W'UP!★ 9月14日~9月20日 谷原菜摘子展「どこかでラッパが鳴っている」 上野の森美術館ギャラリー (台東区上野公園)

W'UP!★ 9月14日~9月20日 谷原菜摘子展「どこかでラッパが鳴っている」 上野の森美術館ギャラリー (台東区上野公園)
《世界の隙間 ここで飛べ》2024年、ベルベットに油彩、アクリル、オイルパステル、グリッター、194×260cm

谷原菜摘子展「どこかでラッパが鳴っている」
会 場 上野の森美術館ギャラリー (東京都台東区上野公園1-2)
開催日 2024年9月14日(土)~9月20日(金)
開館時間 10:00~17:00 (入館は30分前まで)※9月14日はイベントのため14:30で閉場いたします
休館日 会期中無休
入場料 無料
※本会場には御祝花を飾るスペースがございませんので、お気遣いに感謝しつつも謹んでご退場させていただきます。

《私たちの人生》2024年
《私たちの人生》2024年、ベルベットに油彩、オイルパステル、グリッター、60.6×72.7cm
《「変身」のためのドローイング、グレゴール・ザムザ》2022年
《「変身」のためのドローイング、グレゴール・ザムザ》2022年、紙にパステル、チャコール、アクリル、グリッター、55×37.5cm

 昨年3月に「咲くやこの花賞受賞記念展」をクリエイティブセンター大阪にて、7 月には ARKO2023 招聘作家として大原美術館で個展を開催した谷原菜摘子の、都内では 2 年ぶりとなる新作個展を上野の森美術館ギャラリーと恵比寿の MEM で開催いたします。
 谷原菜摘子は、京都市立芸術大学美術研究科博士課程を修了。 博士論文は「初代暗さの底にある光脈―デロリを起点とした暗黒絵の考察」。中世の日本から続く「暗い絵」の系譜に自分の作品を論考を執筆した。
 上野の森美術館ギャラリーでは新約聖書の黙示録をテーマに大型の新作油彩を中心に発表いたします。
 谷原は、作品制作において、最初に独自の物語を生み出すことを重要視してきました。本展でメインとなる物語には、体が飛行機に変化してしまった女の子達の主人公として登場します。彼女たちは「飛行機ガールズ」として、終末を止められる可能性がある「世界の隙間」へ出発します。
その他に「終末」に関わる初期の油彩作品や、パステル画も合わせて展示いたします。
 壮大な黙示録とは対照的に、MEMでは人間の小さな闇をテーマに構成します。
 鯱に囲まれた筏の上で生きる人々、顔のない男性を抱きしめる女性、宇宙に蝕まれる身体など、非現実的な光景と、人の内面に巣食う闇を描きます。また、谷原が人形美術を担当した江戸糸操り人形劇団結城座の演目「変身」のために描いたポスター原画や、人形のデザイン画も展示いたします。

対談企画①「憑依する美術」
日 時 9月14日(土)15:30~17:00
参加者 森村泰昌(美術家)、谷原菜摘子
会場 上野の森美術館ギャラリー
参加費 1200円
定員50名・要予約、チケット事前購入制

対談企画②「創造神として」
日 時 9月29日(日)15:00~17:00
参加者 吉村萬壱(作家)、谷原菜摘子
会場 MEM
参加費 1200円
定員20名・要予約、チケット事前購入制
※対談終了後に同会場で17:30–19:00クロージングパーティを開催いたします。(参加無料)

対談企画参加チケット、オンライン配信視聴チケット販売中
https://mem-inc.stores.jp/?category_id=60e54f22ec877104ffa39eaf

W'UP ★ 1月7日〜1月26日 名古屋:前衛写真の系譜 1930〜50年代 坂田稔、後藤敬一郎、高田皆義、田島二男、服部義文、山本悍右 MEM(渋谷区恵比寿)

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