W'UP!★10月26日~11月10日 heidi. 個展「Night night」 WISH LESS gallery(北区⽥端)
heidi. 個展「Night night」
会 場 WISH LESS gallery(東京都北区田端5-12-10)
開催日 2024年10月26日(土)~11月10日(日)
開廊時間 木曜~日曜 12:00~18:00
休廊日 月曜~水曜
入場料 無料
ホームページ http://wish-less.com
お問合せ 03-5809-0696
※ 作品は先着順に販売いたしますが、万が⼀混雑した場合は予告なく抽選販売とさせていただきます。
WISH LESS galleryは、岡⼭・倉敷を拠点に活動するぬいぐるみ作家、heidi.(ハイジ.)の個展「Night night」を開催いたします。
heidi. は1997年より本格的にぬいぐるみ制作をはじめ、現在は倉敷でgallery björnを営みながら作家活動を続けています。ぬいぐるみは主にアンゴラ⼭⽺・アルパカなどの天然モヘア⽣地を⽤いたハンドメイドの⼀点物で、⼿・⾜⾸が可動するなど細部までこだわりぬいた仕上がりが特徴です。
作品の背中には陶製のボタンが縫い付けてあり、⾃⾝のサインとしてだけでなく、古くから⽇本の⾵習とされる背守り(⼦供⽤着物の背中に刺繍やお守りを縫い付けたもの)として、ぬいぐるみや持ち主を守る役割を担っています。さらに作陶家MARU作の陶ブーツを履くことでぬいぐるみが直⽴できるのも魅⼒の⼀つです。
テディベアといえば本来⼦供向けのおもちゃとされていますが、現代社会に疲弊する⼤⼈こそ、愛らしいテディベアに存在価値を⾒出し、癒しを求めるのではないでしょうか。無表情で⾒つめてくるテディベア達は、まるで能⾯から様々な表情を読み取り感情移⼊してしまう観客と同様に、⾃⾝と向き合うことで⼼の内側を改めて⾒直すきっかけを与えてくれるはずです。
本展では、新作のぬいぐるみ約40点を中⼼に、クレパス画やコラージュ作品などを会場にて展⽰・販売いたします。「可愛い」を超え、あらゆる感情を投げ掛けてくれる⼩さなぬいぐるみ達の世界をお楽しみください。
展⽰へ向けて
Night night
眠りにつく時間
安⼼を与えるふわふわなものたち。
あなたの寝相が悪くても いびきがうるさくても怒りません。
あなたが乱暴な時 踏んづけられても 投げられても負けません。 ふわふわなので 気持ちがおおらかで 強くて 逃げたりもしません。
あなたが悲しみに沈んでいたら 優しく寄り添ってそばに居て話を聞いてくれます。
お出かけも⼤好きなのです。どこへでも⽂句⾔わずついて⾏きます。ただ、歩けないので抱っこ
してね。 *⼩さい頃 ⺟とおもちゃ屋に⾏った。
「好きなものを⼀つ選んでね」⺟が⾔った。
天井からぶら下がったブランコにうつむいて座っている どこか寂しげな⽩熊をみつけた。
⽩熊さんを連れ帰り沢⼭遊んで過ごした。
ある⽇気がついたら ⽩熊の表情は悲しみから、にっこりと笑っている。
⾃分が⺟となり、⼦供たちに贈り物を考えた時 ぬいぐるみを作ろうと思った。
世界に⼀つが良くて
はじめてアンティークのぬいぐるみを参考に⾃⼰流でパターンをひき
⼿縫いで仕上げたテディベア。
お世話になった⼈や友⼈の為にもぬいぐるみを作った。
heidi. ハイジ.
1997年よりぬいぐるみ作家として活動を開始し、2015年クレパスで絵を描き始める。2022年国際アートオリンピアにて佳作受賞。現在は岡⼭・倉敷にてgallery björnを企画・運営。アンティークになっても可愛がられるぬいぐるみをコンセプトに、⾃⾝の思いを投影したハンドメイド作品を制作。天然素材をふんだんに使い、グラスアイを⽤いるなどクオリティの⾼いテディベアが⼤変⼈気。最近では、ぬいぐるみと⼈物の関係性を描いた⾃費出版の絵本『しずくちゃん』(⽂:かどたにゆうこ/絵:heidi.)を出すなど幅広く活動している。
IG www.instagram.com/heidi._nuigurumi/
コメント