W'UP★3月26日~5月11日 野村恵子写真展 「龍宮」 キヤノンギャラリー S(港区港南)

野村恵子写真展 「龍宮」
会 期 2026年3月26日(木)~5月11日(月)
会 場 キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S(東京都港区港南2-16-6)
開館時間 10:00~17:30
休館日 日曜日、祝日、5月3日(日)~5月6日(水)
入館料 無料
ホームページ https://canon.jp/gallery
本展では、写真家 野村恵子氏が近年沖縄で撮影した作品を中心に、約100点を展示します。
野村氏は2020年、それまで活動の拠点としていた東京を離れ、自身のルーツである沖縄に移り住みました。
自然と寄り添う暮らしの中で、古来より島に息づく海の神・龍神の伝承や、海の彼方にあり死者が還る理想郷とされる「ニライカナイ」への憧憬を手がかりに、生命の循環と祈りを見つめ続けてきました。
本展で展示する作品群は、野村氏の表現の根底にある「生と死」というテーマを、沖縄の光と海の青を通して掬い上げた〈龍宮〉の物語です。2020年以降の新作を中心に、1990年代後半から現在に至るまでの作品によって構成されています。
展示する写真作品は、すべてキヤノンのプリンターimagePROGRAF PROシリーズでプリントし展示します。
メッセージ
龍宮 Ryugu―それは闇ではなく、光に澄む青の彼方。
沖縄の海の果てに、わたしはあなたをおもう。
波は今日も、光とともに満ちては還ってゆく。
野村恵子
野村恵子の作品には、常に「生と死」というテーマがその根底にある。それは二項対立ではなく、互いに分かちがたく結びついたものとして捉えられてきた。
2020年、東京を離れ、自身のルーツである沖縄へ移り住んだ野村は、自然と寄り添う暮らしの中で、死者が還る場所であり神々の住まう理想郷ともされる「ニライカナイ」の観念と自身の死生観を交錯させながら、その表現の輪郭をいっそう明確にしていった。
沖縄に伝わる海の神・龍神の伝承を手がかりに、野村は「青」の光の中に、生と死、祈り、そして島に刻まれた時間の層を掬い上げようとしている。
生命をめぐるその大いなる循環は、やがて私たちの内部へと静かに息づいていく。
柿島貴志(本展キュレーター)
関連イベント
ギャラリートーク
開催日程 2026年3月28日(土)16:00~
会場 キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S(東京都港区港南2-16-6)
ゲスト 柿島貴志氏(Poetic Scape代表・ディレクター)
申込 不要 ※入場を制限させていただく場合がございます。予めご了承ください。
トークイベント
開催日程 2026年4月1日(水)18:15~19:45 ※17:45受付開始・開場
会場 キヤノン S タワー2階 CANON INNOVATION LAB WITH(東京都港区港南2-16-6)
ゲスト 宮沢和史氏(音楽家)
申込 2月13日(金)10:00~ホームページ(canon.jp/gallery)の申込フォームよりお申し込みください。
定員 60名(先着申込順、参加無料)
ギャラリートーク
開催日程 2026年4月25日(土)16:00~
会場 キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S(東京都港区港南2-16-6)
ゲスト 安東嵩史氏(編集者、境界文化研究者)
申込 不要 ※入場を制限させていただく場合がございます。予めご了承ください。
プロフィール
柿島貴志(かきしまたかし)
Kent Institute of Art and Design(現UCA/イギリス)Visual Communication course photomedia卒。
2011年より東京・中目黒にてギャラリーPOETIC SCAPEを運営。写真をキュレーションの軸に据えながら、近年は写真以外の作品も取り扱っている。また写真作品の額装や、執筆、講演なども行う。2017年より2021年まで京都芸術大学 芸術学部 通信教育部 写真コース非常勤講師。
宮沢和史(みやざわかずし)
1966年山梨県甲府市生まれ。
THE BOOMのボーカリストとして1989年にデビュー。
1992年、沖縄戦の生存者の話を聞いて作った代表曲「島唄」を発表。全国で200万枚以上のヒットとなる。
2014年のTHE BOOM解散以降、自身の転機となった沖縄の音楽を後世に橋渡しする活動に力を入れており、三線の材料となる、くるちの木の植樹、沖縄民謡のアーカイブ制作、新作琉球舞踊・様々な形態の歌会のプロデュースなど独自の方法で沖縄と関わり続けている。
安東嵩史(あんどうたかふみ)
1981年、大分県生まれ。編集者、境界文化研究者。
TISSUE PAPERS主宰として熊谷直子、石田真澄、高橋恭司らの作品集を刊行。
沖縄には20年来通い、近年は宮沢和史『沖縄のことを聞かせてください』新里堅進/藤井誠二『ソウル・サーチン』などを編集。
『ソウル・サーチン』は第46回沖縄タイムス出版文化賞受賞。
野村恵子(のむらけいこ)
写真家。兵庫県神戸市生まれ。同志社女子大学英文科中退、現・大阪ビジュアルアカデミー卒業。卒業後に渡米し、ロサンゼルス/サンタフェで写真を学ぶ。コニカ「新しい写真家登場」グランプリを受賞。
1999年、沖縄を主題とした写真集『DEEP SOUTH』(リトルモア)を刊行し、渋谷パルコギャラリーで同名個展を開催。同年、日本写真協会新人賞、2000年に東川賞新人作家賞受賞。
2019年、写真集『0tari-Pristine Peaks 山霊の庭』で林忠彦写真賞。国内外で個展多数。
2020年より沖縄を拠点に活動。
2023年から非営利の写真教育団体「New Photographers Okinawa」およびインデペンデントプレス「Thomas Press」代表。







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