W'UP★6月28日~10月5日 コレクション1 国立国際美術館(大阪市北区)

コレクション1
会 期 2025年6月28日(土)~10月5日(日)
会 場 国立国際美術館(大阪市北区中之島4-2-55)
開館時間 10:00~17:00、金曜・土曜は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(ただし、7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日、8月12日、9月16日
入場料 一般430円(220円)、大学生130円(70円)()内は20名以上の団体料金 高校生以下・18歳未満・65歳以上無料(要証明) 心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明) 夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00~20:00)一般:250円 大学生:70円 本展は特別展「非常の常」(会期:6月28日~10月5日)の観覧券でご観覧いただけます。 無料観覧日 6月28日(土)、7月5日(土)、8月2日(土)、9月6日(土)、10月4日(土)
ホームページ https://www.nmao.go.jp/
お問合せ 国立国際美術館 TEL 06-6447-4680(代表)
- 今井祝雄《作品- 円A》1964/2012年 国立国際美術館蔵 撮影:福永一夫 ©Norio IMAI
- モーリーン・ギャレス《レイト・オーガスト》2024年 国立国際美術館蔵 Photo by Kei Okano. Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN
- マリア・ファーラ《テラスのある部屋》2021年 国立国際美術館蔵 ©Maria Farrar
- 元永定正《作品》1964年 国立国際美術館蔵 ©Motonaga Archive Research Institution Ltd
- 福嶋敬恭《Blue Dots》1966/1989年 国立国際美術館蔵 ©Noriyasu FUKUSHIMA
- 福島秀子《Work 10》1963年 国立国際美術館蔵
2025年度のコレクション1は、特集展示「戦後美術の円・環」と通年展示「コレクション・ハイライト」の二部構成でお届けします。
前者の「戦後美術の円・環」で注目したいのは、円や環などの姿をとってあらわれる、さまざまな「まるい形」です。単純明快、ゆえに美術家のさまざまな意図を受け止めうるその形は、とりわけ戦後日本美術のなかに繰り返し登場してきました。幾何学的形態でありながら角がなく、しかし有機的形態のようには決して不定形でも不規則でもない―その意味で「どっちつかず」なまるは、いかなる役割を担ってきたのか。本特集展示は、いくつかの視点を設けつつ、こうした問いについて考えることを試みます。
いっぽう、後者の「コレクション・ハイライト」で紹介するのは、国立国際美術館を代表する所蔵作品ならびに新収蔵作品です。古くはポール・セザンヌやマックス・エルンストら、19世紀末から20世紀初頭にかけての実践にまで遡られる当館コレクションを通して、近現代の美術の諸相が浮かび上がってくるでしょう。近年収蔵したヨーゼフ・ボイスや村上隆、またモーリーン・ギャレスやマリア・ファーラなどの作品を、1年間通してご覧いただける機会となります。
近年の収蔵作品を多数展示
特集展示、通年展示のいずれにおいても、近年新たに収蔵した作品を多数紹介します。2024年度に収蔵した田部光子《ヤマトタケルノミコト》(1950年代)や森本紀久子《親切な逆夢》《変身》(ともに1963年)、またモーリーン・ギャレス《レイト・オーガスト》(2024年)のほか、2022年度に収蔵した今井祝雄《作品-円A》《作品-円D》(ともに1964/2012年)などを、今回当館で初めてご覧いただけます。
円や環などの形態に着目し、コレクションを紹介
本展覧会では、「まるい形」という共通項を設定しつつ、とりわけ日本の戦後美術における様々な実践を振り返ります。あるときは戦略的に、またあるときは半ば無意識に繰り返されるこの形について再考し、コレクションに新しい光を当てることを試みます。
出品作家
特集展示「戦後美術の円・環」
青木野枝、池田龍雄、伊藤隆康、今井祝雄、今中クミ子、植松奎二、オノサト・トシノブ、郭仁植、柏原えつとむ、エンリコ・カステラーニ、菅野聖子、菊畑茂久馬、草間彌生、工藤哲巳、小清水漸、蔡國強、ザ・プレイ、白髪一雄、杉本博司、高松次郎、田部光子、内藤礼、中西夏之、野村仁、福岡道雄、福嶋敬恭、福島秀子、正延正俊、松谷武判、マルセル・デュシャン、村上三郎、元永定正、森本紀久子、山崎つる子、吉原治良、李禹煥
通年展示「コレクション・ハイライト」
ジャン(ハンス)・アルプ、アンディ・ウォーホル、エミリー・カーメ・ウングワレー、マックス・エルンスト、オノ・ヨーコ、河原温、モーリーン・ギャレス、ジョゼフ・コーネル、ポール・セザンヌ、リュック・タイマンス、ニコラ・ド・スタール、ソピアップ・ピッチ、マリア・ファーラ、ヨーゼフ・ボイス、キム・ボム、ミヒャエル・ボレマンス、アグネス・マーチン、ジョアン・ミッチェル、村上隆、ヤノベケンジ、ロレッタ・ラックス、シェリー・レヴィーン
※変更となる場合があります
関連イベント ギャラリー・トーク等開催予定。詳細は決まり次第、当館ウェブサイト等でお知らせします。
主 催 国立国際美術館
協 賛 公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団
W'UP★6月28日~10月5日 特別展「非常の常」 国立国際美術館(大阪市北区)
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