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W'UP! ★ 6月1日より開館「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」展 世田谷美術館 1階展示室

W'UP! ★ 6月1日より開館「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」展 世田谷美術館 1階展示室

2021年3月20日(土・祝)〜2021年6月20日(日)
アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話
Aino and Alvar Aalto: Shared Visions
上:アルヴァ・アアルト、41 アームチェア パイミオ、1932年デザイン
Photo : Tiina Ekosaari Alvar Aalto Foundation

アルヴァ・アアルト、スツール60、1933年デザイン
Alvar Aalto Foundation
マイレア邸 リビングルーム Alvar Aalto Foundation
マイレア邸外観 Alvar Aalto Foundation
アイノ・アアルトとアルヴァ・アアルト、1937年
Aalto Family Collection, Photo : Eino Mäkinen

 アイノとアルヴァ、二人のアアルト。
 公私にわたるパートナーとして、世界的建築家への道を歩み始めた1924年から、妻・アイノが他界する1949年まで、25年間の協働の軌跡を追う。

 アイノ・マルシオ(後のアイノ・アアルト、1894-1949)が、まだ無名の建築家・アルヴァ・アアルト(1898-1976)の事務所を訪ねたのは1924年のことでした。アイノはアルヴァの事務所に入り、ともにヘルシンキ工科大学の卒業生であったふたりは、半年後に結婚します。
 アイノがパートナーになったことで、アルヴァに「暮らしを大切にする」という視点が生まれ、使いやすさや心地よさを重視した空間には、優しさと柔らかさが生まれます。合理主義的なモダニズム建築の流れのなかで、ヒューマニズムと自然主義の共存が特徴的なアアルト建築は独自の立ち位置を築き、それはアルヴァが世界的に名を知られる建築家となる礎となりました。そこには、多分にアイノの影響があったことが想像できます。
 小さな事務所からスタートした彼らの作品は、1920年代後半になると、モダニズムデザインの国際的な潮流に影響されます。シンプルであること、実用的であること、そして低コストによる量産化といった理念は、ふたりの想い=思想とも重なり合うものでした。彼らは自国フィンランドの環境特性をふまえ、自然から感受した要素をモティーフとしたデザインを通じ、彼らなりのモダニズムに対する答えを探求していくことになります。
 ふたりの役割についてはしばしば、建築をアルヴァ、インテリアや家具デザインを主にアイノが担当したといわれます。しかし実際にはそれらを明確に区別することはむずかしく、彼らは互いの才能を認めあい、影響しあい、補完しあいながら作品をつくり続けていました。女性が社会に進出することが少なかった時代において、常にパートナーに対等に向き合ったアルヴァの態度は、アイノに大きな勇気を与えたことでしょう。後にアイノは54歳という若さで他界しますが、ふたりが協働した25年間は、かけがえのない創造の時間となりました。
 本展は、これまであまり注目されて来なかったアイノ・アアルトの仕事に大きく着目することで、アルヴァ・アアルトの建築とデザインの本質と魅力を見つめ直し、またそこに新たな価値と創造性を見出そうとするものです。2019年12月から東京のギャラリーエークワッド、2020年6月より神戸の竹中大工道具館にて開催した先行企画に新たな内容を加え、さらに長年遺族のもとで保管されてきた初公開資料などもご紹介します。
出品内容
図面・スケッチ、家具、プロダクトデザイン、建築模型、写真等約200点(予定)

アイノ・アアルトとアルヴァ・アアルト ニューヨーク万国博覧会フィンランド館にて、1939年 Alvar Aalto Foundation

展覧会のみどころ
アアルト建築は、「二人のアアルト」によってかたちづくられた?
 フィンランドが生んだ建築界の巨匠、アルヴァ・アアルト。その最初の妻・アイノの存在に注目して開催する、国内初の展覧会です。
デザイナーであり、ビジネスパーソンでもあったアイノ。その現代的・先駆的な女性像と、ファミリー像
 夫・アルヴァと対等な関係でアアルト事務所を牽引し、現在も続くアルテック社の初代アート・ディレクターを務め、自身も建築家・デザイナーとして活躍したアイノ・アアルト。家庭と普段の生活を愛する、二人の子どもの母親でもありました。生活に根ざしたその視点こそが、アアルト建築のエッセンスを形成したといえます。
初公開となる貴重な資料も
 本展はフィンランドのアルヴァ・アアルト財団と、遺族によるファミリー・コレクションの全面的な協力により実現します。家族の写真やプライベートなスケッチなどによるファミリー・コレクションは日本初公開となります。

アイノ・アアルト、ヴィラ・フローラ水彩スケッチ、1942 年 Aalto Family Collection
アアルトハウス庭側立面スケッチ、1935 年 Alvar Aalto Foundation

※5月31日(月)まで休館となります。
会 場
 世田谷美術館 2階展示室
開館時間 10:00〜18:00
休館日 毎週月曜日 ※5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)休館
観覧料 一般1200円、65歳以上1000円、大高生800円、中小生500円
※日時指定予約制(Eティックスにて販売中)https://www.e-tix.jp/setagayaartmuseum/
【期間限定チケット】一般1000円、65歳以上800円
■他の企画展

W’UP! ★ ミュージアム コレクションⅢ 美術家たちの沿線物語 田園都市線・世田谷線篇 世田谷美術館 2階展示室

住所東京都世田谷区砧公園1-2
TEL03-3415-6011
WEBhttps://www.setagayaartmuseum.or.jp/
開館時間10:00 ~ 18:00
休み*1月(祝日は開館、翌平日休館)
ジャンル*2現代美術、西洋絵画、彫刻、日本美術、工芸、写真、版画
入場料*3一般200円、65歳以上100円、大・高校生150円 中・小学生100円 (ミュージアム コレクション展)※企画展は展覧会の内容により異なる。「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」展は一般1200円ほか
アクセス*4田園都市線 用賀駅北口より徒歩17分
収蔵品https://www.setagayaartmuseum.or.jp/about/collection/
 *1 このほかに年末年始・臨時休業あり *2 空欄はオールジャンル *3 イベントにより異なることがあります。高齢者、幼年者、団体割引は要確認 *4 表示時間はあくまでも目安です

世田谷美術館

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