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「アニメージュとジブリ展 」一冊の雑誌からジブリは始まった /4月15日(木)〜 5月5日(祝・水)松屋銀座8階イベントスクエア

「アニメージュとジブリ展 」一冊の雑誌からジブリは始まった /4月15日(木)〜 5月5日(祝・水)松屋銀座8階イベントスクエア

 鈴木敏夫が編集した1989年11月号までの12年弱にわたる『アニメージュ』をもとに、『機動戦士ガンダム』(1979)を軸とした爆発的なアニメブームから『風の谷のナウシカ』(1984)の成功、そしてスタジオジブリ誕生と『天空の城ラピュタ』(1986)までを振り返ります。そして、本誌を作るうえで確立していった鈴木流のプロデュース術とはどういうものであるか、それが後の作品制作にどのような影響を与えたのか、スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫の、“編集者”としての「もう一つの仕事」に着目します。
 また、鈴木敏夫と『アニメージュ』が日本ばかりか世界のアニメーションの歴史と昨今の日本文化に与えた影響も紹介。展覧会では今回初公開となる「風の谷のナウシカ」のセル画や押井守監督作品「天使のたまご」の貴重な資料など約200点以上を展示します。 

 

アニメージュは私たちにすべてを教えてくれた  ガンダムが変えた歴史
 1979年4月から放送が開始されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」に「アニメージュ」は注目し、雑誌をあげて全面的に応援しました。「ガンダム」を作っているのはどんな人たちなのか、富野喜幸(由悠季)監督をはじめ、美術・デザインに係る人々や作品に命を吹き込む声優の人々を、繰り返し特集で取り上げました。読者は、初めてアニメを誰がどのように作っているのかを知り、作品と同じように「作家」たちにも熱い視線を送るようになったのです。
 本エリアでは、「アニメージュ」がガンダムブームをどう伝え、ファンがどう受け止めたのかを誌面の再現や当時の制作資料で振り返ります。また、ガンダムブームのもうひとつの表れである「ガンプ
ラ(ガンダムのプラモデル)」に注目し、初期ガンプラによる「機動戦士ガンダム」の名シーンを立体で表現したジオラマも展示します。

加速するアニメブーム 拡大するアニメージュ
 ガンダムによって加速したアニメブームは、若い作り手が参加した作品が増えるなど、さらなる発展を続けます。「アニメージュ」にも、鈴木敏夫の方針でファンと同世代のアルバイトスタッフが大量に投入され活気づきます。また「アニメージュ」の活動は範囲を広げ、ファンとの大規模な交流イベントやラジオ番組、レコードやビデオが生まれ、出版物も文庫本やムック本などが続々と発刊されます。雑誌の枠を超えた拡大は、いずれ自身が主導するアニメ作品制作へとつながっていくのです。
 本エリアでは、鈴木の志向性が色濃く出た「表紙」と「付録」のギャラリーをお楽しみいただけます。特に、付録は「情報誌」には珍しく、市販品よりも凝ったグッズや冊子、ポスターなどが毎月ついていました。かつてのファンにはたまらなく懐かしい、貴重な付録や広告物を展示します。

ナウシカへの道 一冊の雑誌から映画が誕生
 鈴木は、「アニメージュ」の編集を通じて、二人の作家と出会いました。高畑勲と宮崎駿、アニメージュの創刊号で特集した日本のアニメーション史に残る名作「太陽の王子ホルスの大冒険」を中心で生み出した二人です。鈴木は、ガンダムや宇宙戦艦ヤマトなどの松本零士アニメが大人気だった81年8月号に宮崎駿監督の31ページにもわたる大特集を掲載したのを契機に、一気に高畑・宮崎らに寄りそう路線をとることを宣言したのです。本エリアでは、82年2月号の原作マンガ連載開始を経て、84年に映画「風の谷のナウシカ」が誕生するまでの道のりを振り返ります。
 さらに、今まで紹介されることの少なかった、貴重なレイアウトや原画、美術ボードなどの資料を、その描き手が「アニメージュ」でどう紹介されてきたか、という視点から多数展示します。中でも、また、「アニメージュ」という雑誌から映像制作が始まったという表れとして、徳間書店制作の他の映像作品をまとめて紹介。鈴木が力を入れた押井守監督作品「天使のたまご」の貴重な資料展示や、今回初公開となる「風の谷のナウシカ」のセル画にも注目です。

 

撮影:荒木経惟

鈴木敏夫 プロフィール
 1948年、名古屋市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、株式会社徳間書店入社。『週刊アサヒ芸能』を経て、『アニメージュ』の創刊に参加。副編集長、編集長を務めるかたわら、「風の谷のナウシカ」「火垂るの墓」「となりのトトロ」などの高畑勲・宮崎駿作品の製作に関わる。1985年にスタジオジブリの設立に参加、1989年からスタジオジブリ専従。以後ほぼすべての劇場作品のプロデュース。現在、株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。

会 期 2021年4月15日(木)〜 5月5日(祝・水)
会 場 松屋銀座8階イベントスクエア


開場時間 10:30〜19:00(日時指定制)(最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで)
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により営業日・営業時間が変更となる場合がございます。詳しくは松屋ウェブサイトをご覧ください。
入場料 一般 1,500(1,300)円、高校生 1,000(800)円、中学生 800(600)円、小学生 600(400)円
※( )内は前売り料金。
前売券は、ローソンチケット《Lコード:37000》にて4月14日(水)まで販売予定。
※本展の入場は全日日時指定制となります。事前にご来場日時をお決めいただきチケットをご購入ください。なお、各日時数量限定のため入場日時により完売の場合がございます。
公式ページ https://animage-ghibli.jp/

アニメージュとジブリ展オリジナルグッズを発売!
※展覧会中は、1983年11月号のアニメージュに掲載された構想段階の青色テトを再現したぬいぐるみや、映画『風の谷のナウシカ』のオープニングデザインのタペストリーなど約150点の展覧会オリジナルグッズを販売します。
テトは茶色の毛並みで知られていますが、『風の谷のナウシカ』構想の段階では青色の毛並みで描かれていました。今回はアニメージュにちなみ、青色の毛並みのテトを販売します。
ほかにも、『風の谷のナウシカ』のオープニングに登場するイラストがデザインされたゴブラン織りタペストリーや、奇妙で美しい腐海植物や緑に囲まれたラピュタ城がデザインされたアイテム、作中の象徴的なシーンを抜き出しシルエットで表現したデザインのアイテムも登場します。

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