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W'UP★8月1日~9月23日 おかえりなさい! 佐竹本三十六歌仙絵とゆかりの名品 秋田市立千秋美術館(秋田県秋田市)

W'UP★8月1日~9月23日 おかえりなさい! 佐竹本三十六歌仙絵とゆかりの名品 秋田市立千秋美術館(秋田県秋田市)

おかえりなさい! 佐竹本三十六歌仙絵とゆかりの名品
会 期 2026年8月1日(土)~9月23日(水・祝)
 前期 8月1日(土)~8月16日(日)
 中期 8月18日(火)~9月6日(日)
 後期 9月8日(火)~9月23日(水・祝)
※8月17日(月)、9月7日(月)は展示替え作業のため観覧できません
会 場 秋田市立千秋美術館(秋田県秋田市中通二丁目3-8)
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 会期中無休
入館料 一般 1500円(1200円)、大学生 1000円(800円)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体、前売、障がい者割引、リピーター割引(本展半券の提示が必要)、秋田県立美術館および秋田市立佐竹史料館企画展との相互割引料金(他の割引と併用は不可)
※くるりん周遊パスで観覧の場合、一般1190円 、大学生790円
※ペアチケット 2200円(チケット一般2枚、前売期間のみの販売)
ホームページ https://www.city.akita.lg.jp/kanko/kanrenshisetsu/1003643/index.html

 かつて秋田藩20万石佐竹家には数多くの美術品が伝来、所有されていました。なかでも「佐竹本三十六歌仙絵」は、鎌倉時代に制作された最高傑作と名高い歌仙絵の優品です。大正6年(1917)に佐竹家を離れ、大正8年(1919)には上下2巻の絵巻が一歌仙ごとに切断されて各所へ分蔵、流転しながら今日に至ります。
 本展では、絵巻切断から100余年、過去最多15幅が秋田へと里帰りし、順次展示替えをしながらご紹介します。さらに、絵巻の各種模本を同時に展示し、近世における佐竹本三十六歌仙絵の図像の伝播についても考えます。この他にも当館所蔵の秋田蘭画や佐竹家ゆかりの作品・資料も含めた約60件を間近でご覧いただき、時代を超えて愛される名品の魅力をご堪能ください。

【中期展示】重要文化財「佐竹本三十六歌仙絵 小大君」詞 伝後京極良経筆、絵 伝藤原信実筆、鎌倉時代(13世紀)大和文華館蔵
重要文化財「佐竹本三十六歌仙絵 小大君」詞 伝後京極良経筆、絵 伝藤原信実筆、鎌倉時代(13世紀)大和文華館蔵【中期展示】
「月丸扇紋蒔絵巻物箱」_江戸時代(18~19世紀)個人蔵【通期展示】
「月丸扇紋蒔絵巻物箱」江戸時代(18~19世紀)個人蔵【通期展示】

見どころ
1 絵巻切断から100余年、過去最多15幅が秋田へ!
 国公立博物館をはじめ、各地の美術館および個人から作品を借用し、前期・中期・後期の各会期、完全入れ替えで5点ずつ、計15幅の「佐竹本三十六歌仙絵」を紹介します。秋田では過去最多の展示となり、全国的にみても貴重な機会です。

2 佐竹本模本の世界
 「佐竹本三十六歌仙絵」は大正8年(1919)に切断されるまで2巻の絵巻の形式でした。江戸時代後半、日本各地の古物調査や御所造営が行われるなかで、古典図像が重要な意味を持つようになり、この時期多くの佐竹本の模本が作られました。今回は、3件の佐竹本模本を同時に展示し、近世における佐竹本図像の展開についてもご紹介します。

3 当館所蔵の秋田蘭画も一堂に公開
 当館が所蔵する秋田藩士・小田野直武および第8代藩主佐竹義敦(号 曙山)による、いわゆる「秋田蘭画」も本展では会期中の展示替え、常設の秋田蘭画コーナーを含めて約10点を展示します。この他、大正6年(1917)の売立目録に掲載されていた佐竹家ゆかりの名品たちをご紹介します。

展覧会の構成
第1章 秋田藩と書画 直武から義和まで
 秋田藩8代藩主佐竹義敦(号 曙山)、藩士・小田野直武、9代藩主佐竹義和、藩御用絵師狩野秀水らの作品を、当館所蔵の秋田蘭画や市内所蔵資料を中心に紹介します。

