W'UP★1⽉25⽇~ 2⽉16⽇ 濱⼝健 個展『HEAVY METAL MANIAC』/2⽉22⽇~ 3⽉9⽇ ソニー・スズキ 個展『みっどないと★CARボーイ Part 2』 WISH LESS gallery(北区⽥端)

Acrylic on canvas © Ken Hamaguchi
濱⼝健 個展『HEAVY METAL MANIAC』
会 場 WISH LESS gallery(東京都北区田端5-12-10)
開催日 2025年1⽉25⽇(⼟)~ 2⽉16⽇(⽇)
開廊時間 木曜~日曜 12:00~18:00
休廊日 月曜~水曜
入場料 無料
ホームページ http://wish-less.com
お問合せ 03-5809-0696



マニアックな映画俳優やミュージシャン、セレブ達と全く関係性の無いロゴやワードを好き勝⼿に組み合わせ、未知なるビジュアルを確⽴させる写実画家·濱⼝健の真髄に迫る個展。
WISH LESS galleryでは、ペインター·濱⼝健の個展「HEAVY METAL MANIAC」を開催致します。
巧みな写実技法を⽤い、マニアックな映画俳優やミュージシャン、問題児たちに話題の⼈々、それに反する愛らしい動物をリアルに描くことで知られる濱⼝健の 「HEAVY METAL MANIAC 」シリーズ最新作をご紹介いたします。
濱⼝の脳内で繰り広げられる「ありえない物同⼠の組み合わせ」達の壮絶なバトルが、絵画としてキャンバスに宿った時、私たち観る側は未知なる領域へ吸い込まれるような、強烈な視覚的フックを喰らうのです。
本展では、「HEAVY METAL MANIAC」シリーズより⼩作品60点に加え、新作ペインティング群を初公開いたします。唯⼀無⼆の世界観をぜひこの機会にお楽しみください。
作家の⾔葉
個展の際に購⼊しやすいグッズ的な⼩作品としてやり始めた「HEAVY METAL MANIAC 」シリーズ(今回が3回⽬)がついに個展のメインテーマに。
始めはハガキ⼤のキャンバスにカワイイ動物とメタルバンドのイカついロゴのミスマッチ感で遊ぶルールだったものが、次第に動物でもメタルでもない何でもアリなものが多くを占めるようになってしまい、もはや「これのどこが“METAL”なんだよ!」というツッコミ待ちのボケ企画と⾔ってもよいかと思います。
そんな、ほとんど冗談みたいな作品群も数⼗点ズラリと並べたら、また違った意味が⽣まれてくるような、ないような…?
今回は同じ趣向で、ハガキ⼤のサイズ以外にも展開した作品と、ギャラリーオーナーでもあるロブ·キドニーとの共作もあります。
メタルに限らず⾳楽、その他サブカルチャー好きな⽅々に是⾮⾒ていただきたいですね。 (⽼眼がキツい!) プロフィール
濱⼝健 Ken Hamaguchi
1997年多摩美術⼤学の⽇本画卒。イラスト~美術のボーダーライン…というか、⽴ち位置のよく分からないエリアにてなんとか⽣き延びようと活動中の絵描き。近年は元々中⼼だった写実表現以外のことにも展開中。
Instagram @hamaguchi_painter_jp X @GUCCIHAMMER
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ソニー・スズキ 個展『みっどないと★CARボーイ Part 2』
会 期 2025年2⽉22⽇(⼟)~ 3⽉9⽇(⽇)
会 場 WISH LESS gallery(東京都北区⽥端5-12-10)
開館時間 ⽊曜~⽇曜 12:00~18:00
休館日 ⽉曜~⽔曜
入場料 無料
ホームページ WISH-LESS.COM
お問合せ 03-5809-0696
イベント オープニングレセプション 2⽉22⽇(⼟)18:00~20:00
※作家が在廊いたします。

