W’UP ★3月16日~5月19日 版画の青春 小野忠重と版画運動 ―激動の1930-40年代を版画に刻んだ若者たち― 町田市立国際版画美術館(東京都町田市)

小野忠重《ジャズを廻る人々》1934、木版、手彩色 町田市立国際版画美術館蔵2024年3月16日(土)~5月19日(日)版画の青春 小野忠重と版画運動―激動の1930-40年代を版画に刻んだ若者たち― 本展では1930-40年代に活動した「新版画集団」と「造型版画協会」による版画運動を、リーダーであった小野忠重の旧蔵品を中心に紹介します。約300点の作品を通じて、激動の時代に版画に熱中した青年たちがいかにこの時代を超えようとしたか、明治の終わりに登場し30年にも満たなかった創作版画はいかなる「青春期」を迎えたのかを探る機会になるでしょう。 昭和初期にあたる1930年代の東京は関東大震災から復興し、新しい景観と映画やカフェなどの娯楽文…