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W'UP★3月1日~3月7日 古賀崇洋 展「破・わびさび|in Sakai: Birthplace of Rikyū」 さかい利晶の杜(堺市堺区)

W'UP★3月1日~3月7日 古賀崇洋 展「破・わびさび|in Sakai: Birthplace of Rikyū」 さかい利晶の杜(堺市堺区)

古賀崇洋 展「破・わびさび|in Sakai: Birthplace of Rikyū」
会 期 2026年3月1日(日)~3月7日(土)
会 場 さかい利晶の杜 茶室空間(大阪府堺市堺区宿院町西2-1-1)
開館時間 9:30~17:30(最終日は15:00まで)
入館料 無料

 当展示は古賀がリスペクトする利休への現代的応答です。利休は、豪奢が権力の証となった戦乱の時代に、装飾を極限まで「削る」ことで人が人として向き合う場をつくり敵味方の境界すら一碗の前で溶かしました。だが現代では「わびさび」は洗練の記号として安全に消費されがちです。
 だから古賀は、利休をリスペクトするがゆえに、あえて「盛る」ことを選びます。光沢、色彩、量感、装飾の過剰——視線を奪い、息をのませ、価値観を揺らすほどに突き詰めることで、逆に静けさが立ち上がる瞬間をつくります。派手さを軽薄ではなく、感覚を再起動するショック療法として現代的視点で提示します。ここで起こるのは単なる派手さではなく過剰=ノイズという通念の転倒です。
 視覚が飽和する瞬間、逆説的に輪郭を得るのは沈黙です。それは逃避としての静寂ではなく、暴力と同調圧力の時代に対して、感覚と判断を自ら引き受ける“選び取った平和”の触覚となります。
 展示空間は堺という利休生誕の地の茶道三千家命名の茶室を舞台に、ホワイトキューブの中立性に寄りかからず、導線と間合いをメディウムとして作動させます。鑑賞者の影、距離、滞留時間までもが作品の一部として編み込まれ、物質(陶)と制度(展示)と身体(観客)の三者がせめぎ合う、その場限りのコンポジションが成立します。派手さで静けさを取り戻す提案です。

開催地:さかい利晶の杜 外観 
開催地:さかい利晶の杜 外観

古賀 崇洋(Takahiro Koga)プロフィール
 1987年生まれ。日本文化の「不完全性を愛でる」という美意識がわびさび的な簡素なものだけではなく、派手な歌舞伎や、アニメなどのかわいい文化にも垣間見られることに着目。「簡素な静の文化」と、「派手な動の文化」を包含した“NEO WABI-SABI”というコンセプトを軸に制作を行っている。モノの存在感を際立たせる豪華な色彩と無数のスタッズが特徴的。日本美術の造形をアップデートし、現代社会の問題意識を反映させた作品を制作。

関連イベント
古賀崇洋コラボレーションアート茶会
会 期 2026年3月7日(土)
開催場所 さかい利晶の杜 無一庵(大阪府堺市堺区宿院町西2-1-1)
開館時間 10:00~16:00のうち6回開催
参加費用 6,600円
申込方法 ウェブサイトより令和8年2月6日(金)午後2時より申込受付開始(先着30人)
ホームページ https://sakai-rishonomori.com/pages/103?detail=1&b_id=574&r_id=635#block574
主 催 堺市、さかい利晶の杜 
協 力 株式会社丹青社

 堺ならではの「伝統と革新」が交差する茶の湯体験を創出するため、利休ゆかりの茶室という特別な空間にて、古賀崇洋の作品を用いたアート茶会を開催いたします。利休が北野大茶湯で構えた四畳半茶席を再現した茶室「無一庵」を会場に、古賀崇洋とコラボレーションしたアート茶会を開催します。古賀崇洋の茶器や作品に囲まれた空間で、実際にお茶を点て、味わう体験をお楽しみください。また、利休作で唯一現存する国宝・妙喜庵「待庵」を創建当初の姿で復元した茶室「さかい待庵」の解説付き見学も実施します。
※併催するわび茶会は、一般募集はありません。詳細は下記の堺市のプレスリリースをご確認下さい。
(堺市プレスリリース https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/hodo/hodoteikyoshiryo/index.html)

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