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W'UP★3月1日~3月31日 めでたい瑞獣根付展 京都 清宗根付館(京都市中京区)

W'UP★3月1日~3月31日 めでたい瑞獣根付展 京都 清宗根付館(京都市中京区)

「めでたい瑞獣根付」展
会 期 2026年3月1日(日)~3月31日(火)
会 場 京都 清宗根付館(京都府京都市下京区黒門通木津屋丸太町下る上之町43-1)
開館時間 10:00~16:00
休館日 水曜日
入館料 一般 1,300円(10名以上の団体 1,200円)中・高・大学生 1,100円
※割引の併用はございません
ホームページ https://www.netsukekan.jp/
お問合せ 075-371-0808

 京都 清宗根付館は、現代根付を中心に根付を専門に紹介する美術館として、月替わりで企画展を開催しています。2026年1月から3月にかけては、特別企画「根付の幸せ」展を開催し、新年の門出にあわせて、根付に表現されてきた「幸せ」のかたちに光を当てます。3月はその一章として、「めでたい瑞獣」根付を特集します。
 根付には、洒落や諧謔、意表を突く構想によって、鑑賞者の感性を揺さぶる作品が数多く存在します。常識的な視点を相対化し、造形を通して新たな美意識を提示する点も、根付の大きな魅力です。「笑い」のテーマは、人の心をほどき、場に明るさと調和をもたらすものとして、古くから親しまれてきました。洒脱さや諧謔性は、根付の世界では「ひねり」とも呼ばれ、日本美術に特有の知的な余白を備えた表現態度として尊ばれてきました。根付は、意匠・造形力・構成が高度に結びつくことで成立し、掌中に凝縮された独自の世界観を生み出します。また、この精神性は歴史的な生活文化に根ざしつつ、現代の根付師たちにも受け継がれています。根付師は、作品に様々な仕掛けを施すことで、鑑賞者にささやかな幸福や気づきをもたらそうとしています。

「白澤(はくたく)」 
「白澤(はくたく)」

「白澤(はくたく)」 
作者:阿部 賢次(1947~)
大きさ:高3.1cm
素材:象牙
解説:伝説の瑞獣として知られ、人間の言葉を話し、万物の知識に通じ、災厄や疫病を退ける力を持つと信じられています。徳の高い為政者の治世に現れます。

「鳳凰」
「鳳凰」

「鳳凰」
作者:栗田 元正(1976~)
大きさ:高5.7cm
素材:鹿角
解説:平安の象徴とされ、慈悲に満ちた智慧を備えるため、困難な時はその姿を見せず、聖天子が出現した際に現れ、愛と再生をもたらすとされます。

「鳳凰」
「鳳凰」

「鳳凰」
作者:井尻 朱紅(1954~)
大きさ:高4.8cm
素材:黄楊・蒔絵
解説:そもそも鳳が雄、凰が雌をあらわすともいわれ、番( つがい) で鳳凰とされます。桐に宿り、竹の実をついばみ、永遠の時を生きるといわれています。

「レッドドラゴン」
「レッドドラゴン」

「レッドドラゴン」
作者:永島 信也(1986~)
大きさ:高3.8cm
素材:黄楊
解説:紅い素材を活かし、ファンタジーゲームから飛び出してきたような作品です。アジア圏での龍と異なり、皮膜の翼を持ち、獰猛な性格を帯びています。

「麒麟」
「麒麟」

「麒麟」
作者:齋藤 美洲(1943~)
大きさ:高6.8cm
素材:象牙
解説:百獣の長とされ、麒は雄(オス)、麟は雌( メス) を表し、慈しみ、思いやりを持った動物で、生きている虫を踏まず、草を折らない仁獣とされます。

京都 清宗根付館について
 佐川印刷株式会社 取締役名誉会長 木下宗昭による「日本のよき伝統を、日本人の手によって、日本に保管したい」という発意によって、ここ文化首都・京都に設立された日本で唯一の根付を専門とする美術館です。当館では「新たな挑戦」と「絆」をむね(宗)とし、根付と根付をめぐる文化の継承・創造・発展を目指し、<魅せる><育む><繋がる>を使命に、地域と皆さまに開かれた美術館として活動しています。

 同館は、京都市の有形指定文化財で、京都市内に現存する数少ない武家屋敷と京町屋の特性を併せ持つ郷士(上層農民)の邸宅「旧神先家住宅」に、現代根付400点が展示されています。
※開館時間・休館日は臨時に変更する場合もございます。
※中学生以上の入館の際、「学生証」の提示が必要となります。
※館内でのご飲食、またペットを連れての入館はご遠慮願います。
※専用駐車場はありません。ご来館は公共の交通機関をご利用ください。
※当館は旧家を利用した展示スペースですので、段差が多数ございます。

美術館外観

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