W'UP!★5月17日~6月5日 リサ・ラーソン展 知られざる創作の世界 ― クラシックな名作とともに 松屋銀座8階イベントスクエア

立っているネコ/小さな動物園シリーズ 1956 - 1978年
2023年5月17日(水)~6月5日(月)
リサ・ラーソン展
知られざる創作の世界 ― クラシックな名作とともに
2014年以来、国内4回目となる「リサ・ラーソン展」を上記の会期・会場で開催いたします。
本展ではリサ・ラーソンの代名詞とも言われる、可愛らしい動物や静謐な人物像の陶芸作品に加えて、これまでに日本では紹介されなかった珍しい一点ものの作品のほか、ガラスやブロンズなどの異素材の作品、スケッチ画、そして旧い出版物に記されている活動の記録など約250点を通じて、リサ・ラーソンの創造の全貌をご紹介いたします。
見どころ
「既に知られている」リサ・ラーソンと、「まだ知られていない」リサ・ラーソンを紹介
この十数年の間に広く紹介され、日本でもすっかりお馴染みとなった作品とともに、少数のコレクターズアイテムや私たちが目にする機会のなかった希少な作品が一堂に揃います。

本モデルは1968年から製造。 本作品は1968 - 1980年頃に製造


「既に知られているリサ・ラーソン」では・・・・
お馴染みの愛すべき動物や子どもたちの彫像、勤務していたグスタフスベリ社で制作された様々な陶芸作品を展示。人物を造形したり、表面に模様を描いたりするなど、大量生産品の素材として粘土を駆使するリサ・ラーソンの卓越した技量をご紹介します。

「まだ知られていないリサ・ラーソン」では・・・・
グスタフスベリ社やリサ・ラーソン個人の工房で制作した一点ものの作品を紹介。これらの彫像、陶板、器の多くは展覧会や出版物に登場することのなかったレアで希少な作品群です。この他、ガラスやブロンズなどの異素材の作品や、リサ・ラーソンが学生時代に制作した陶芸作品、当時の写真や出版物などの資料も展示します。



「リサとグンナル — 芸術家同士の語らい」~互いに影響し合った夫妻の作品を展示
リサはモダニズムの画家であり版画家の夫のグンナル・ラーソン(1925-2020)から大きな影響を受けました。グンナルの作品群によって、70年余りにわたって築かれた二人のアーティストの互いに呼応し合う関係や、信頼に満ちた対話を感じ取ることができます。本展は、リサ・ラーソン本人の全面的な協力のもと、長男マティアス・ラーソンとリアン・デザイン・ミュージアム館長のルーヴェ・イョンソンがキュレーションを担当。往年のリサ・ラーソンファンのみならず、より多くの方々に彼女の魅力をご堪能いただける展覧会です。

2000年
リサ・ラーソン展 知られざる創作の世界 ― クラシックな名作ととも
Lisa Larson:Seen and Unseen
会 期 2023年5月17日(水)~6月5日(月)
※会期中無休
会 場 松屋銀座8階イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-1)
開場時間 10:00〜20:00 ※日曜日は19:30まで
※最終日は17:00
※入場は閉場の30分前まで
入場料 一般・大学生1500円(1200円)、高校生・中学生700円(500円)、小学生300円(200円)、ペア券(一般・大学生の方2名が入場できます)2,500円(2,000円)
※未就学児無料*すべて税込
※()は前売り料金
※前売券はアソビュー!、ローソンチケットにて4月21日から5月16日まで販売予定
主 催 松屋銀座
特別協力 リサ・ラーソン・デザインAB、リアン・デザイン・ミュージアム
後 援 スウェーデン大使館
協 力 フィンエアー、フィンエアーカーゴ
企 画 アートインプレッション、松屋
企画協力 トンカチ
読者・視聴者からのお問合せ先 03-3567-1211(松屋銀座大代表)
リサ・ラーソン年表
1931年 スウェーデン南部のスモーランド地方、ハールンダに生まれる。
1949年 ヨーテボリのスロイドフォレーニング校(現HDKヨーテボリデザイン工芸大学)入学。 陶芸の道に進む。
1952年 アートスクールの催しで出会った若手陶芸家グンナル・ラーソンと結婚。
1954年 ヘルシンキのデザインコンペティションに出品した花器がスティグ・リンドベリの目にとまり、グスタフスベリ社に入社。
1955年 小さな動物園シリーズが誕生、翌年商品化。
1958年 大きな動物園シリーズ、ABC少女シリーズを商品化。
1961年 ラーソン家の子どもたちシリーズを商品化。
1962年 スウェーデンの老舗デパート NK にて初の個展開催。マチルダシリーズを商品化。
1965年 アフリカシリーズ、見世物小屋シリーズを商品化。
1966年 スウェーデン貿易協議会の招待でNYに赴き、カリフォルニア大学教授であった彫刻家ピ ーター・ヴォーコスの特別学生として陶芸制作をする。
1969年 社会討論シリーズ、丸形シリーズを商品化。
1970年 スウェーデンのデザイナー代表団として大阪万国博覧会を訪れる。濱田庄司をはじめ多くの日本人陶芸家と出会う。
1974年 ユニセフのチャリティープロジェクトのために、世界の子どもたちシリーズを商品化。
1980年 グスタフスベリ社を退職。フリーデザイナーとして活動を始める。
1981年 ドイツのローゼンタールとデザイナー契約をし、国内外の企業の作品にも携わる。東京の西武百貨店にて日本初のリサ・ラーソン展が開催される。
1992年 ケラミークステューディオン社を設立。
2003年 ケラミークステューディオン社を退き、自身のアトリエで活動を続ける。
2005年 リサ・ラーソンの仕事を網羅した本がスウェーデンで発行され新聞や雑誌で話題となる。
2009年 リサ・ラーソンの作品と人生についての本「作ることは生きること-Lisa LARSON」が日本語で発行される。
2010年 グスタフスベリ陶磁器博物館で、「リサ・ラーソンの作陶60年」回顧展が開催される。
2014年 「リサ・ラーソン展」(~2015)。松屋銀座、阪急うめだギャラリー他、日本国内7会場にて開催。延べ21万人以上の来場者数となる。
2016年 スウェーデン、ロェースカ美術工芸博物館にて大回顧展が開催される。
2017年 ロェースカ美術工芸博物館にて開催した大回顧展をベースとした「リサ・ラーソン展 北欧を愛するすべての人へ」開催(~2019)。 松屋銀座、札幌芸術の森美術館他、日本国内8会場を巡回。
2020年「リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅」(~2021)。松屋銀座、滋賀陶芸の森陶芸館他、日本国内8会場にて開催。
2022年 スウェーデンの芸術文化に貢献したことが評価され、スウェーデン政府よりイリス・クオルム金賞を受賞。
W'UP! ★5月24日~5月29日 100年の時を越えて 展覧会 金子みすゞの詩(うた) 松屋銀座 8階イベントスクエア
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