W’UP！★5月22日～6月3日　ねずみくんのチョッキ展なかえよしを・上野紀子想像力のおくりもの　松屋銀座8階イベントスクエア（中央区銀座）

2024年5月22日（水）～6月3日（月）
ねずみくんのチョッキ展
なかえよしを・上野紀子想像力のおくりもの

　1974年、赤いチョッキを着たちいさな主人公、ねずみくんが登場する絵本『ねずみくんのチョッキ』が刊行されました。作家・なかえよしを、画家・上野紀子夫妻の共同作業によって生まれた絵本は、鉛筆で描かれたモノクロの絵と最小限の文章、余白を生かした美しい構図で注目を集めます。
　それから50年。シリーズは巻を重ね、2024年現在40冊、累計490万部を超える人気シリーズに。からだはちいさくても優しい心を持つねずみくんは、みんなの心によりそう友だちとして、世代を超えて愛されています。

　本展では、最新作を含むシリーズ全作品が集結し、原画やスケッチなど約200点を展示。さらに、なかえさんが構想し上野さんが描き出したシュルレアリスムの油絵「少女チコ」シリーズの作品や、ふたりの絵本づくりの原点『ペラペラの世界』の原画も展示し、夫妻が追求しつづけてきた「想像すること」への長年の取り組みをご紹介します。なかえよしを・上野紀子が二人三脚でつくりだした豊かで温かな世界を、ぜひお楽しみください！

親子3世代で楽しめる展覧会
　ねずみくんの原画の展示や、立体、半立体パネルによるフォトスポットも盛りだくさん。
自分でつくる絵本や表紙のコラージュ体験、ねずみくんへお手紙を書こうなど、参加型の展示もたっぷり。ご家族みんなでお楽しみいただける展覧会です。

絵本原画、ラフスケッチなど200点が一堂に！
　シリーズ最新作を含む絵本原画、スケッチなど約200点を展示。上野さんが絵を手掛けたシュルレアリスムの油絵「少女チコ」シリーズの作品なども展示し、上野さんの絵の世界を紹介します。

作者なかえよしをさん・上野紀子さんプロフィール
なかえよしを（中江嘉男）
1940年兵庫県生まれ。日本大学芸術学部美術学卒業後、広告会社のデザイナーを経て絵本作家に。
上野紀子
1940年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部美術学卒業後、イラストレーターを経て、絵本作家に。2019年2月逝去。
ふたりは大学時代に出会い、1966年に結婚。
1973年、アメリカのハーパー・アンド・ロー社から『ELEPHANT BUTTONS』を出版。
1974 年、『ねずみくんのチョッキ』をポプラ社から刊行し、1975年、同作品で第6回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。
現在も「ねずみくんの絵本」シリーズの刊行が続いている。『いたずらララちゃん』で第10回絵本にっぽん賞受賞。
2005年、それまでの業績により巌谷小波文芸賞を受賞。2020年、なかえよしをが日本児童文芸家協会選定の児童文
化功労賞を受賞。ふたりが共作した作品は、200冊以上にのぼる。

会　期　2024年5月22日（水）〜6月3日（月）
時　間　11：00〜20：00
5月26日（日）、6月2日（日）は19：30。最終日は17：00閉場。入場は閉場30分前まで
会　場　松屋銀座8階イベントスクエア
入場料
　一般1,800円（1,500円）、中高生1,300円（1,000円）、小学生800円（500円）
　グッズ付一般2,400円（2,100円）、グッズ付中高生1,900円（1,600円）
　グッズ付小学生1,400円（1,100円）
チケット購入　https://www.asoview.com/channel/tickets/WYnlJSQnSF/
※未就学児は無料。
※（）内は前売料金。前売券はアソビューにて5月21日（火）まで販売。5月22日以降は当日料金
※混雑時は、お待たせする場合や、整理券を配布する可能性がございます。
50周年展覧会サイト　https://www.poplar.co.jp/pr/nezumikun50th/exhibition/
50周年サイト　https://www.poplar.co.jp/pr/nezumikun50th/