W'UP!★5月2日~5月25日 篠田英美 写真展 銀河は高く歌う/5⽉31⽇~6⽉29⽇ 加納満 写真展 Personal Signals ギャラリー冬青(中野区中央)

W'UP!★5月2日~5月25日 篠田英美 写真展 銀河は高く歌う/5⽉31⽇~6⽉29⽇ 加納満 写真展 Personal Signals ギャラリー冬青(中野区中央)

2024年5月2日(木)~5月25日(土)
篠田英美 写真展 銀河は高く歌う

作家の言葉
 写真を撮る時、いつも思うのは、私が見ている情景をみんなにも見せたいということ。
 人を撮る時は、撮られている本人でさえ気付いていないであろう魅力を、また、景色を撮る時は、
 この一瞬の光が見せてくれる奇跡の輝きを。どちらにせよ、今この時は二度とは訪れません。
 思った通りに撮れた時より、こんなのが撮れちゃったという時に写真は面白いと感じます。
 今回の展示作品のメインとなる「光が流れる写真」も、驚きの産物のひとつです。
 ある時フィルムに映ったものは、いつも感じている、地球に乗って宇宙を旅している感覚でした。
 その感覚を培ったのは、8歳から暮らしたメキシコの日々。あの頃、家族でよく車で旅をしました。
 父が運転し、母が助手席、三人姉妹で後部座席に座っていると、全く知らない土地でも何も怖く
 ありませんでした。車がそのまま宇宙船になって、空の彼方に飛んで行っても平気だとまで思っ
 ていました。
 なんて言いつつ、ただ単に、モノともヒトとも別れ下手という、未練がましい生き方が、去り難く
 光が帯を引く写真を撮らせるのかも知れません。
 ともあれ、私にとっては宝石のような世界をお楽しみいただけたら幸せです。
  篠田英美

会 期 2024年5月2日(木)~5月25日(土)
時 間 11:00~19:00
休廊日 日曜・月曜・祝日 ※5月4日(祝・土)はOPEN
会期中のイベント
※参加費各1000円 ご予約はギャラリー冬青まで
TALK:10日(金)19:00-20:30 石飛徳樹(朝日新聞編集委員)×深田晃司(映画監督)×篠田英美
TALK:17日(金)19:00-20:30 瀬戸正人(写真家)×篠田英美
LIVE:25日(土)17:00-18:00 弾き語りライブ「銀河の宴」by太陽バンド

篠田英美 Hidemi SHINODA
 埼玉県大宮市出身。8歳から11歳までメキシコ、16歳から19歳までアメリカに在住。慶應義塾大学文学部文学科英米文学専攻卒業。在学中、カメラクラブに所属。卒業後、(株)第一勧業銀行入行。2000年からフリーフォトグラファー。現在、主に、朝日新聞社、時事通信社などで文化人ポートレート撮影を担当。時事通信社配信の「ミニ評」(ノンフィクションジャンル)執筆(2016 年〜2022 年)。全国の個人調剤薬局が加盟する ClassA グループ季刊広報誌「Field」内のお店紹介インタビュー記事「Shop Watch」連載中(2019年〜)。作家ホームページ https://www.1de3.net
展示会歴
2005年 12月 千駄木 GALLERY IMAGO にて「コスモナフト」展
2008年 12月 南青山 ICHYS GALLERY にて
写真と絵画の四人展「ただいまを生きております」
2010年 9月 新宿 PlaceM にて「SUGAR SWEETS & HONEY SYRUP」展
2010年 10-12月 大宮グランドミッドタワーズ大宮、けやきギャラリーにて
「ふるさと埼玉の四季」展
2010年 12月 下北沢 Garden、タバコノケムリ vol.13 にて「タバコジュースポスター」展
2012年 7-8月 原宿 Lapnet(LAFORET アートスペース)にて「ミールー・ミール」展
2013年 1月 新宿 PlaceM にて「光のこと」展
2014年 1-2月 新宿 PlaceM にて「光のいろ」展
2015年 10-11月 銀座ギャラリー林にて
額縁作家の石井晴子さんとの二人展「額縁とポートレート」
2020年 12月 新宿ヒルトンホテル Hiltopia ARTSQUARE にて四人展「escape」
2022年 10-11月 新宿ゴールデン街 nagune にて「浴女」展
2023年 4月 Reminders Photography Stronghold 京都分室パプロルにて
「PHOTOBOOK AS OBJECT」展(Kyotographie、KG +参加)

住所東京都中野区中央5-18-20
TEL03-3380-7123
WEBhttp://www.tosei-sha.jp/
営業時間*111:00 ~ 19:00
休み*2日、月、祝
ジャンル*3写真
アクセス*4丸の内線中野駅一番出口より徒歩5分
取扱作家http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/ARTISTS/j_artists.html
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

ギャラリー冬青(中野区中央)

電柱上部のモノクロ写真

2024年5⽉31⽇(⾦)~6⽉29⽇(⼟)
加納満 写真展
Personal Signals

作家の⾔葉
 全ての線を切られて電流を流すことのなくなった電柱。紛れもなく電柱であったものを⾒続けることで、それが何かを発しようとするアンテナのように⾒えはじめた。
 「写真を撮る」ということは、まず視覚への刺激があり、そこから撮りたいという欲求が⽣まれ、撮るという⾏為に繋がるのが⼀般的だ。
 しかしカメラという機械に依存するその宿命から、例え意図や欲求が希薄であっても撮れてしまう偶然性を内包し、また撮影者の思考がまとまる前に記録されてしまう場合があることも知られたところだ。
 それ故、撮影の場では認識できなかったことが後々存在感を増したり、違った意味を持って迫ってきたりということもある。
 撮るにしろ⾒せるにしろ表⾯だけで存在することが写真の本質でありその奥底などない。だが、ごく稀に、⾒続けることで増していくなにかしらの意識が、その写真からの静かな主張ではないかと感じると⾔えば、私と写真との関係性が少し⾒えてくるだろうか。
 今回は、それら私に向けてなにかを伝えてきた写真を「personal signals」としてまとめて
みた。
 加納満

加納満 写真展
Personal Signals
会 期 2024年5⽉31⽇(⾦)~6⽉29⽇(⼟)
時 間 11:00~19:00
休廊日 ⽇曜·⽉曜·祝⽇
⼊場無料
※トークショー 6⽉8⽇(⼟)14:00~15:00
※クロージングパーティ 6⽉29⽇(⼟)18:00~20:00

加納満 Mitsuru KANO
 岡⼭市⽣まれ。天晶雅彦⽒、奥宮誠次⽒に師事。1985年雑誌媒体の撮影を主として独⽴し、後に広告撮影へと移⾏。近年はアナログプロセスでの作品制作を中⼼に活動している。特に魅⼒を感じている国・イタリアには1991年から今まで30回ほど訪れており、そこで撮影した写真作品を精⼒的に発表している。

情報掲載について

当サイトへの掲載は一切無料です。こちらからご登録できます。https://tokyo-live-exhibits.com/about_information_post/

コメント

*
*
* (公開されません)