W'UP ★4月11日~5月10日 開館85周年記念特別展「光琳派 -国宝『燕子花図』と尾形光琳のフォロワーたち-」 根津美術館(港区南青山)

開館85周年記念特別展「光琳派 -国宝『燕子花図』と尾形光琳のフォロワーたち-」
会 期 2026年4月11日(土)~5月10日(日)
会 場 根津美術館(東京都港区南青山6-5-1)
開館時間 10:00~17:00(5月5日(火・祝)~10日(日)は19:00まで。入館は閉館30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし5月4日(月・祝)は開館)
入館料 オンライン日時指定予約制 一般1800円、学生800円
※障害者手帳提示者および同伴者1名は200円引き。高校生以下は無料。
※学生料金の適用および高校生以下の無料入館の際は、学生証の提示が必要です。
※当日券(一般2000円、学生1000円)も販売しますが、混雑状況によっては販売を中止する場合があります。
ホームページ https://www.nezu-muse.or.jp/


当館初夏恒例の国宝「燕子花図屏風」の展示です。今年はその筆者・尾形光琳に直接、間接に影響を受けた、渡辺始興、深江芦舟、立林何帠、そして弟の乾山ら「光琳派」の絵画と工芸の優品とともにご紹介します。
日本の絵画史上にそのデザイン性の高い画風で大きな足跡を残す「琳派」は、俵屋宗達から尾形光琳、さらに酒井抱一へと、時代の異なる画家の先人に対する憧れによって画風が継承され、形づくられたと説明されます。しかし琳派の美術は、この3人だけで生み出されたわけではありません。
国宝「燕子花図屏風」の作者である尾形光琳には、直接あるいは間接に連なるフォロワーたちがいました。中でも高い画技で師の制作をサポートした渡辺始興、兄・光琳との協働でデザイン性に富む作品を作り出した陶芸家の乾山は著名です。しかし同じく光琳の弟子である深江芦舟、あるいは乾山に学び「光琳三世」ともみなされた立林何帠になると、その作品に触れる機会は極めて稀です。
本展では、アメリカ・クリーブランド美術館からの里帰り作品も含め、絵画とやきもの約60件(一部展示替えあり)で、知られざる「光琳派」の全貌を展観し、琳派の歴史に新しい光を当てます。



見どころ
1.渡辺始興(1683~1755) 光琳派のキーパーソン
狩野派の画技を身につけた後、乾山焼の絵付けに携わるとともに光琳に師事、その制作を助けるまでになります。一方、本草学に通じた公家の近衛家煕に仕えて動植物の写生に秀で、次世代の円山応挙に影響を与えました。
2.深江芦舟(1699~1757) 光琳のもう一人の弟子は、宗達に回帰
京都銀座の年寄筆頭役であった深江庄左衛門の長男に生まれますが、正徳4年(1714)の銀座手入れにより父は流罪、自身も処罰されます。幼くして光琳に絵を学び、さらに宗達やその後継者たちの作風を慕いました。
3.立林何帠(生没年不詳) 江戸で乾山に学んだ謎多き画家
もとは加賀前田家の医官と伝えます(相模鎌倉の人という説もあります)。江戸で乾山について学び、また光琳晩年の号である「方祝」の印を用いて、「光琳三世」とみなされました。江戸琳派の形成にも一定の役割を担ったと考えられます。
4.尾形乾山(1663~1743) 光琳の弟は陶芸家。晩年は書画に没頭
兄の光琳と同じく京都の高級呉服商・雁金屋に生まれます。元禄12年(1699)、京都の乾(北西)の山に窯を築き、進取の気性に富むやきものを数多く世に送り出します。晩年は江戸に下り、書画の制作に勤しみました。
関連イベント
いずれの催事も、当館ホームページの「イベント情報」にある各申込フォームからお申し込みください。受付開始は2026年3月31日(火)13:00です。
1.講演会「光琳の風にのって」
日時 2026年4月12日(日)14:00~15:30
講師 仲町啓子氏(実践女子大学名誉教授)
会場 根津美術館 講堂
※参加は無料ですが、美術館への入館料が必要です。
2.スライドレクチャー 「光琳派 -国宝『燕子花図』と尾形光琳のフォロワーたち-」
日時 2026年4月17日(金)、4月24日(金) 11:30~12:15/2026年5月7日(木) 17:30~18:15(夜間開館中)
会場 根津美術館 講堂
※担当学芸員がスライドを使って展示解説を行います。各レクチャーは同内容です。
※参加は無料ですが、美術館への入館料が必要です。

関連情報
同時開催
展示室6 「初夏の茶の湯」
立夏(5月5日)を迎えると、暦の上では夏です。さわやかな気候に即して、茶席では道具を夏向きのものへと改め、亭主・客の気分を一新します。
夜間開館
5月5日(火・祝)から5月10日(日)は19:00まで開館します。展覧会をゆっくりお楽しみください。(入館は閉館30分前まで。)
庭園内のカキツバタ
毎年4月中旬から開花し始める庭園内の池のカキツバタ。展覧会会期後半までお楽しみいただけます。(庭園の入場には美術館への入館料が必要です。商用撮影はお断りしています。)
料金改定のお知らせ
本特別展より、学生料金を値下げし、さらに学生料金適用の対象を従来の「高校生以上」から「大学生以上」に変更し、無料入館対象を拡大いたしました。(一般料金はすでにご案内済みの情報から変更ありません。)
この施策を通じ、当館をより幅広い世代の皆様にお楽しみいただけますことを願っております。これからも魅力的な展覧会で、東洋古美術の魅力を発信してまいります。
※会期中、前期[4月11日(土)~26日(日)]と後期[4月28日(火)~5月10日(日)]で一部作品の展示替えがあります。詳しくは当館ホームページの出品目録でご確認ください。
※入館料のご予約は2026年3月31日(火)13:00より当館ホームページで受け付けます。ご予約は1グループ10名までです。上記入館料で館内すべての展示の観覧ができます。
※休館日は、庭園、NEZUCAFEを含む全館休館です。




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