W'UP★2月20日~3月2日 フラワーアーティスト篠崎恵美「Gathering」 代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム(渋谷区猿楽町)

W'UP★2月20日~3月2日 フラワーアーティスト篠崎恵美「Gathering」 代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム(渋谷区猿楽町)
「IKEBANA」2025年 紙、ワイヤー、石 ©Junya Taguchi

 

フラワーアーティスト篠崎恵美「Gathering」
会 期 2025年2月20日(木)~3月2日(日)※作家在廊日 2月20日(木)
開場時間 12:00~19:00(初日12:00~17:00 、最終日11:00~17:00)
入場料 無料
会 場 代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟 1F)
主 催 一般社団法人オンザヒル
写 真 田口純也
お問い合わせ info@galleryonthehill.com
URL www.galleryonthehill.com
※ 入場は予約制ではございませんが、混雑する場合は整理券にて入場制限を行う可能性があります。
作家在廊日 2月20日(火)

 永遠に咲き続ける花として創作された紙の花約300点を展示する本展は、篠崎にとって国内最大規模の展覧会です。また、本展を記念した紙の花のブックレットも展示販売いたします。

独自の感性で花が秘める創造性を引き出すフラワーアーティスト篠崎恵美
 篠崎は栃木県宇都宮市生まれ。幼少期から花を愛でる母親のもと、四季の彩りが暮らしに寄り添う家庭で育ちました。 学生時代は東京の服飾専門学校でファッションデザインを専攻。ファッションを学ぶ中で、トレンドが生まれては消えていくサイクルの速さに驚きつつも、ものが持つ本質や永続性について思いを巡らせるようになります。そんなある日、ふと立ち寄った花屋で、花は枯れても土に還るという着想を得て、自然のサイクルと調和した表現を模索したいという思いに至りました。
 その後、花屋での下積みを経て、2009年に「花を棄てずに未来に繋げる」を理念に掲げるクリエイティブスタジオ「edenworks」 を設立し、フローリストとして独立。当初は店舗や在庫を持たない花屋としてクライアントワークを中心に手掛け、2015年には花の可能性を広げることをコンセプトにした週末限定の花屋「edenworks bedroom」をオープンしました。独自の感性で花が秘める創造性を引き出し、店舗装飾、雑誌、広告といった幅広い分野で才能を発揮しています。

永遠に咲き続ける「紙の花
 2017年からは、紙の花を創作するフラワーアーティストとして国内外で作品を発表しています。アートピースとして生み出された紙の花は、「花や植物の生と死、刹那的なものと永遠なものの間の深遠な領域」を探求する篠崎の作風を体現したシグネチャーです。
 篠崎がフリーハンドで描いた花の形を、日本原産の紙素材で立体的に造形し、山谷石や火山岩など世界各国から選び抜いた天然石を土台として組み合わせて制作しています。また、花と土台とを繋ぐワイヤーで作られた茎は、儚さとダイナミックさを感じさせる曲線を描き、光を求めて成長する植物の生命力を表しているようです。紙で表現する花の色や形は、篠崎が花と共に過ごしてきた過去のシーンがインスピレーションになっています。 夜から朝に変わる光を浴びた芍薬の花、暗闇で見た百合の花、旅先で見かけた異国の花など、篠崎の過去の花の記憶が永遠に咲き続ける花として昇華されています。

本展の見どころ
 本展覧会ではタイトルを「Gathering」とし、約300点の紙の花を展示いたします。四季折々の彩りを映した約100種類の花が賑やかに咲き誇り、会場全体をカラフルな花畑へと一変させ、訪れる人々の心を優しく包み込みます。 春に咲くポピーや冬に咲くクリスマスローズなど、自然界では共に咲くことのない花々が集う紙の花のガーデン。この非現実的な世界観は、多様な個性と群像美としての調和を浮かび上がらせ、鑑賞者に新たな花の魅力を発見させることでしょう。季節を超えて色鮮やに咲く紙の花の優美さをどうぞお楽しみください。

 「Gathering」
 集まりはやがて、分離する。それは個であるから、それぞれを生きる。
 Gatherings inevitably dissolve, as they are formed by individuals.

 人は生まれてからずっと、何かに属して生きています。
 家族、学校、職場、友達、社会。
 でも忘れたくないのは、"ひとりひとり"であること。
 それは、花のガーデンが教えてくれました。
  篠崎恵美

篠崎 恵美  フラワーアーティスト
 独自の感性で花の可能性を引き出し、花のロスを最大限に無くすデザイン、クリエイションをする。
 2009年に、「花を棄てずに未来に繋げる」を理念に掲げるクリエイティブスタジオ「edenworks」を設立。
 アーティストとフローリストの中間に立ち、紙やさまざまな素材を使って枯れない花を造形するアプローチと、自然サイクルの儚さと尊さをオマージュした創作をするいう対照的な2つをテーマにしている。
 花や植物の生と死、刹那的なものと永遠なものの間の深遠な領域を探求する象徴的な表現方法を特徴とし、国内外で活動している。
https://edenworks.jp/
https://www.instagram.com/megumishinozaki/

ポートレイト

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