W'UP! ★1月31日~2月16日 恵比寿映像祭2025 Docs ―これはイメージです― 東京都写真美術館(目黒区三田)ほか

W'UP! ★1月31日~2月16日 恵比寿映像祭2025 Docs ―これはイメージです― 東京都写真美術館(目黒区三田)ほか

総合開館30周年記念
恵比寿映像祭2025 Docs ―これはイメージです―
TOP 30th Anniversary
Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2025
Docs: Images and Records

期 間 2025年1月31日(金)~2月16日(日)
※コミッション・プロジェクト(3F展示室)のみ3月23日(日)まで
⽉曜休館
会 場 東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス各所、地域連携各所ほか
時 間 10:00~20:00 
※1月31日~2月15日 最終日(2月16日)は18:00まで
※コミッション・プロジェクト(3F展示室)2月18日~3月23日は10:00〜18:00(木・金は20:00まで)
※⼊館は閉館の30分前まで
料金:入場無料 ※一部のプログラム(上映など)は有料
※諸般の事情により、実施内容などを変更する場合がございます。
展覧会などの詳細、最新の情報は恵比寿映像祭公式サイトをご確認ください。
公式HP https://www.yebizo.com
公式SNS X(旧 Twitter)twitter.com/topmuseum
Instagram instagram.com/yebizo
お問い合わせ 03-3280-0099(代表)

会場構成
①東京都写真美術館
展示(コミッション・プロジェクト含む)、上映
ライヴ・イヴェント、シンポジウム/ス ペシャルトークセッション
教育普及プログラム
②恵比寿ガーデンプレイス各所
オフサイト展示
③恵比寿地域文化施設およびギャラリーなど
地域連携プログラム

 東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/日本経済新聞社は、東京都写真美術館をメイン会場に、恵比寿ガーデンプレイス各所などで「総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025 Docs ―これはイメージです―」を開催します。この度の恵比寿映像祭では、メディアの変容に着目し、幅広い作品群をイメージと言葉からひも解くことで、「ドキュメント/ドキュメンタリー」の再考を試みます。
 ドキュメント(document)は書類や文書を意味し、事実に基づく情報の記録(言葉はもとより写真・映像などのイメージを含む)を指します。そして、これを形容詞化したドキュメンタリー(documentary)という言葉はドキュメント的という形容詞の語義だけでなく、記録映画という名詞の意味も含まれます。
 実写映画の起点がリュミエール兄弟による、工場から出てくる人々を記録した《工場の出口》(1895年)であることはよく知られています。公開時、人々は日常で目にする光景が、実際の出来事のように、眼前に記録・再生されることに驚愕しました。この発明から130年を経た現在、誰もが写真や映像で生活を記録し、共有することが当たり前になっています。また、写真は画像へ、映像は動画へ、いわば制御可能なデジタルデータへと拡張し、事実とそれを表すイメージとの関係はより複雑で曖昧なものになっているのではないでしょうか。 「総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025」では、東京都写真美術館の館内全フロアにおいて、国内外で活躍するアーティストによる映像、写真、資料などのパフォーマンスや身体性と関連する作品群、さらに第2回目となる「コミッション・プロジェクト」のファイナリストによる新作、東京都コレクションの展示および上映、パフォーマンス、ライヴ、トーク、ワークショップなどのプログラムを通して、19世紀から現代にいたるさまざまな表現を紹介し、時間を記録することに焦点をあてながらアーカイヴを掘り下げ、言葉とイメージの問題をひも解きます。
 また、手話通訳付きトークや鑑賞サポートをより充実させ、多様な背景を持つ来場者一人ひとりが文化や表現に出会う環境をつくります。そして、恵比寿ガーデンプレイス各所で展開するオフサイト展示では、テーマに寄り添った作品を体験できる場を創出し、恵比寿地域の文化関連施設と連携して広がりある豊かな芸術文化が享受できる場を提供します。

