渡し時期 当日
参加方法 参加方法: Yahoo!パスマーケットによる予約制を予定。詳細はISETAN 3D ART PROJECT Instagramにてお知らせいたします。
※詳しくは店頭へおたずねください。

イラスト

※価格はすべて税込みです。
※イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。
※数に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。


木の椅子と机

2023年4月1日(土)~4月24日(月)
WOMEN DESIGN IN MODERN

 伊勢丹新宿店本館2階イセタン ザ・スペースにて、モダンデザインの世界における女性の貢献を称えて、デザインギャラリーの「Gallery CASA DE」「SNORK- MODERN AND CONTEMPORARY」「Objet d’ art」の協力のもと、「WOMEN DESIGN IN MODERN」を開催いたします。
 本イベントでは、戦後から女性解放運動の始まり、ポストモダニズム、ミニマリズム、そして世紀末へと、モダンデザインを形成してきた世界の女性デザイナー13名のビンテージの家具作品を伊勢丹新宿店独自にスタイリングし展示販売いたします。
 男女差別のあった時代に、純粋な美学や完璧な技量、卓越した品質を達成した女性による作品から、その時代の社会、改革、そしてアイデンティティの物語を読み解き、デザインと歴史の大きな文脈の中での彼女たちの位置づけを再確認することができる機会をご提案します。

ビンテージ作品 展開例

庭に4脚置かれた木の椅子の写真
Rush Chair from Meribel/Charlotte Perriand(W43×D43×H74cm)1956-58年頃

 シャルロット・ペリアンがいくつかのプロジェクトに携わっていたメリベルのチェア。日本の伝統的なデザインを感じる作品となっています。

長い木のベンチ
Low Bench with Drawer from Cité Cansado, Mauritania/ Charlotte Perriand(W260×D70×H36×SH24cm)1958年

 シャルロット・ペリアンによるベンチ。アフリカの鉱山町”Cansado” のプロジェクトのためにデザインされました。ペリアンが日本に来日された時に影響をうけてデザインされたものと感じ取れます。

シャルロット・ペリアン
 1937年にコルビジェのアトリエを離れた後、元同僚で坂倉準三の働きかけにより1940年日本の商工省(現・経済産業省)の招聘を受け、輸出工芸指導顧問として来日。工芸技術の視察のため、日本の文化や地域を見聞するための旅が始まり、7ヶ月の日本各地への旅で竹、漆、アルミニウムやテキスタイルを応用した新しいデザインを家具を生み出している。家具のデザイン領域で旧東京都庁都知事室(1957年)・墨会館(1957年)・旧草月会館(1958年)など設計した丹下健三との協働するなど、ペリアンが日本の建築家やデザイナー、引いては日本のモダニズムの発展に与えた影響は計り知れない。

赤い木のデッキチェアー
Garden Trolly 321 / Aino Marsio-Aalto(W173×D62×H70cm)1940-50年代頃

 アイノ・マルシオ・アアルトが1938 年にデザインしたガーデントロリー。マイレア邸(1937-39)のプロジェクトの期間にデザインされマイレア邸ガーデンラウンジにも設置されています。

木の事務机
Desk 501/ Aino Marsio-Aalto(W182×D845×H72cm)1930年代

 アイノ・アアルトが1932 年にデザインしたデスク。両面使えるデザインとなっており、スニラのパルプ工場の設計をした際にも近い型のモデルが収められています。初期に製造され幅182cm大型サイズは大変希少です。

アイノ・マルシオ・アアルト
 1894年フィンランド、ヘルシンキ生まれ。1920年の1月にヘルシンキ工科大学の建築学科を卒業したアイノ・マルシオは建築家としてのキャリアをスタート。社会貢献への思いの強かったアイノは労働者のための住宅、児童福祉施設や幼稚園などに関わる仕事にも熱心に取り組み、それらからは家事や育児の視点からの考察も垣間見れデザインを通じて女性の社会進出に大きく貢献した。

庭に置かれた木製の椅子
Brass Ball Chair/ Lina Bo Bardi(W59×D85×H82cm)リナ・ボ・バルディ 1960-70年代頃

 リナの自邸で6脚作られており、デザインは1951年で展示するものは1960年~1970年ごろにNasser家が所有していたものを展示します。1950年代以降も親戚や知り合いのために作っていたと言われています。1950年代のものと若干仕様が異なり、現在はETEL社が復刻しています。

木の椅子<br srcset=
" width="500" height="500" /> SESC Pompeia Stool, 1980s/ Lina Bo Bardi,Marcelo Ferraz,Marcelo Suzuki(W38×D50×H66cm) 1980年代

 サンパウロの文化施設「SESC Pompeia」の図書室のために作られた作品。デザインはLina Bo Bardi, Marcelo Ferraz, Marcelo Suzuki の共同によるもの。

リナ・ボ・バルディ
 イタリア・ローマ生まれ。ジオ・ポンティのもとでキャリアを積み、アートディーラーのピエトロ・マリア・バルディと結婚。サンパウロ美術館の立ち上げのため招致された夫と共にブラジルへ渡る。1951年サンパウロのムルンビに、最初の建築作品となる自邸「ガラスの家」を設計。家具デザイナーとしては、1949年に、ジャンカルロ・パランティとともに「スタジオ・ダルテ・パルマ」を設立。初めて家具デザインをしたのは1947年、サンパウロ美術館の講堂のための椅子で、これ以外にも、自身の設計した建築作品に合わせて家具も手がけた。ブラジルでは「外国人」であり「女性」でもあったため、難しい時代を過ごした同氏だが、多くの建築作品を残し建築とデザインの社会的・文化的な可能性の追求に人生を捧げた。

現行品 展開例

背もたれが小さい3足の椅子
Girafa Chair/ Lina Bo Bardi,Marcelo Ferraz,Marcelo Suzuki(W39×D43×H76×SH45cm)

 1986年、マルセロ・フェハス、マルセロ・スズキ、リナ・ボ・バルディは、カサ・ド・ベニンのレストランやグレゴリオ・デ・マトス劇場など、サルバドールでの一連のプロジェクトに取り組みこの椅子のデザインをしました。

簡易な白木の椅子
Frei Egídio Chair/ Lina Bo Bardi,Marcelo Ferraz,Marcelo Suzuki(W36×D49×H84×SH48cm)

 ブラジル・サルバドールのグレゴリオ・デ・マットス劇場のためにリナ・ボ・バルディ、マルセロ・フェラス、マルセロ・スズキの3人がデザインしたチェアです。フレイ・エジディオ・チェアは直訳すると「神父エジディオの椅子」という意味になります。

WOMEN DESIGN IN MODERN
会 期 2023年4月1日(土)~4月24日(月)
会 場 伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペース(東京都新宿区新宿3-14-1)
アクセス 東京メトロ丸ノ内新宿三丁目駅徒歩1分、JR新宿駅徒歩5分
特設ページ https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/women/the_space/shopnews_list/shopnews030.html
Instagram https://www.instagram.com/isetan_the_space/

住所東京都新宿区新宿3-14-1 本館6F
TEL03-3352-1111
WEBhttps://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/art/artgallery/shopnews_list/shopnews0215.html
営業時間*110:00 〜 20:00
休み*2展覧会による
ジャンル*3現代美術
アクセス*4丸ノ内線新宿三丁目駅より徒歩1分、都営新宿線新宿三丁目駅より徒歩3分、JR新宿駅東口より徒歩5分
取扱作家 
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術には、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

 

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