W'UP★2月21日~4月19日 キュンチョメ 100万年の子守唄 高島市勝野(通称:大溝地域)内、旧民家3会場(滋賀県高島市)

ASK01 滋賀県立美術館企画 湖北における現代美術展
「キュンチョメ 100万年の子守唄」
会 期 2026年2月21日(土)~4月19日(日)までの期間中、金曜日、土曜日、日曜日、2月23日(月・祝)に開場
会 場 滋賀県高島市勝野(通称:大溝地域)内、旧民家3会場
開館時間 10:00~17:00(調整中)
入館料 無料
ホームページ https://www.shigamuseum.jp/
展覧会ホームページ https://www.shigamuseum.jp/exhibitions/12076/
主 催 滋賀県立美術館
協 力 株式会社澤村、大溝の水辺景観まちづくり協議会
企 画 真山 陽理子(滋賀県立美術館 学芸員)
滋賀県立美術館は、琵琶湖北部の湖北地域(高島市、米原市、長浜市)を舞台に、アーティストを招聘して、3年度にわたって、湖北3市で開催する展覧会「ASK 滋賀県立美術館企画 湖北における現代美術展」を始動します。ASK とは、アート・スポット・イン・湖北(Art Spot in Kohoku)の頭文字をとったもので、観る者の心に何かを問いかける(ask)というねらいも重ねています。
第1弾は、琵琶湖の西岸、古代から湖上交通の港が設けられ、中世に築かれた水城の城下町としての景観が今も残る高島市の大溝地域で、アーティストのキュンチョメを招聘して開催します。キュンチョメは、ホンマエリとナブチの2人によるアーティストユニットです。国内各地の美術館への出品、芸術祭への参加をはじめ精力的な活動を続け、近年ではフィリピンでも作品を制作、発表しています。
本展のタイトル「100万年の子守唄」は、作家キュンチョメが大溝地域を実際に訪れた際、古代湖である琵琶湖と、その周辺で暮らす人々の生活から着想を得て生まれた言葉です。この言葉を冠した本展では、キュンチョメの過去の作品群から最新作までを幅広く紹介します。本事業を通じて、独創的な作品を生み出し続けるキュンチョメと、滋賀県ならではの水辺の風景と暮らしが今に伝わる高島市、双方の魅力をあわせて発信します。
- キュンチョメ《金魚と海を渡る》2022年 映像
- キュンチョメ《海の中に祈りを溶かす》2022-2023年 映像
- キュンチョメ《ライフ・イズ・ビューティフル》2024年 写真
- キュンチョメ《あなたの傷が癒えますように》2025年 写真
- 大溝の水辺景観遠景(写真提供:大溝の水辺景観まちづくり協議会)
- 会場①旧福井盛弘堂
- 会場②中田家住宅旧米蔵
- 会場③林家住宅旧米蔵
作家プロフィール
キュンチョメ
キュンチョメは、ホンマエリとナブチによって2011年に結成されたアートユニット。海や自然、動植物、死者、目に見えない存在に焦点を当て、人間中心主義を超えた「新しい愛のかたち」やウェルビーイングのあり方を探求。表現方法は、映像、インスタレーション、参加型パフォーマンスなど多岐に亘り、詩的でユーモラスな作品を制作。近年の主な展覧会に個展「All Living Things Are Breathing Now」(フィリピン, ヴァルガス美術館2025)、「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」(森美術館 東京)、「現在地:未来の地図を描くために[1]」(金沢21世紀美術館2019)、「あいちトリエンナーレ2019」(愛知)などがあります。

アーティスト・ステートメント
100万年の子守唄
私たちを愛してくれるものは、必ずしも私たちと同じ姿をしているとは限らない。
最近、そんなことに気がつきました。
琵琶湖の西側にある、水に囲まれた静かで小さな町。この町を歩いていると、水が歌う子守唄が聞こえてくるような気がしました。ここに流れ着く水そのものが、あらゆる生命に向けて子守唄を歌っているのです。その声は、動物たちにも、植物にも、そして私たち人間にも向けられています。
自分と同じ形をしていないものから愛を感じること。そして、自分と同じ形をしていないものを愛すること。
それは、幸せのためにとても大切なことなのではないかと思います。
今回の展示では、三つの民家を使って、そんな愛のかたちや幸せを見つけられる場所を生み出したいと思っています。ぜひ、水の中を散歩するような気持ちでお越しください。
あなたのもとに、100万年の子守唄がいつまでも降りそそぎますように。
キュンチョメ











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