恵比寿映像祭2025の参加アーティストについて
 「総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025」は、総合テーマ「Docs ―これはイメージです―」のもと、独自の視覚表現によって文化や歴史を再文脈化するメディア・アーティストのトニー・コークス(アメリカ)による日本初公開作品群が美術館内各所やオフサイト会場で展示されるほか、アジアからは、劉玗(台湾)によるヴィデオと空間インスタレーション作品、昨年ヴェネツィア・ビエンナーレで発表されたカウィータ・ヴァタナジャンクール(タイ)による映像作品、アーカイヴおよびフィールド・リサーチを通じて支配的なナラティヴに挑戦するプリヤギータ・ディア(シンガポール)によるメディア作品、映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンの映像の時間に関する写真作品が出展されます。造形的思考を写真や映像に接続させ有機的な映像空間をつくりだす角田俊也、自身で撮影した膨大な量の写真から映像を切り抜きつくりだす林勇気、2021年に他界し、セクシュアリティ表現と闘い続けたパフォーマンス・アーティスト、イトー・ターリのアーカイヴ展示からテーマを掘り下げ考察します。
 東京都コレクションからは、ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット、ジュリア・マーガレット・キャメロン、杉本博司などの写真作品、修復を施した古川タク、藤幡正樹のメディア作品展示など、国境や時代を超える魅力あるラインナップが展示されます。本映像祭では、「ドキュメント/ドキュメンタリー」再考の視点から写真や映像を主としたさまざまな表現から、言葉とイメージの関係性を再考します。総合テーマに即したコレクション作品によって奥行きのある展示を実現します。
 そして、3月23日まで継続して展示を行う3階展示室では、第2回「コミッション・プロジェクト」で選出された4名のファイナリストによって恵比寿映像祭2025のために制作された作品群を展示します。小田香は、イメージと音を介して「人間の記憶のありか」について探求する作品を展開し、小森はるかは、独自の方法で記憶を伝承するドキュメンタリーの在り方を考える作品を出品します。永田康祐は、食や植民地の歴史のリサーチに基づいて、さまざまな語りが交錯する複合的な作品を出品し、ろう者である牧原依里は、身体感覚の視点から作品制作に取り組み、映像の実験的な手法を提示します。ファイナリストそれぞれの個人的、社会的、歴史的な背景や問題意識を通して「ドキュメント/ドキュメンタリー」を探ります。

恵比寿映像祭とは
 恵比寿映像祭は、2009(平成21)年の第1回開催以来、年に一度恵比寿の地で、展示、上映、ライヴ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行ってきた、映像とアートの国際フェスティヴァルです。映像分野における創造活動の活性化と、映像表現やメディアの発展をいかに育み、継承していくかという課題について広く共有する場となることを目指してきました。近年では、地域とのつながりや国際的なネットワークを強化し、一層の充実と発展をはかっています。

主催 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、日本経済新聞社
共催 サッポロ不動産開発株式会社、公益財団法人日仏会館
後援 J-WAVE 81.3FM
協賛 サッポロビール株式会社、東京都写真美術館支援会員

W'UP ★1月30日〜2月16日 糟谷恭子展「Diary of Eve’s Land」 MEM(渋谷区恵比寿)

住所東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL03-3280-0099
WEBhttps://topmuseum.jp/
開館時間10:00 〜 18:00 ※⽊・⾦曜は20:00まで。※入館は閉館の30分前まで
休み月(祝休日は開館、翌平日休館)、年末年始および臨時休館
ジャンル写真、映像
入場料*1イベントにより異なります
アクセス*2JR恵比寿駅東口より徒歩約7分
収蔵品https://topmuseum.jp/contents/pages/collection_list.html
 *1 高齢者、幼年者、団体割引は要確認 *2 表示時間はあくまでも目安です

東京都写真美術館(目黒区三田)

■コロナ感染拡大防止のための注意事項
 入場制限などを実施中。また、事業はやむを得ない事情で変更することがあります。詳細はホームページをご確認ください。→ https://topmuseum.jp/

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