新刊紹介★茶の本 著:岡倉天心、解説:会田誠、翻訳:田内万里夫、翻訳監修:岡倉登志

茶の本
著:岡倉天心、解説:会田誠、翻訳:田内万里夫、翻訳監修:岡倉登志
発行元 株式会社トゥーヴァージンズ
定価 2,640円(本体2,400円+税10%)
仕様 新書/上製/208頁
ISBN 978-4-86791-070-2
一般発売日
2026年3月27日(金)*発売日は地域によって異なることがあります
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Amazon予約ページ https://www.amazon.co.jp/dp/486791070X?tag=202203-22
明治時代に美術思想家として活躍した岡倉天心が英語で執筆し、1906年に刊行されるとベストセラーとなり、欧米社会に大きな衝撃を与えた『The Book of Tea(茶の本)』。タイトルこそ『茶の本』であるが、そこで語られるのは日本および東洋の文化や哲学、美意識についてであり、「死の術」を説く武士道に対して「生の術」を謳う同書は、後世にわたり日本美術の発展に大きな功績を残し、いまなお普遍的名著として知られる。刊行120年を迎えるいま、多文化主義と多様性が進展する一方で、グローバリズムが加速し排外主義的な思想も広がりつつあるこの現代において、自らの価値観や心の拠り所、文化のあり方を認識するための智慧が得られる一冊として注目を集めている。本書は原文の天心の息遣いを重視しつつも、本来の「茶道」がもつ美しさ、柔軟さを表現した、現代人にも読みやすい新訳を試みている。また、天心から大きな影響を受けたという現代美術家・会田誠が、いまを生きる世代に向けた新たな視点での解説を寄稿している。
著者紹介
岡倉天心(おかくら・てんしん)
美術指導者。1863年、横浜生まれ。西洋化が進む明治時代、東京美術学校の創立やボストン美術館中国・日本美術部長就任等を通じて、美術指導者として近代日本美術の発展に功績を残す。1906年にはニューヨークで『The Book of Tea(茶の本)』を出版、東洋や日本の美術・文化の紹介にも努めた。
会田誠(あいだ・まこと)
現代美術家。1965年、新潟県生まれ。89年、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒。91年、東京藝術大学大学院美術研究科修了(油画技法材料研究室)。絵画のみならず、写真、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画を手掛けるなど表現領域は国内外多岐にわたる。
田内万里夫(たうち・まりお)
1973年、埼玉県生まれ。テンプル大学教養学部英文学科卒。翻訳著作権エージェントとして勤務しながら、2001年より絵を描くようになる。訳書にジム・デロガティス『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』(TONKACHI BOOKS)。明るい未来を夢想する、生来の悲観論者。
岡倉登志(おかくら・たかし)
近現代史家。1945年、千葉県生まれ。68年、明治大学史学科西洋史専攻卒。74年、明治大学政治学研究科博士課程単位取得。74~75年、フランスと西アフリカに留学。専門はヨーロッパ・アフリカ関係史、明治時代、万博など。近著に『岡倉天心『茶の本』の世界』(ちくま新書)。




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