W'UP★12月27日~3月1日 密やかな美 小村雪岱のすべて あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区)

密やかな美 小村雪岱のすべて
会 期 2025年12月27日(土)~2026年3月1日(日)
前期 2025年12月27日(土)~2026年2月1日(日)
後期 2026年2月3日(火)~3月1日(日)
会 場 あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)
開館時間 火~金 10:00~20:00 月・土・日・祝 10:00~18:00
※入館は閉館30分前まで
休館日 12月31日(水)、1月1日(木)、2月2日(月)
※会期中、展示替えがあります
入館料 一般 1,800円(1,600円)/大高生 1,400円(1,200円)/中小生 500円(300円)
※( )内は前売りおよび15名様以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方は、美術館チケットカウンターで購入されたご本人と付き添いの方1名様まで当日料金の半額
ホームページ https://www.aham.jp/
小村雪岱(1887~1940)は、大正から昭和初期にかけて活躍した美術家です。日本画や書籍の装幀、挿絵や映画の美術考証、舞台装置に至るまでを幅広く手がけ、情趣溢れる端麗な画風から「昭和の春信」と称されました。本展では、雪岱の代表作を網羅しつつ、彼の画業を「人」とのつながりから再考します。
- 【前期展示】《青柳》大正13(1924)年頃 絹本着色 埼玉県立近代美術館蔵
- 【後期展示】《雪の朝》大正13(1924)年頃 絹本着色 埼玉県立近代美術館蔵
- 【前期展示】《おせん》昭和16(1941)年頃 ※没後の刷り 木版、紙 埼玉県立近代美術館蔵
- 【前期展示】《春告鳥》昭和7(1932)年 絹本着色 個人蔵(埼玉県立近代美術館寄託)
- 【後期展示】《邦枝完二「お傳地獄」挿絵原画》昭和10(1935)年 墨、紙 埼玉県立近代美術館蔵
- 【後期展示】泉鏡花『日本橋』 装幀:小村雪岱 大正3(1914)年 千章館 (有)田中屋蔵
- 【前期展示】《春告鳥》昭和7(1932)年 絹本着色 個人蔵(埼玉県立近代美術館寄託)
- 【通期展示】《河庄》昭和10(1935)年頃 絹本着色 福富太郎コレクション資料室蔵
- 【後期展示】《赤とんぼ》昭和12(1937)年頃 絹本着色 清水三年坂美術館蔵
見どころ
Ⅰ 大阪初!代表作を網羅した過去最大規模の展覧会
装幀、挿絵、日本画、舞台美術など多岐にわたるジャンルで活躍した雪岱の作品を、過去最大の規模で展示します。前期・後期で大幅な入れ替えを行い、会期中をとおしておよそ600点の作品や資料が会場に並びます。
Ⅱ 日本画家としての再評価
美術学校で学び、模写の仕事をとおして古画の優品と出会えた経験は、「迷いのない線描」「俯瞰の構図」「美しい色づかい」など、雪岱のスタイルの核心となりました。本展では、初期から晩年までの肉筆作品を一堂に展示し、装幀や挿絵の陰に隠れがちだった日本画家としての雪岱の魅力に光をあてます。
Ⅲ 息を呑む美しさ…雪岱が手掛けた装幀の仕事
1914年、雪岱は泉鏡花作『日本橋』で装幀家デビューを果たします。以降も鏡花本を中心に200冊を超える装幀本を世に送り出しました。本展では、初期から晩年まで雪岱が手掛けた美しい装幀本の数々を一堂に展開します。
Ⅳ 大衆の熱い支持を得た挿絵の仕事、粋と艶の美学
生涯手掛けた新聞や雑誌の挿絵は6000を超すと言われます。本展では代表作から、最後の仕事となった『西郷隆盛』に至るまで、新聞や雑誌に掲載された挿絵の原画や下絵の数々を一堂に展示します。
関連イベント
ハルカス大学連携 記念講演会「小村雪岱の画業-雪岱をめぐる人々から」
講師 西山純子氏(千葉市美術館 学芸課長)
日時 1月17日(土)13:30~15:00(13:00開場・受付開始)
会場 あべのハルカス23階 ハルカス大学セミナールーム
定員 70名(事前申込制、先着順)
申込期間 11月18日(火)10:00~定員に達し次第終了
申込方法 ハルカス大学WEBサイト https://harudai.jp/
※聴講は無料ですが、本展観覧券(半券可)が必要です。
※お申し込みは、お電話(06-6622-4815)、ハルカス大学受付(あべのハルカス23階キャンパスフロア)でも承ります。
その他
着物割引のご案内
会期中、着物でご来館された方は、当日券を200円引きでご購入いただけます。チケットカウンターにてお申し出ください。
※他の割引との併用はできません。
主 催 あべのハルカス美術館、毎日新聞社、MBSテレビ
協 賛 DNP大日本印刷
特別協力 川越市立美術館
無料ご招待券プレゼント!
美術館様のご好意により、入館ご招待券を2名様(各2枚)に抽選でプレゼントいたします。締切は、2026年1月4日(日)まで。
ご希望の方は、申込ワード「代表作を網羅した過去最大規模の展覧会」を記載のうえ、美術館・会場名、展覧会名、氏名(ふりがな)、〒、住所、ご連絡先をこちら(tokyoliveexhibits@gmail.com)でご応募ください。
チケット発送にて発表にかえさせていただきます。(※初めてご応募の方、お近くにお住まいの方を優先させていただきます。応募多数の場合は抽選とさせていただきます)また本サイトへのご感想・ご要望なども書き添えていただけたら、サイト継続の励みになります!












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