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W'UP★12月13日~3月8日 拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ 大阪中之島美術館(大阪市北区)

W'UP★12月13日~3月8日 拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ 大阪中之島美術館(大阪市北区)

拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ
会 期 2025年12月13日(土)~2026年3月8日(日)
 前期 12月13日(土)〜1月25日(日)
 後期 1月27日(火)〜3月8日(日)
会 場 大阪中之島美術館 4階展示室(大阪府大阪市北区中之島4丁目3-1)
開場時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日 月曜日、12月30日(火)、12月31日(水)、1月1日(木・祝)、1月13日(火)、2月24日(火)
※1月12日(月・祝)、2月23日(月・祝)は開館
入館料 一般 1800円(団体 1600円)、高大生 1500円(団体 1300円)、小中生 500円(団体 300円)
ホームページ https://nakka-art.jp/exhibition-post/surrealism-2025/
お問合せ 大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285 受付時間 8:00~21:00(年中無休)

 1924年にアンドレ・ブルトンが定義づけた動向であるシュルレアリスム(超現実主義)は、無意識や夢に着目した、フロイトの精神分析学に影響を受けて発生しました。当初は文学における傾向として起こったものですが、徐々にその影響は拡大し、オブジェや絵画、写真・映像といった視覚芸術をはじめ、広告やファッション、インテリアへと幅広い展開をみせました。
 ブルトンの定義によれば、シュルレアリスムとは「これまで無視されてきたような種々の連想における高次のリアリティと、夢の全能性への信頼に基づく」ものだといいます。幻想的雰囲気、日常的事物を覆う不穏な空気、オートマティスムによる表現など、シュルレアリスムにおける表現の形態に一定の傾向を見出すことも可能ですが、シュルレアリスムとは表現の様式をいうものではなく、前述の「高次のリアリティと、夢の全能性」への信頼に基づいた、あらゆる創造行為をさすものでしょう。 こうした独自の世界観に裏打ちされたシュルレアリスムは、芸術的革命をもたらしましたが、共産主義やアナーキズムなど、政治的要素をも内包するものでした。その一方で、広告やファッション、インテリアなど日常に密接した場面にも拡がりをみせ、社会に対して政治、日常の両面からアプローチしたといえます。
 シュルレアリスムが芸術のみならず社会全体に影響をもたらしたことは、今日においてもなお特筆に値するものと考えます。シュルレアリスムの発生から約100年を経た今、本展覧会は日本国内に所蔵されている多様なジャンルの優品を一堂に会し、シュルレアリスムの本質に迫ろうというものです。圧倒的存在感をもって視覚芸術、ひいては社会全体へと拡大したシュルレアリスムを、表現の媒体をキーワードとして解体し、シュルレアリスム像の再構築をめざします。

見どころ
1.芸術界にとどまらないシュルレアリスム!
 オブジェ、絵画、写真などの芸術分野ではもちろん、広告やファッション、インテリアなど日常にも拡大していったシュルレアリスム。それぞれ1章ずつ、全6章の構成により、これまで本格的に検証される機会の少なかった視覚芸術以外の分野を併せて検証することでシュルレアリスムの発展、変遷をたどります。
2.シュルレアリスムの名品が大集結!
 サルバドール・ダリ、マックス・エルンスト、ルネ・マグリットをはじめとするシュルレアリスムを代表する作家たち。本展覧会には、シュルレアリスムの名品が大集結します。なかでも特筆すべきは、ルネ・マグリット《王様の美術館》(横浜美術館所蔵)の来阪です。大阪中之島美術館のコレクションを代表する《レディ・メイドの花束》とともに、ふたりの山高帽の男が展示室を彩ります。
3.ファッションとシュルレアリスム 
 エルザ・スキャパレッリ。シュルレアリストたちとの交流が深かったデザイナー、スキャパレッリ。彼女の代名詞ともいえるショッキング・ピンクのドレス(イヴニング・ドレス「サーカス・コレクション」、島根県立石見美術館所蔵)をはじめ、独自のデザインが施された香水瓶やジュエリーなど、多岐にわたるスキャパレッリ作品が集結します。

