W'UP ★5月24日~6月8日 energy 2025 Teppei Ono CIBONE(渋谷区神宮前)

energy 2025 Teppei Ono
会 期 2025年5月24日(土)~6月8日(日)
会 場 CIBONE(東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F)
開館時間 11:00~20:00
入場料 無料
ホームページ https://www.cibone.com/
企画プロデュース 祥見知生 うつわ祥見KAMAKURA
Photo 西部裕介
今、私たちが生きている社会で起きている、あらゆるひずみ。小野哲平の”つくる”きっかけは怒り、であることは今までも彼の口から語られている通りで、まさに彼も必死で社会とつながろうと抗うことが、今もなお、その手を動かし続ける理由であると感じます。
ぜひ小野哲平のうつわをその手で触れてみてください。包み込まれるような感覚と、今を生き抜く誰しもに開かれた、懐かしくもあり最も欲しているものを思い出させてくれるのではないでしょうか。その理由はいたって単純で、一つ一つのうつわは、まごうことなく小野哲平という人間の体から生み出されている、とても強く、そして正直なものであるから。
彼はこう話してくれたことがあります。自然と食器棚の前にいつもある、感覚的に手に取ってしまううつわでありたい、そこに自分の仕事の意味があると。
本展示会は、2つの会場での開催となります。都市の一部として、人とモノが行き交う潮流としてのCIBONE、そして今の原宿を体現するテンポラリースペース StandBy。この2つの場所で小野哲平の展示を行うということが、あらゆる人種や世代が行き交う都市において、欠けている必要なものを後世に伝える一つの大きなきっかけとなることを願っています。
二冊目の作品集『TEPPEI ONO: THE WORKS 小野哲平』を初披露
2025年5月、小野哲平の二冊目の作品集『TEPPEI ONO: THE WORKS 小野哲平』が建築とデザインの専門出版社ADPより刊行されます。祥見知生プロデュース、菊地敦己ブックデザイン。小野自ら選んだ作品54点をフォトグラファー西部裕介が撮り下ろし。本展において『TEPPEI ONO: THE WORKS 小野哲平 』は初披露となるとともに、本書に掲載された一点ものの貴重な作品を展示いたします。この機会にどうぞご覧ください。
小野哲平 Teppei Ono
1958年愛媛県生まれ。鯉江良二氏の弟子を経て常滑にて独立。1984年よりタイ・ラオス・インドなどアジアの国々を旅する。1998年高知に移住。棚田が美しい高知の山あいに住み、めし碗、皿、鉢、湯のみ、日々の暮らしのなかで使われる土のうつわをつくる。薪窯で焼成する力強い作品は、使われて美しく育つ「うつわ」の原点を忘れないやきものであると同時に、現代に生きる人々に問いかける強烈なメッセージでもある。2010年現代美術家の村上隆氏のカイカイキキギャラリーにて個展開催、以後、国内外、特に中国、台湾で熱狂的な支持を集める。2025年作品集『TEPPEI ONO: THE WORKS 小野哲平 』をADPより刊行。
※5月24日(土)14:00までのCIBONEでの作品のご購入、展示スペースへのご入場は、整理券をお持ちの方のみ可能となります。
※混雑防止のため入場制限をさせていただく可能性がございます。予めご了承ください。
同時開催 StandBy
日 時 5月24日(土)11:00~20:00、5月25日(日)11:00~19:00 ※2日間のみの開催
会 場 StandBy(東京都渋谷区神宮前5-11-1)
開館時間 StandBy
入場料 無料
CIBONE
New Antiques, New Classics をコンセプトに長い時間軸に寄り添って「モノとつきあう」こと、そして自由な切り口で選んだ独自の魅力を放つモノたちを提案する、ライフエディトリアルストア。東京とBrooklynを拠点に、人がものをつくる熱を、人と人の繋がりを、自分たちの手でコラージュしていきます。 CIBONEは、モノを“選ぶ”だけでなく、自ら“つくりだす”意識を持ち、変容する世界に対して常に「新しさ」と「ユニークさ」を問い続けます。
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