第2章 佐竹義和のネットワークと三十六歌仙絵巻
 三十六歌仙絵巻が佐竹家の所蔵となった時期を確定する資料はありませんが、佐竹義和の頃までには、松平定信、谷文晁などのネットワークのなかで佐竹家所蔵であることが大名や数寄者の間で知られたものと考えられます。今回は、江戸時代中・後期に写された模本を比較検討し、佐竹本三十六歌仙絵巻の図像の波及について考えます。

第3章 佐竹家ゆかりの名品
 明治時代になると、旧大名家は経済的に苦しい状況となっていき、伝世の道具類を手放す例が相次ぎました。大正6年(1917)、東京美術倶楽部で行われた佐竹侯爵家の入札会の目録掲載作品のうち、三十六歌仙絵巻の次に注目されていた、重要文化財・雪村周継「風濤図」(野村美術館蔵)を含む3件を紹介します。

第4章 秘宝・佐竹本三十六歌仙絵
 佐竹本三十六歌仙絵巻は、大正6年(1917)の入札会で佐竹家を離れ、大正8年(1919)に一歌仙ごとに分割され、各々の所有に帰しました。所有者たちは、こだわり抜いた表装をほどこし、展覧会や茶会でのみ披露する「秘宝」として愛蔵し、数寄者たちの憧れの一品となりました。

佐竹本三十六歌仙絵 展示スケジュール
前期 8月1日(土)~8月16日(日)
小野小町(おののこまち)       個人蔵
山辺赤人(やまべのあかひと)     個人蔵
紀 友則(きのとものり)       京都・野村美術館蔵
在原業平(ありわらのなりひら)    大阪・湯木美術館
源 宗于(みなもとのむねゆき)    個人蔵

中期 8月18日(火)~9月6日(日)
小大君(こおおぎみ)         奈良・大和文華館蔵
坂上是則(さかのうえのこれのり)   文化庁蔵
平 兼盛(たいらのかねもり)     静岡・MOA美術館
大中臣頼基(おおなかとみのよりもと) 埼玉・遠山記念館
藤原仲文(ふじわらのなかぶみ)    京都・北村美術館

後期 9月8日(火)~9月23日(水・祝)
壬生忠峯(みぶのただみね)      東京国立博物館
清原元輔(きよはらのもとすけ)    東京・五島美術館
源 順(みなもとのしたごう)     東京・サントリー美術館
源 重之(みなもとのしげゆき)    富山・リードケミカル株式会社
源 信明(みなもとのさねあきら)   京都・泉屋博古館

※会期ごとに展示する歌仙絵が全く異なりますのでご注意ください。
※作品の状態等により予告なく、展示スケジュールが変更となる可能性がございます。

関連イベント

記念講演会 「佐竹本三十六歌仙絵巻—分断から始まる流転のドラマ」
日時 8月22日(土)14:00~15:30
講師 降矢哲男氏(京都国立博物館学芸部 工芸室長)
会場 千秋美術館3階講堂
対象 一般(定員70名、展覧会チケットが必要)
申込 電話にて受付中

学芸員による見どころスライドレクチャー
日時 8月9日(日)、9月5日(土) 各回とも14:00より40分程度
担当 千秋美術館学芸員
会場 千秋美術館3階講堂(事前申込不要、展覧会チケットが必要)

呈茶席
日時 8月29日(土)茶道表千家同門会、9月13日(日)茶道裏千家淡交会
各日とも13:00~15:00
会場 千秋美術館1階ロビー
茶券 500円(お抹茶と季節のお菓子)

関連情報
秋田市立佐竹史料館で同時開催
企画展「佐竹氏の名宝、雄大なる歴史を想う~武と雅~」
8月1日(土)~9月23日(水・祝)
※会期中、本展との相互割引を実施します。詳細は後日ホームページに掲載いたします。

本展は令和8年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業の支援を受けています。
主 催 佐竹本三十六歌仙絵展実行委員会(秋田市立千秋美術館、秋田魁新報社)
後 援 NHK秋田放送局、ABS秋田放送、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送、エフエム秋田、CNA秋田ケーブルテレビ
特別協力 独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館

本記事は各施設配布のプレスリリースおよび提供情報をもとに作成しています。

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