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W'UP★4月25日~6月28日 わたしの比治山ノート:島・山・丘、ときどき猫 広島市現代美術館(広島市南区)

W'UP★4月25日~6月28日 わたしの比治山ノート:島・山・丘、ときどき猫 広島市現代美術館(広島市南区)

わたしの比治山ノート:島・山・丘、ときどき猫
会 期 2026年4月25日(土)~6月28日(日)
会 場 広島市現代美術館(広島県広島市南区比治山公園1-1)
開館時間 10:00~17:00
休館日 月曜日(ただし5月4日は開館)、5月7日(水)
入館料 無料
ホームページ https://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp

 広島市現代美術館が位置する比治山は、かつて広島湾に浮かぶ島でした。縄文時代の遺跡である貝塚の発見は、この地が人々の往来や憩いの場であったことを示しています。貝塚にはじまり、近代の歴史や被爆の痕跡、文化施設の集積を経て、現在は平和を祈る場としての側面も持ちながら、比治山には多様なレイヤーが折り重なっています。また、山路商や浜崎左髪子をはじめとする作家たちもこの地に触発され、独自のまなざしを向けてきました。
 本プログラムでは、既存の物や事を再編するデザインユニット、又又(マタマタ)の企画協力を得て、比治山の地勢・歴史・記憶を手がかりに、この場所に内包された多層性をあらためて読み解き、可視化することを試みます。比治山の砂や土を用いた画材づくりや、匂いや音を収集するワークショップ、さらに比治山に精通した方々とともに行うフィールドワークなど、参加型の実践を通して、多感覚的なアーカイブの構築を目指します。こうした実践を点として蓄積し、それらのあいだに潜む関係性を線として結び直すことで、比治山を新たな創造的対話の場として再発見していきます。

出品作家(順不同)
山路商、浜崎左髪子、入江早耶、井上尚子、亀川果野、ウエヤマトモコ、土居辰彦、SATOMACHI、安部泰輔

見どころ
1 展示ゾーンと体験ゾーンの2部構成
 展示ゾーンでは、比治山の歴史を、島・山・丘といった呼び名の変遷に着目し、貝塚から出土した土器や、山路商、浜崎左髪子らの作品とともに関連資料をまじえて3つに分類して紹介します。
 体験ゾーンでは、それぞれ、色・におい・音をテーマに制作を続ける、亀川果野、井上尚子、ウエヤマトモコの3名のアーティストを招聘し、実際に比治山を散策しながら採集をおこなった色・におい・音を紹介します。来場者は会場内で、それらを体験することができます。
2 みんなで比治山をアーカイブ
 会期中、比治山公園内で複数のワークショップを開催します。亀川、井上、ウエヤマの3人のアーティストとともに比治山を散策し、参加者も一緒に比治山の色・におい・音を採集します。参加者が採集したものも、ワークショップ実施後に展示に加えていきます。
 また、来場者がそれぞれに比治山を探検し、見つけたものを書き込むためのヒントがつまったノートを会場で無料配布します。はじめての比治山も、馴染みのある比治山も、「色」「におい」「音」に注目して歩いてみると、新たな発見があるかもしれません。さらに「おしえて!みんなの比治山」コーナーでは、来場者が知っている比治山の情報を募集し、会場内で紹介します。

関連イベント
みんなでバードウォッチング
日時 4月29日(水・祝)9:30~11:30
講師 日本野鳥の会 広島県支部
会場 比治山公園内(集合場所:ムーアの広場)
定員 15名程度
対象 小学3年生以上(小学生は保護者同伴)
※要申込(4月22日(水)締切)、申込多数の場合は抽選

比治山のいろを集める
日時 5月2日(土)①10:30~12:30、②14:30~16:30
講師 亀川果野(出品アーティスト)
会場 広島市現代美術館 モカモカ
定員 各回10名程度
対象 どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)
※要申込(4月24日(金)締切)、申込多数の場合は抽選

比治山のにおいを集める
日時 5月16日(土)13:00~16:00
講師 井上尚子(出品アーティスト)
会場 広島市現代美術館 モカモカ
定員 10名程度
対象 どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)
※要申込(5月6日(水)締切)、申込多数の場合は抽選

比治山のおとを集める
日時 5月30日(土)13:00~16:00
講師 ウエヤマトモコ(出品アーティスト)
会場 広島市現代美術館 モカモカ
定員 10名程度
対象 どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)
※要申込(5月19日(火)締切)、申込多数の場合は抽選

亀川果野
1996年、熊本生まれ。2025年、広島市立大学大学院芸術学研究科博士後期課程(日本画研究室)修了。日本画で用いられる素材で「ことば」や「文字」の断片を描き、イメージと視覚的な効果の関係を提示する作品を制作。自身のフィールドワークでもある、比治山や広島市内で採集した土を使ったワークショップも行う。2025年8月に当館で「自然の素材で絵を描こう!」と題したワークショップを開催。

井上尚子
1974年、神奈川生まれ。環境、文化、歴史を匂いの記憶から楽しむ「くんくんウォーク」を教育機関、美術館、図書館、植物館、企業、公園、空港など国内外で開催。近年の個展に「記憶の標本室 — Life is Smell project — KUNKUN Laboratory」(2025、千葉市美術館)がある。

ウエヤマトモコ
1972年、関西育ち。音響作家、サウンドエンジニアとして活動。フィールドレコーディングや、サウンドワークショップも行う。人・ミミ島代表。近年の主なプロジェクトに「回遊するサウンドアーカイブ-千種区」(2025、愛知)や、『港まちまち 音(ね)に浮かぶ』(2023、港まちポットラックビル、愛知)など。

企画協力 又又
主 催 広島市現代美術館

※このほか、比治山探検などを開催予定。詳細および申込については、当館ウェブサイトをご確認ください。

W'UP ★6月27日~9月23日 コレクション展 2026-1 美術館の時間_チャプター1:タイムマシーン 広島市現代美術館(広島県広島市)

W'UP ★3月14日~6月28日 フィンランド スピリット サウナ ー建築、デザインからサウナハットまで 広島市現代美術館(広島市南区)

W'UP ★1月24日~4月5日 Praylings―ふしぎでやさしい祈りの子たち― 広島市現代美術館ミュージアムショップ「339」(広島市南区)

広島市現代美術館について
 広島市現代美術館は、全国で初めて現代美術に本格的に取り組む公立美術館として1989年5月3日にスタートしました。建物は、建築家·黒川紀章による設計で、市内を見渡す緑豊かな比治山公園に位置しています。自然の景観と調和しながら、美術館としての先駆性が表現されており、垂直軸に沿って下から順に自然石、タイル、アルミと変化する素材は、過去から未来への文明の発展や時間の流れを表し、設計者独自の「共生の思想」を体現しています。2023年3月18日、リニューアルオープン。

美術館外観
Photo: SATOH PHOTO Kazunari Satoh

本記事は各施設配布のプレスリリースおよび提供情報をもとに作成しています。

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