展示構成
第1章 オブジェ―「客観」と「超現実」の関係
 シュルレアリスム、それは私たちが疑う余地なく現実だと認識しているものの中から、より上位の現実である「超現実」を露呈させることです。客体(=objet[仏]/オブジェ)として事象をみつめることで「超現実」と向き合ったシュルレアリストたちのオブジェにより、シュルレアリスムの扉を開きます。
第2章 絵画―視覚芸術の新たな扉
「自動筆記」(オートマティスム)という文学的な実験に由来するシュルレアリスムは、長い伝統をもつ絵画の領域にも広がります。エルンスト、マグリット、デルヴォー、ダリなどはそれぞれの個性豊かな作風や技法を使って、人の深層心理や夢想を反映した不可思議な光景や人物像を描きました。
第3章 写真―変容するイメージ
 19世紀前半に誕生した写真術は、被写体をそのまま写すという本来の役割を超えて、20世紀美術を彩る主要な表現のひとつになります。シュルレアリストは多様な技法を駆使して、日常的なモチーフを斬新で謎めいたイメージへと変えました。マン・レイを筆頭に、各国の芸術家が多彩な写真表現に取り組みます。
第4章 広告―「機能」する構成
 本展覧会のテーマは「拡大するシュルレアリスム」。4章からは、オブジェ、写真、絵画といった芸術と呼ばれる領域から、さらに広く目を向けます。デペイズマンやコラージュ、フォトモンタージュなどシュルレアリスムにおいて多用されたテクニックを発揮した、訴求力に富んだ広告に注目します。
第5章 ファッション―欲望の喚起
 シュルレアリスムは、モードやファッションと近接する場にありました。服飾そのものや服飾雑誌にシュルレアリスム的手法が用いられるとともに、服をまとうマネキンを身体のオブジェ化としてとらえるなど、シュルレアリストたちのインスピレーションの源ともなりました。ファッション界とシュルレアリスムの関係を探ります。
第6章 インテリア―室内空間の変容
 違和感を引き起こして現実に揺さぶりをかけるシュルレアリスムにとって、日常生活の場である室内の安定した秩序を転覆させることには大きな意味がありました。室内に置かれる家具もまた、有機的な形態を特徴とする、奇妙なオブジェへと変貌します。シュルレアリスムによる空間への関与をご覧いただきます。

主 催 大阪中之島美術館
特別協力 横浜美術館
企画協力 株式会社キュレイターズ
巡回情報 東京オペラシティアートギャラリー 会期 2026年4月16日(木)~6月24日(水)(予定)

関連イベント
講演会 シュルレアリスムと「偶然の出会い」?―コラージュ・オブジェ・日本
開催日時 2025年12月13日(土)14:00~15:30(開場 13:30)
登壇者 速水豊(三重県立美術館長)
会場 大阪中之島美術館 1階ホール
定員 150名(先着順、事前申込不要)
参加費 無料。ただし本展の観覧券(半券可)が必要

担当学芸員によるギャラリートーク
開催日時 2026年1月15日(木)、2月4日(水)14:00~(13:45受付・45分程度)
会場 大阪中之島美術館 4階展示室
定員 30名(要事前申込)※約1か月前募集開始予定
参加費 無料。ただし当日ご利用になる観覧券が必要。

無料ご招待券プレゼントは定員に達したため、締め切りました。ご応募どうもありがとうございました。当選者:迫田様(箕面市)多田様(神戸市)

W'UP★1月31日~4月5日 サラ・モリス 取引権限 大阪中之島美術館 5階展示室(大阪市北区)

W'UP★12月20日~1月18日 Osaka Directory 11 Supported by RICHARD MILLE 天牛 美矢子 大阪中之島美術館(大阪市北区)

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