W'UP★11月15日~2026年2月15日 文化財と鬼師展 ~伝統と革新のカタチ~ 高浜市やきものの里かわら美術館・図書館(愛知県高浜市)

文化財と鬼師展 ~伝統と革新のカタチ~
会 期 2025年11月15日(土)~2026年2月15日(日)
会 場 高浜市やきものの里かわら美術館・図書館 本館(愛知県高浜市青木町九丁目6-18)
開館時間 10:00~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
休館日 月曜日、火曜日、11月26日(水)、12月27日(土)~2026年1月6日(火)、1月14日(水)※11月24日(月祝)、2026年1月12日(月祝)は開館
入館料 高校生以上500円(400円)、中学生以下無料 ※()内は、前売り、高浜市内居住者、20名以上の団体料金 ※75歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方ほか、割引あり ※前売りは、当館ミュージアムショップにて販売(期間:10月16日(木)~11月14日(金))
ホームページ https://www.takahama-kawara-museum.com/
お問合せ 0566-52-3366(美術館)




地獄を含む輪廻転生の世界を描いた「六道絵」や、極楽浄土を描いた「浄土図」のほか、「えんちょこ獅子」「おまんと祭り」「菊人形づくり」「射放弓」など、高浜市には古くから継承されている貴重な有形・無形の文化財があります。
また、高浜市は日本一の瓦生産量を誇る「三州瓦」の中心的産地であり、鬼瓦職人の「鬼師」が継承してきた技術は、全国の文化財建造物の修復にも欠かせないものとなっています。
本展では、高浜市に伝わる文化財と、三州鬼師が高浜市の文化財を題材として制作した新たなカタチの瓦芸術をあわせてご紹介します。
見どころ
地域の“伝統×革新”
現在活躍している鬼師15名が、本展で展示する高浜市の文化財に着想を得て、瓦の素材を用いた芸術作品を新たに制作しました。鬼師の伝統技術と現代的感性を通して、高浜の文化財の新しい見方を紹介する、美術館の開館30周年を飾る当館ならではの展覧会です。
通常非公開の文化財を公開
高浜市に受け継がれてきた有形・無形の文化財の中から、選りすぐりの12件を紹介します(無形文化財と一部の有形文化財は写真パネルによる展示)。普段公開されていないものが多いため、それらを一堂に見ることができる貴重な機会です。地域に根ざした信仰・芸能・祭礼などが見て取れる文化財を通して地域の人々が大切にしてきたことを感じ、高浜を再発見することにつなげます。
文化財になった鬼師の技
県外にある国宝や文化財に指定された建物に使われている、三州鬼師が復元した鬼瓦や飾り瓦を写真パネルで紹介します。肉眼で捉えることは難しい作者の名前や製作年を刻んだ銘も見ることができます。併せて、全国の文化財指定されている建物に関連した、当館所蔵の瓦も展示します。
展示作品数(予定)
高浜市指定文化財 有形文化財 8件、無形文化財 4件、瓦作品 16点 ほか写真パネル
関連イベント
コラボランチ「魔王と天使のdejeuner(デジュネ)」
展覧会との期間限定コラボランチメニュー。高浜市の指定有形文化財「六道絵」「浄土図」から、魔界と天国をイメージした料理からなる充実の豪華フルコースです。
日時 11月16日(日)~2月15日(日)11:00~13:00(ラストオーダー)
場所 レストランOmi(当館併設)
料金 3,800円(税込)
※1日10食限定(要予約)
町歩きツアー「瓦女子と歩く高浜鬼みち瓦さんぽ」
高浜には「鬼みち」と呼ばれる散策路があります。「瓦女子」として瓦の魅力を発信する脇田さんと一緒に、「鬼みち」で様々な瓦に出会う旅に出かけましょう。展覧会で扱う文化財ゆかりの場所に立ち寄りながら、高浜の町並みを満喫できるコースです。
日時 12月13日(土)13:00~15:30
講師 脇田佑希子氏(瓦女子)
場所 当館 第3駐車場 集合
定員 15名
参加費 500円(観覧券付き)
申込み 11月15日(土)よりメールフォームで受付
講演会「想像の海原へ ~鬼が彩る日本の文化 愛知の文化~」
日本の文化は「鬼」など不可思議な存在たちと共に歩んできました。民話や文化財などにも残り、今もメディアを超えて愛され続ける彼らの足跡を深掘りしてみませんか。
日時 11月29日(土)13:30~15:00
講師 島田尚幸氏(あいち妖怪保存会 共同代表)
場所 1階ホール
定員 80名
参加費 無料(当日観覧券が必要)
申込み 10月29日(水)より電話受付
ギャラリートーク「鬼師がつくる文化財のカタチ」
学芸員が展示の見どころを紹介します。
日時 11月22日(土)・12月7日(日)・1月18日(日)各回14:00~
ワークショップ「干支瓦を作ろう」
瓦と同じ粘土を彫って、オリジナルの干支瓦を作ります。いぶし瓦の縁起物を飾って、新しい年をお迎えしましょう。
日時 11月15日(土)・16日(日)1.10:00~12:00 2.14:00~16:00
講師 伊達映見氏・伊達由尋氏(株式会社伊達屋)/本展覧会出品作家
ワークショップ「瓦の拓本体験」
瓦文様の拓本でしおりをつくってみましょう。
日時 1月10日(土)・11日(日)10:30~15:00 随時開催(※12:00~13:30を除く)
ワークショップ「ハスの花のあかりづくり」
ハスの花は仏教で重要な意味をもち、お寺では瓦など様々なところで登場します。「蓮紙」と呼ばれる紙を使って、ハスの花を咲かせましょう。ライト付きでランタンとして使えます。
日時 2月15日(日)1.10:00~11:30 2.14:00~15:30
講師 渡辺則子氏(石屋のあすか)
絵画作品募集「こんな瓦あったらいいな」
新しいカタチの鬼瓦や、便利な機能が搭載された未来の瓦など、あったらいいなと思う瓦を考案してください。
応募期間 11月15日(土)~11月30日(日)
展示期間 12月3日(水)~2月15日(日)館内にて展示
※イベントの電話申込みは 0566-52-3366 まで
主 催 高浜市やきものの里かわら美術館・図書館
後 援 愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、名古屋鉄道株式会社
協 力 三州瓦工業協同組合



コメント