W'UP★6月1日~7月20日 NEW Days Art Center NEW(横浜市西区)

NEW Days
会 期 2025年6月1日(日)~7月20日(日)
会 場 Art Center NEW(横浜市西区みなとみらい5-1 新高島駅 B1F、旧BankART Station)
開館時間 12:00~20:00
休館日 水曜日、木曜日
入場料 一般 1,000円、大学生 800円、高校生以下 無料
ホームページ https://artcenter-new.jp/newdays/
参加作家 尾崎藍、キンマキ、下司悠太、トモトシ、中野岳、東野哲史、三田村光土里、大和楓
アクセス みなとみらい線新高島駅より直結、横浜市営ブルーライン高島町駅2番出口より徒歩10分
新編、新説、新釈、新考。日本において幕末維新期はそれ以前に比べて、「新」と冠された書物が大量に出回ったのだといいます。西洋から進歩思想が流入し、目指すべき近代に向かって世の中が日々成長すると約束された時代。今後出る新刊に期待を寄せたのは、過去から未来へのリニアな意識に満たされていたからなのでしょう。では今は?
表現の領域においては新しくあることはオブセッションのように感じられることもあって麻痺してくるし、ポストモダン以降、新しさは終焉した、なんて言われてもいる。でもその終焉を今、歴史的な取り決めや歴史的に新しくなければならないという要求、つまりリニアな「新しさ」から自由になることなのだと、ポジティブに捉えてみたい。そこでは、ニューメディアがプリミティブなものへと変わるかもしれないし、オールドマスターが現代的なあり方へと変わるかもしれない。
人が生きる限り変わり続けなければならないのと同じように、作品もまた過去のまま止まってはいないでしょう。そんな日々の生活のように変わり続けることの中にこそ、まだ見ぬ「新しさ」は現れるのではないだろうか。
つまりこれは、まだ見ぬ「新しい日々=NEW Days」に向けての展覧会なのです。
秋葉大介(キュレーター)
関連イベント情報
平倉圭 ゲストトーク「知覚、地下、新しさ」
6月15日(日)14:00〜16:00
定員:先着50名(事前予約不要)
参加費:無料(展覧会入場料は申し受けます)
横浜国立大学大学院准教授の平倉圭さんをお招きし、「新しさ」について考えるトークを行います。
ゲストプロフィール
平倉圭(横浜国立大学准教授)
1977年生。横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院Y-GSC准教授。ヴィクトリア大学ウェリントン客員研究員(2023-24年)。生物学的身体の外に展開された思考としての芸術を研究。最近は人間以外の生き物たちの表現性に関心がある。著書に『かたちは思考する──芸術制作の分析』(東京大学出版会、2019年)、『ゴダール的方法』(インスクリプト、2010年、第二回表象文化論学会賞受賞)ほか。作品に《ピカソ他を分解する(延長され、埋め込まれたヴァージョン)》(blanClass、2014)ほか。
プロフィール画像
https://drive.google.com/file/d/1ldRGXka2m24nl4s2cqIWRT1CN73VwNJp/view?usp=sharing
6月28日(日)19:00〜21:00
シンポジウム「横浜芸術文化のNEW Days」
定員:先着50名(事前予約不要)
参加費:無料(展覧会入場料は申し受けます)
横浜にある文化施設を運営する方々をお招きし、横浜の芸術文化のこれからを探るシンポジウムを開催します。
登壇者
大越晴子(象の鼻テラス 施設長)
鍵野壮宏(BankPark YOKOHAMA 運営統括責任者)
山野桂(黄金町エリアマネジメントセンター 事務局長)
小川希(Art Center NEW 代表)ほか
7月20日(日)17:00〜17:30
大和楓「フィット・パフォーマンス」
定員:先着50名(事前予約不要)
参加費:無料(展覧会入場料は申し受けます)
参加作家の大和楓によるパフォーマンスを自身のインスタレーション作品の中で行います。沖縄戦の捕虜収容者たちの「姿勢」に目を向け、そこに刻まれた個人の在り方に身体を通じて迫ります。
※いずれのイベントも動画、写真撮影を行い、後日記録として公開する予定です。予めご了承ください。
そのほか、トーク、シンポジウム、ツアーなど開催予定です。詳細は決定し次第、このページでお知らせいたします。
アーティストプロフィール
尾﨑 藍(おざき あい)
1991年生まれ。東京造形大学絵画専攻卒業。2022-2024 年にライクスアカデミーのレジデンスプログラムに参加。ビデオ、立体、テキスト、ドローイング、インスタレーションなど多様な手法で制作を行う。身体や経験、感情といった個人的な事柄が他者とどのように結びつき、共有されるのかに関心を寄せ、異なる時代や文化を越えて交差するイメージの可能性を探究する。
https://www.ai-ozaki.com
キンマキ
1995年三重県生まれ。2020年、武蔵野美術大学 大学院 造形研究科 修士課程美術専攻 油絵コース 修了。家族が書いたメモ ( 買い物メモや to dolist など、日常の中で何気なく書かれたもの ) や、iPhone で撮影した日常の写真(主に家族)をモチーフに、油絵を描いている。
kimmaki.tumblr.com
下司 悠太(げし ゆうた)
1994年生まれ。2017年東京造形大学造形学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻卒業。卒業後オフソサエティ株式会社に勤務。美術館開館支援業務や施設の施工などを行う。在職中から家事代行業を兼業。会社と家事代行を辞め、個展『反抗的味噌汁』(2022. コウシンキョク)を実施。自身が社会人になった頃から始めた、米と味噌汁で生活を成立させることやボイコットのために服を自作する、等の行動を発表し始める。
トモトシ
1983年山口県生。大学を卒業後数年にわたって建築設計に携わる。2014年より展覧会での発表を開始。新しい都市の使い方をテーマに制作している。2020年よりトモ都市美術館を運営し、ワークショップを通じて都市に主体的に関わる提案をしている。
https://tomotosi.com/
中野 岳(なかの がく)
1987年愛知県生まれ。2017年シュトュットガルド国立美術大学ファインアート科ディプロマ課程修了。滞在する国や地域の特色を取り入れ、生活を反映した彫刻やパフォーマンス、映像作品などを制作している。近年は「スポーツのような身体運動を創作する」というプロジェクトの実践をはじめ、ルールの可塑性と地域性の関わりにアプローチする。
http://gakunakano.com
東野 哲史(ひがしの てつし)
1976年滋賀県生まれ。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。非生産的生産活動という名目のもと、日常の取るに足らないものごとや単なる思いつきに対してのレスポンスを制作の起点として、インスタレーション、ビデオ、Web、パフォーマンスなど、メディアを問わず展開する。
http://www.workth.net/
三田村 光土里(みたむら みどり)
1964年愛知県生まれ。東京在住。フィールドワークから得られる私小説的な追憶を題材に、写真や映像、言葉や日用品等の多様なメディアと組み合わせた空間作品を国内外で発表。滞在型プロジェクト「Art & Breakfast」では世界各地で人々と朝食を共にし、個人の日常の気づきをユーモアと文化的差異を越えた眼差しのインスターレションで視覚化する。
https://www.midorimitamura.com/
大和 楓(やまと かえで)
1998年徳島県生まれ。2024年金沢美術工芸大学彫刻専攻卒業。沖縄県在住。個人の身体技法をその社会秩序の大きさとして捉え、日常の中に埋もれている些細な身振りから一つの型を掘り起こすことをテーマに作品を制作している。2021 年に手書きの新聞「ぽよぽよ新聞」を立ち上げ、毎月執筆中!好きな食べ物はシュークリームとあずき。




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