東京藝術大学大学美術館(台東区上野公園)

 東京藝術大学のキャンパス内にある大学美術館。東京藝術大学の前身、東京美術学校が1887年に設置される以前から、教育、研究のための「参考品」として収集された作品や、歴代の教員や卒業生が残した作品など、コレクション数は国宝・重要文化財23件を含む約30000件にのぼる。代表的な収蔵品として、高橋由一の《鮭》や狩野芳崖の《悲母観音》、上村松園の《序の舞》などをはじめ、後に巨匠となった芸術家たちの自画像も大学美術館ならではのコレクション。常設展はないが、年1~2回の藝大コレクション展で収蔵品の一部を公開する他、様々なテーマの特別展や、学生の卒業制作展、教員の退任記念展を開催している。https://tokyo-live-exhibits.…