W'UP★5月17日~7月27日 盛田昌夫コレクション寄贈記念 特別展「イタリアの磁器-リチャード ジノリのクラシックとモダン」 愛知県陶磁美術館(愛知県瀬戸市)

盛田昌夫コレクション寄贈記念 特別展「イタリアの磁器-リチャード ジノリのクラシックとモダン」
会 場 愛知県陶磁美術館 本館 1階展示室(愛知県瀬戸市南山口町234番地)
会 期 2025年5月17日(土)~7月27日(日)
開館時間
2025年5月17日(土)~6月29日(日) 9:30~16:30
※5月17日は開会式のため、ご観覧は11:30頃から
2025年7月1日(火)~7月27日(日) 9:30~17:00
休館日 毎週月曜日(ただし7月21日(月・祝)は開館、7月22日(火)は振替休館)
入場料 一般 900円(720円)、高校・大学生 700円(560円)、中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金
ホームページ https://www.pref.aichi.jp/touji/exhibition/2025/special/moritacollection/index.html
お問合せ 愛知県陶磁美術館 TEL 0561-84-7474
主 催 愛知県陶磁美術館

- カポディモンテ 珊瑚のハンドル付きティーポット<イストリアート>ドッチァ窯 1880年-1900年頃 愛知県陶磁美術館蔵(盛田昌夫コレクション)
- エジプト総督のためのプレート<ケディヴェ> デザイン:ガエターノ・ローディ /ドッチァ窯またはリチャード ジノリ 1874年-1907年 個人蔵
- リバティ・ベース<孔雀> デザイン:ジョヴァンニ・ブッファ/リチャード ジノリ 1900年代初め(1995年復刻)愛知県陶磁美術館蔵(盛田昌夫コレクション)
- 壺<ドッチァの風景> リチャード ジノリ 2000年 愛知県陶磁美術館蔵(盛田昌夫コレクション)
- GINORI 1735 スクエアプレート<IL VISGGIO DI NETTUNO>デザイン:ルーク・エドワード・ホール 2019年-
- GINORI 1735<DIVA>シリーズ 2024年-
愛知県陶磁美術館では、盛田昌夫氏から寄贈されたリチャード ジノリの貴重な作品の初公開を記念し、特別展を開催します。リチャード ジノリは1730年にフィレンツェ近郊のドッチァで誕生し、磁器の焼成に成功しました。その後、王侯貴族に愛されながら発展し、1896年にはミラノのリチャード陶器会社との合併を経て、近代的な製陶会社となりました。特にアール・デコ期には、ジオ・ポンティのモダンなデザインが加わり、新たな魅力を生み出しました。本展では、初公開となる盛田昌夫コレクションに加え、ジオ・ポンティの代表作や現代のジノリのシリーズを含む約190点を展示します。
I章 イタリアの磁器 ドッチァ窯
創業者カルロ・ジノリ時代(1737-1757)から5代カルロ・ベネデット・ジノリ・リーシ時代(1879-96)につくられたテーブルウエアを紹介します。
II章 リチャード ジノリの時代
1898年のリチャード ジノリ陶磁器会社設立以降に、世界的な陶磁器メーカーとして生み出したテーブルウエアと装飾陶磁の名品を紹介します。
III章 アートディレクター ジオ・ポンティの世界
「イタリアンモダンの父」と呼ばれ、20世紀イタリアの建築とデザインの第一人者として知られるジオ・ポンティ(1891-1979)が、1923年から1930年代にかけてアートディレクターとして手掛けた陶磁器などを紹介します。
IV章 ジノリの現在(いま)
2013年にリチャード ジノリはケンリン・グループの傘下に入り、2020年にはブランド名が変更されて「GINORI 1735」となりました。世界的に活躍するデザイナーとのコラボレートで生み出された最新シリーズを中心に紹介します。
関連イベント
記念講演会「陶磁を愛した建築家・ジオ・ポンティ」(事前申込不要・先着順)
日時 5月31日(土)13:30~15:00頃
講師 田代かおる氏(フリーキュレーター)
親子向けギャラリートーク「はじめてのジノリ」(事前申込不要・要観覧券)
日時 6月1日(日)13:30~(1時間程度)
ギャラリートーク(事前申込不要・要観覧券)
日時 6月15日(日)、7月19日(土) 各日とも13:30~(1時間程度)
ポーセリン・ペインティング体験講座(事前申込制・要参加費)
「ペンワークで小さなお皿に花飾りのイニシャルを描く」
日時 6月22日(日)13:00~16:00頃
講師 杉山ひとみ氏(1級陶磁器製造技能士、イタリアロンバルディア州認定陶磁器上絵装飾士)
定員 20名(応募者多数の場合は抽選)
※詳細は公式ウェブページで確認を。
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