野村正治郎とジャポニスムの時代―着物を世界に広げた人物
会　期　2025年10月28日（火）～12月21日（日）
会　場　国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B（千葉県佐倉市城内町117）
開館時間　9：30～16：30（入館は16：00まで）
休館日　月曜日（月曜日が休日にあたる場合は開館し、翌平日休館）
入場料　一般1000円（800円）／大学生500円（400円）
ホームページ https://www.rekihaku.ac.jp
お問合せ　ハローダイヤル：050-5541-8600

　本展示は、国立歴史民俗博物館を代表する収蔵品の一つである「野村正治郎衣裳コレクション」を通して、野村正治郎（1880－1943）の人物像を紹介するものです。野村正治郎は、京都の美術商として活躍し、着物を中心に近世日本の染織品を収集しました。美術商として西洋人を相手にした正治郎の販売戦略とそのコレクションは、国内外に着物の美と重要性を発信する役割を果たしました。

見どころ
　総展示数140点の中には重文3点を含む約30点の着物資料が展示されます。また、約100年ぶりに公開される「淀川風景模様振袖」や「女郎花模様振袖」といった貴重な着物も見逃せません。さらに、ジャポニスムを発信側の視点から捉えた新機軸の展示構成も特徴です。

関連イベント
歴博講演会
第 464 回「とある着物コレクターの生涯―野村正治郎の足跡」
2025年 11月8日（土） 13:00～15:00 歴博講堂
講師：澤田 和人
オリジナル着物カードを作ろう！
2025年12月6日（土） 13:30～ ※材料がなくなり次第終了　歴博ガイダンスルーム
指導：共立女子大学家政学部被服学科被服平面造形研究室
ギャラリートーク
※関連する催し物についての詳細は、国立歴史民俗博物館公式サイトをご覧ください。

同時開催として、関連展示　第3展示室特集展示　「野村正治郎の後継者―賤男の活動」が2025年10月28日（火）～12月21日（日）に開催されます。こちらは入場料が一般600円（350円）／大学生250円（200円）です。※（　）は20名以上の団体料金です。