W'UP ★7月11日~9月23日 ガレの陶芸II 奇想と幻想の造形世界 茨城県陶芸美術館(茨城県笠間市)

ガレの陶芸II 奇想と幻想の造形世界
会 期 2026年7月11日(土)~9月23日(水・祝)
会 場 茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室(茨城県笠間市笠間2345)
開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(ただし7月20日、9月21日は開館)、7月21日(火)
入館料 一般 950円(770円)、満70歳以上 470円(380円)、高校生等 710円(590円)、小中学生 360円(290円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※土曜日は高校生以下入館無料(7月11日、18日、8月29日、9月5日、12日、19日)。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳または指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方および付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。
※満70歳以上の方入館無料日:9月15日(火)~9月21日(月・祝)
ホームページ https://www.togei-museum.pref.ibaraki.jp/
19世紀後半のフランスで活躍したエミール・ガレ(1846-1904)は、ガラス、陶芸、木工家具を製造・販売するガレ商会を率いて、自社の作品を万国博覧会等で発表し、世界的に高い評価を受けました。実業家でもあり芸術家でもあるガレは、アール・ヌーヴォーを牽引した代表的な人物です。本展はガレの業績の中でも陶芸作品に焦点をあて、約120点の作品からその展開と魅力を紹介する展覧会です。
茨城県陶芸美術館では2020年に「ガレの陶芸展」を開催しています。今回はすべて前回とは異なる作品を紹介する第二弾です。ガレ商会のロングセラーだった「猫形置物」や、『北斎漫画』を引用した作品、万国博覧会出品作など、貴重な作品も見どころです。
アートとしての陶芸を追求したガレ
ガレは高級陶器やガラスを扱う実業家としてキャリアをスタートし、次第に作品に独創的で幻想的な世界観や思想を込めることで、芸術としての陶芸やガラスを追求しました。19世紀末のフランスでは、産業製品に芸術性を求める動きが高まっており、ガレはそれを達成した第一人者として高い評価を受けたのです。
日本美術や植物、昆虫をモチーフにした、独創的でユニークな作品
ガレの作品には、日本美術に由来する絵柄、外来の植物、昆虫やカエルの姿など、多彩なモチーフが登場します。モチーフの選択や、それらの意表をつく組み合わせ、独創的な作品の絵柄やフォルムなど、陶芸作品ならではの幻想的でユニークな表現が見どころです。
本展では、ガレの陶芸における芸術表現の軌跡を、初期の作品から円熟期である1880年代後半の作品までを通して紹介します。
- エミール・ガレ 置物 猫形 1860年代 個人蔵
- エミール・ガレ 蓋付ピッチャー オウム形 1874年 個人蔵
- ガレ=レーヌメール 置物 ブルドック形 1860年代 個人蔵
- エミール・ガレ 蓋物 虫形 1889年頃 個人蔵
- エミール・ガレ 鉢 蜻蛉文 1889年 個人蔵
- エミール・ガレ 花器 フランス菊形 1880-85年 個人蔵
- エミール・ガレ 小物入れ 怪獣形 1878-80年頃 個人蔵
- エミール・ガレ 聖水盤 ロレーヌ十字形 1876年頃 個人蔵
- エミール・ガレ 花器 海文 1889年 個人蔵
※年号はデザイン年
関連イベント
クロストーク 「ナンシーとその近郊、ガレの陶芸制作の現場から」
ガレ研究の専門家である山根郁信氏と担当学芸員が、ガレの活動拠点ナンシーやその近郊の豊富な写真を交えながら、ガレの陶芸制作の背景を紹介します。
講師 山根郁信氏(美術史家)
聞き手 名村実和子(茨城県陶芸美術館主任学芸員)
日時 9月20日(日)13:30~15:00
会場 茨城県陶芸美術館1階多目的ホール
参加費 無料(要企画展観覧券)
定員 90名(予約優先)
予約 美術館ホームページから申込
予約期間 2026年7月1日(水)9:30~9月19日(土)17:00まで
備考 9月20日(日)は満70歳以上入館無料
他にも展覧会と併せて美術館を楽しめる企画や、夏休みの子どもたちが体験できるコーナー、美術館のある笠間市を楽しめるスタンプラリーなど、多くのイベントを開催します。詳しくは茨城県陶芸美術館のホームページをご確認ください。
茨城県陶芸美術館
散歩やピクニックができる笠間芸術の森公園内にある美術館。陶芸を中心に、ガラスや染織など工芸全般をテーマとして扱い、国内および海外の様々な作品を紹介する企画展を開催しています。また、常設展では、近現代陶芸の名品を紹介しているほか、館内のロビーや吹き抜けなどに設置された現代の陶芸作家の巨大なオブジェ作品を鑑賞できます。













コメント