W'UP★6月2日~8月2日 異世界転生気分で歴史を体験 『秀吉軍記の世界で豊臣秀長になってしまった件』 大谷大学博物館(京都市北区)

2026年度夏季企画展「秀吉軍記の世界で豊臣秀長になってしまった件」
会 期 2026年6月2日(火)~8月2日(日)
会 場 大谷大学博物館(京都市北区小山上総町 大谷大学 響流館1F)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 日曜日・月曜日
※ただし、6月15日(月)、6月21日(日)、7月20日(月・祝)、8月2日(日)は開館
入館料 無料
ホームページ https://www.otani.ac.jp/events/kakikikakuten26.html
本展は、2026年NHK大河ドラマの主人公として注目が集まる豊臣秀長と、その兄・秀吉の立身出世を描いた幕末・明治の軍記物(『絵本豊臣勲功記』、『英名百雄伝』等)をおもしろおかしく紹介する展覧会です。最大の特徴は、来館者が物語の世界に迷い込み、豊臣秀長自身になって展示を鑑賞するという「没入型」の演出です。
会場内では、物語の登場人物(アバター)となった来館者が、軍記に描かれた世界、秀吉本陣や中国大返しの場面に身を置いたり、敵城内を描いた挿絵を望遠鏡で覗き物見をしたり、ほかにも言葉や絵の探し遊びをして自分ならその場面をどう受け止めるのか、来館者の考えを引き出します。また、本展は“学生とともにつくる展覧会”を目指し、博物館学芸員実習生がグッズの企画・デザインや、一部資料のくずし字の翻刻に取り組んでいる点も特長です。古典資料を現代の感覚で捉え直す、新しい形の鑑賞体験を提供します。

1.「秀長」の視点で戦場をめぐる没入型ストーリー
来館者は、展示室の鏡をのぞき込むと秀長の姿に変わってしまったという設定で、秀吉軍記の世界へ。戦国の大事件を当事者として体験します。
2.幕末・明治の武将イラストの共演
『英名百雄伝』や『英雄百人一首』など、歌川国芳ら著名な浮世絵師が描いた躍動感あふれる武将イラスト群を随所で紹介。現代の武将イメージのモチーフになるイラストから、来館者に「推し」を見つけていただきます。
3.学生によるプロデュース企画
学芸員を目指す学生がグッズの企画・デザインに従事。学生独自の視点で古典資料の魅力を形にしたオリジナル缶バッジを作成、販売します。
主要展示作品一例



関連イベント
イベント1. ワークショップ「ミュージアムグッズをつくろう」
『英名百雄伝』等のイラストから好きなものを選び、オリジナルの缶バッジを作成します。
日時 2026年6月21日(日)、7月20日(月・祝)10:00~15:00
料金 200円(材料費)
イベント2. 生涯学習講座「幕末・明治も大人気?絵本・イラスト集になった豊臣兄弟」
実物の資料に触れながら、豊臣兄弟の描かれ方の変遷を学ぶ全3回の講座です。
日時 2026年6月26日、7月3日、7月10日(各金曜日)14:30~16:00
講師 当館職員
受講料 4,500円(※要事前申込 締切6月12日)
本展監修/大谷大学 文学部 講師 工藤 克洋
今回の展示で扱う『絵本豊臣勲功記』などの軍記物は、幕末から明治にかけて人気を博した、秀吉伝記です。百姓から天下人へと昇りつめていく秀吉の出世譚を、事実を踏まえつつも、時に想像で補いつつ、言葉だけでなく絵も交えながら語りかけてくれます。しかし、古典籍の展示はくずし字で表現されているため、「文字が読めない」「素通りされてしまう」という課題を抱えがちです。そのため、本展では、単に展示品を眺めるのではなく、若年層に馴染みのある「転生モノ」のような没入体験として構成しました。来館者が「豊臣秀長」というアバターを身にまとい、軍記に描かれた戦場での出来事をどう考えるのかを来館者に問うことで、来館者に展示の主人公になって欲しいと考えています。
大谷大学博物館
本学博物館は、真宗学・仏教学・歴史学・文学など世界的に貴重な典籍、考古遺物、民俗資料など約12,000点を所蔵。年4回の企画展と年1回の特別展を地域に広く公開し、文化財を間近でみることができる博物館です。
本学図書館が収蔵していた貴重資料および考古遺物や民俗資料などの文物を含む多様な資料の適切な保管と調査研究、1987年に開設された博物館学課程の充実化、生涯学習など社会的要請への対応などを目的に設置構想を策定し、2003年に開館。昨年には、開館20周年を迎えました。
※京都市営地下鉄烏丸線国際会館行「北大路」駅下車、6番出口すぐ
※市バス「北大路バスターミナル」、「下総町」、「烏丸北大路」下車




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