W'UP ★ 5月21日~7月16日  Kathleen Jacobs / キャスリーン・ジェイコブス展 Fergus McCaffrey Tokyo

W'UP ★ 5月21日~7月16日  Kathleen Jacobs / キャスリーン・ジェイコブス展 Fergus McCaffrey Tokyo


2022年5月21日(土)~7月16日(土)
Kathleen Jacobs / キャスリーン・ジェイコブス展

 ファーガス・マカフリー東京は「キャスリーン・ジェイコブス」展をギャラリー東京スペース(5月21日から)とCADAN有楽町(5月17日から)の2会場で開催いたします。

 木の幹にキャンバスを巻き、その樹皮の模様を写しこむ独特の方法で制作されるジェイコブスの作品は、対象の樹木が生息する自然環境、そしてその変化の経緯を布地に取り込むことで生み出されます。中国の明代初期の秋冬の山水画を連想させ、余白の多いミニマルな画面に途方もなく広がる距離を感じさせる彼女の絵画空間は、中国で暮らしアジア伝統美術を学んだ経験に根付いており、彼女は「14世紀から16世紀の絵画や漢詩の途方もないスケールの捉え方に触発された」と語っています。わずかな筆墨と線で多くを表現する簡素な視覚言語、また石に刻まれた古代文字の拓本を手本に書を学習した経験は、独自の樹木を用いるフロッタージュ技法へとつながって行きます。
 彼女にとって初となるアジアでの展覧会はファーガス・マカフリー東京、CADAN Yurakuchoの2会場開催となります。ファーガス・マカフリーでは主に絵画の大作、CADANスペースでは比較的サイズの小さな絵画作品および立体作品展示を予定しています。

キャスリーン・ジェイコブス Kathleen JACOBS
 キャスリーン・ジェイコブスは1958年緑豊かなアメリカ・コロラド州に生まれる。ボストンのパイン・マナー・カレッジで学んだのち、1980年イタリア・ミラノに渡りグラフィックデザインを学ぶ。その後、中国と香港に移住。4年間の滞在中、義理の父、また著名な画家でもあった黄永玉に習い、書道の学習を通して、様々な素材と技法を使用し点や線を通して模様を生み出す「マーク・メイキング」に没頭する。1988年世界各地での経験を踏襲し、その後ライフワークとなる木を題材とした作品の制作を始め、89年にアメリカに帰国。
 当初、故郷コロラドの森に群生するヤマナラシを描いていた彼女は、「視覚」というフィルターを超え、より奥深く「面白い」方法で目の前の環境を制作に取り込むことはできないのか、と考えたという。そして樹木に直接、触覚的にアプローチする、独特で革新的な方法を初めて試みることになる。木の幹にペイントを塗ったキャンバス、麻布を巻きつけ、その上から何層もオイル・スティックや絵の具を塗り込み、そして雨風に晒す。それを数日から、長い時には数年に渡り繰り返す。その結果、キャンバスには二つとして同じもののない樹皮の模様が何層にも刻み込まれ、木が立つ空間と時間が染み込み、まるでその自然環境を触覚で感じ取れるような多層的な模様が生まれる。

同時開催 2022年5月17日〜6月5日 CADAN有楽町(東京都千代田区有楽町1丁目10-1)

W’UP! ★5月17日(火)~6月5日(日) Kathleen Jacobs / キャスリーン・ジェイコブス展 CADAN 有楽町

上写真:Installation views of 'Kathleen Jacobs' at Fergus McCaffrey Tokyo & CADAN Yurakucho, 2022. Photo by Ryuichi Maruo. Courtesy of Fergus McCaffrey

住所東京都港区北青山3-5-9
TEL03-6447-2660
WEBhttps://fergusmccaffrey.com/
営業時間*111:00 〜 19:00
休み*2日、 月、祝
ジャンル*3現代美術
アクセス*4表参道駅から徒歩4分
取扱作家https://fergusmccaffrey.com/artists/
*1 展覧会・イベント最終日は早く終了する場合あり *2 このほかに年末年始・臨時休業あり *3 現代美術は、彫刻、インスタレーション、ミクストメディア作品、オブジェなども含まれます *4 表示時間はあくまでも目安です 【注】ギャラリーは入場無料ですが、イベントにより料金がかかる場合があります

Fergus McCaffrey Tokyo

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