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W'UP★3月2日~3月13日 ニコラ・マニエロ個展「アーバン・ポートレート」  GARDE Gallery(港区北青山)

W'UP★3月2日~3月13日 ニコラ・マニエロ個展「アーバン・ポートレート」  GARDE Gallery(港区北青山)
© Nicola Maniero


ニコラ・マニエロ個展「アーバン・ポートレート」
会 期 2026年3月2日(月)~3月13日(金)
会 場 GARDE Gallery(東京都港区北青山3丁目10-34)
開館時間 11:00~18:00
休館日 日曜、祝日
入館料 無料
ホームページ https://www.art-adf.jp/
GARDE Galleryホームページ https://www.garde-intl.com/

 本展では、都市を建築やインフラ、象徴的なランドマークを通して捉えるのではなく、公共空間に埋め込まれた人間の存在へと視線を移すことで探求しています。表情や身振り、そして一瞬の邂逅を通して、高密度な都市生活が生み出す心理的・感情的な状態を浮かび上がらせます。
 展示されるポートレートは、街路や駅、移行的な空間における偶然の出会いから生まれたものです。注意がふと逸れ、防御が緩み、内面が一瞬だけ表出する、そのような瞬間を捉えています。これらは個人のアイデンティティを規定したり物語を語ったりするのではなく、むしろ断片として表されています。部分的で、未解決で、開かれた像として、現代都市に特徴的な不安定さや曖昧さを映し出します。
 あえて明示的な文脈的な情報を排することで、従来のドキュメンタリー的な衝動からは一線を画し、周囲の都市はほとんど不可視のまま、光や質感、空気感の痕跡へと還元されていきます。そして都市の圧力が蓄積する場としての「顔」へと焦点を移すと、疲労、孤独、強靭さ、脆さ、そして静かな抵抗が、一つのフレームの中に共存します。それぞれのイメージは、内と外、私的と公的のあいだの閾なのです。

プロフィール
ニコラ・マニエロ
 東京を拠点とするイタリア人建築家・写真家。ヴェネツィア建築大学(IUAV)で建築を学び、空間・知覚・日常生活の関係性に早くから関心を抱く。2010年よりKengo Kuma & Associatesに所属し、現在はパートナーとして、ヨーロッパ、中東、アジアにおける文化施設、インフラ、都市プロジェクトに携わる。
 彼の建築実践は、コンテクスト、素材性、公共空間に対する強い感受性に特徴づけられる。これまで、ランドスケープや社会的利用、集合的体験のあいだを媒介する建築を探究する、複雑な国際プロジェクトに従事。その背景は、写真を独立した分野ではなく、建築的思考の延長として捉える彼の姿勢に深く影響を与える。
 建築家としての活動と並行し、マニエロは現代都市を主題とする独立した写真研究を展開してきた。作品では人間的スケールでの都市生活を探り、周縁的な状況や日常の身振り、計画的な表象からこぼれ落ちる瞬間に着目。建築を対象物として描くのではなく、構築された環境がいかに住まれ、知覚され、感情的に経験されるかを探究する。

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