W'UP★1月10日~1月31日 特別展「南部鉄器展 -暮らしの中の鉄器たち-」/~2月16日 テーマ展「干支コレクション -午-」 もりおか歴史文化館(岩手県盛岡市)

特別展「南部鉄器展 -暮らしの中の鉄器たち-」
会 期 2026年1月10日(土)~1月31日(土)
会 場 もりおか歴史文化館 2階企画展示室(岩手県盛岡市中央通1-25-35)
開館時間 9:00~18:00(※入場受付は17:30まで)
休館日 会期中無休
入館料 無料
ホームページ https://www.morireki.jp/
主 催 もりおか歴史文化館活性化グループ
共 催 南部鉄器協同組合
岩手県を代表する工芸品であり、現在では国内外から注目されている「南部鉄器」です。
南部鉄器は盛岡市と奥州市で作られている鉄器の総称ですが、旧盛岡藩である盛岡と旧仙台藩である水沢とでは、それぞれ異なる歴史を持ち、現在まで受け継がれています。
ここ盛岡では藩内で鉄器づくりに必要な鉄や砂、木炭などを得られる好環境と、藩主である南部家の奨励のもと江戸時代に発展を遂げていきました。お抱えの釜師や鋳物師たちは、互いに技術を研鑽しあいながら数多くの鉄器を作り、時の藩主は「在所細工(※盛岡藩の職人が作った品という意)」の茶釜や鉄瓶を幕閣や他の大名に贈っていた記録が残されています。
江戸時代が終わり藩の庇護を失った職人たちは大きな転換期を迎えますが、明治・大正・昭和・平成、そして令和と幾多の盛衰を繰り返しながら、今もなお伝統の技術を受け継ぐ職人たちが南部鉄器を作り続けています。
本展では現役の南部鉄器職人たちが2025年度までに制作した作品を中心にご覧いただきます。その時代、暮らしにあった姿形を模索し、常に進化を続ける職人たちが形作った鉄の姿、そこに込められた思いを感じていただければ幸いです。
過去の展覧会風景、出品作品

- 2024年度観覧者作品投票第1位「鉄瓶 夜桜」 制作:田山和康氏(田山鐵瓶工房)
- 2024年度観覧者作品投票第2位「くじら鉄瓶」 制作:三代目清茂【八重樫】(岩鋳)
- 2024年度観覧者作品投票第3位「鉄瓶 猫」 制作:澤野諒和(鈴木盛久工房)
関連企画
(1)南部鉄瓶のお湯試飲会
南部鉄瓶で沸かしたお湯を飲み、その美味しさを確かめてみましょう。
日 時 1月11日(日)10:00~12:00/14:30~15:00
1月17日(土)10:00~12:00/13:00~15:00
1月24日(土)10:00~12:00/13:00~15:00
会 場 1階祭り企画展示室
参加費 無料
定 員 なし(※当日先着順にご案内いたします)
(2)ギャラリートーク
出品者(現役の南部鉄器職人)による展示作品の解説会を開催します。
日 時 1月11日(日)13:30~14:30
会 場 2階企画展示室
参加費 無料
定 員 約30人(※当日先着順にご案内いたします)
もりおか歴史文化館テーマ展「干支コレクション -午-」
会 期 2025年11月19日(水)~2026年2月16日(月)
会 場 もりおか歴史文化館 2階歴史常設展示室・テーマ展示室(岩手県盛岡市内丸1-50)
開館時間 9:00~19:00(入場受付は18:30まで)
休館日 毎月第3火曜日(祝・休日の場合は翌日)、年末年始(12月31日~1月1日)
入館料 一般300円、高校生200円、小・中学生100円 ※団体(20人以上)は各2割引 盛岡市内在住で65歳以上の方、小・中学生のうち盛岡市在住・就学の方は無料 障がいをお持ちの方やその介護をなさる方(障がい者1人につき1人まで)は無料
ホームページ https://www.morireki.jp


もりおか歴史文化館が所蔵する資料のうち、2026年の干支「午」が登場する資料をご紹介します。
2026年の干支である「午」はいわゆる動物の「ウマ」を意味しますが、盛岡で「馬」と言えば、何と言っても「チャグチャグ馬コ」ではないでしょうか。チャグチャグ馬コは、毎年6月の第2土曜日に、たくさんの鈴を付けた色鮮やかな装束を纏った馬たちが岩手県滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮まで行進するお祭りです。今ではパレードが一番の見どころとなっていますが、農業になどに欠かせない馬の無病息災と五穀豊穣を願って、馬の守り神である蒼前神社や駒形神社にお参りする習わしが由来とされています。当地域では昔から身近な存在であった馬ですが、その関係は古く、平安時代末期の奥州藤原氏が天皇や貴族に当地域で育てた駿馬を献上したことが資料から窺えます。以後、現代に至るまで当地域は名馬の産地として知られることになります。
本展では、「馬を愛で、祈る」・「馬を知り、育てる」・「馬と南部家」という3つのテーマを設けて、馬にまつわる所蔵資料を紹介します。馬産地として知られた当地域ならではの馬に関する習俗や考え方、関わり方などを感じていただければ幸いです。
- 「盂蘭盆門火乗図」川口月村(明治時代前期)
- 絵葉書「南部名物チヤゴチヤゴ馬」(大正~昭和時代初期)
- 「蝋型一馬灰皿」松橋宗明(大正時代)
- 「御側雑書」(文化12年/1815)
馬をモチーフにした鋳鉄製の灰皿。大正3年(1916)に南部鉄器の振興を目的に開設された「南部鋳金研究所」の所長 松橋宗明が制作したもの。蓋の摘みにはいななく馬と、周囲には一繋ぎになり駆け巡る馬が配され、躍動感にあふれた馬の表現が見事な作品である。
安政3年(1856)に15代藩主 南部利剛が盛岡藩北部の海岸を視察した際、巡見地の名所15ヶ所を随行した盛岡藩士 中村伊代治に描かせたもの。そのうち、利剛自身も木崎野で見学した、馬を追い込んで捕獲する「二歳駒野取」の様子も描かれる。野取を見物する人々が描かれていることから、「野取」という馬産業特有の行事が盛岡藩の風物詩となっていたことが窺われる。
盛岡藩主の側近くで勤務する役人の執務日誌。この日、霍乱症(急性腸カタル)で亡くなった11代藩主 南部利敬の愛馬「千歳」を桜馬場の馬頭観音脇にお堂を建て祀るように命令が出された。千歳は20歳になる五戸産の栗毛の馬で、大変気に入っていた利敬は江戸参勤には必ず引き連れ、特に幕府の浅草御蔵の警備の際はこの馬にのみ乗って行っていたという。利敬の馬に対する深い愛情が感じられる逸話である。
もりおか歴史文化館
もりおか歴史文化館は、盛岡城跡公園の一角にある町なかミュージアムです。1階は無料で、盛岡を代表する祭りや旬の観光情報を紹介しています。2階展示室(有料)では盛岡藩の歴史や藩主南部家に関わる資料を展示しています。
指定管理者 もりおか歴史文化館活性化グループ(株式会社乃村工藝社、公益財団法人盛岡観光コンベンション協会)











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