ソニー・スズキは 1996 年より渡⽶、ブルックリンに住み、2001 年より東京を拠点に活動するアーティストです。⾃⾝の制作テーマを「⻘春絵画」とし、独⾃の視点からなる多種多様でウィットに富んだ⼈物やキャラクター、⾞体などを多く描いています。
本展では、深夜に遭遇した暴⾛族やヤンキー集団との接点から、反射的に蘇った記憶~かつて⾃分の中に存在していた初期衝動や鋭気、無敵感を作品の中に投影しています。誰しもが若さゆえに真剣に無茶をしていたあの感覚(MAZI)を「異形の美」に置き換え、モチーフへ魂を込めるソニー・スズキの創造性にぜひ触れてみてください。
作家の⾔葉
昨年の深夜に⾼速道路をドライブしていた時、今どき珍しいくらいに美しく⾒事に仕上がった3台の改造族⾞がそれぞれ太く良い⾳を出しながら連なって追い越して⾏った。
闇のハイウェイに映えるショッキングピンクやメタリックパープル、ライムグリーンといったキラキラした⾞体のビジュアル、⻑い⽵槍マフラーに特殊パーツで最⼤級に盛られたきらめく⾞体たちは異形そのもので、まるで深海にすむグロテスクでけばけばしい光を放つ深海⿂の様でもあり、それはギョッとする程美しかった。
またかなり前の話になるけれど、深夜の⻘梅街道で⾞をレディースの改造バイクグループに⾞を囲まれた事があった。それも中々の圧巻で、きらめく改造スクーターに⼆⼈乗りした特攻服の盛り盛りレディース軍団が細かく蛇⾏と共に甲⾼い爆⾳を⽴てながら⾛り、後部座席のレディースは今にも振り落とされそうな不安定な座り⽅でそのエンジンノイズに合わせたパラパラダンスを踊っていた。その表情には独⾃の真剣さがその異質さを増していた。これまた眩しかった。
これらを迷惑⾏為と⾔ってしまえばそれまでだが、迷惑を受けているとは思わぬ僕には突如⽬前に 現れた”俺ジナル・アティチュード”の塊、異形の美の姿にただ⾒惚れてしまったのだった。
僕が⾃⾝の絵画を「⻘春絵画」と⾃称する私的現代神話の中にモデルとして主に登場するのがこ うした異形者である。そうは⾔っても僕は暴⾛族、ヤンキー⽂化が特に好きなわけではない上、そういったファッション/ビジュアルフォーマットに興味もない。異形の⻘春が放つ、嘗て⾃分⾃⾝も恐らく持っていたであろうそのオーラをテーマに描いています。
ソニー・スズキ(画家)
ソニー・スズキ Sony Suzuki
⻘春絵画 × 現代神話をコンセプトに活動するネオグラム画家。東京都在住。多種多様な⾵貌の モデルたちを通して現代と対峙する⼈々の感覚や声を描き、⾳楽的グルーヴ要素を散りばめる作⾵で国内外のアートスペースにてコンスタントに発表を⾏う。
アーティストウェブサイト https://www.sonysuzuki.com インスタグラム @sony_suzuki
略歴
1969 年 東京都⽣まれ
1996 年 渡⽶。NY 在住
2001 年 帰国~現在まで東京都にて製作活動を⾏う
展覧会歴(近年)
2011 個展「ハンサム」@Art Center Ongoing(東京)
2016 個展「No balance」@Tamboulin Gallery(東京)
2017 個展「Like a delightful hell on earth」@Diginner Gallery(東京)
グループショー「ギャラリー・バードハウス」@茅野市美術館 (⻑野)
2018 個展「コマンキーパークの休⽇」@Art Center Ongoing(東京)
個展「A retrospective (1998-2000)」@ Diginner Gallery(東京)
2019 グループショー「Another side of Tezuka」@Tokyo Cultuart by BEAMS(東京),
グループショー「Another side of Tezuka」@Littlehut Gallery(台北)
2020 個展「インスゥトルメンタル・ユース」@ Diginner Gallery(東京)
グループショー「Another side of Tezuka」@Dot Dot Dot(⾹港)
2021 個展「NU PHOLKS」@Bookmard(東京)
個展「No look pass」@ Diginner Gallery(東京)
2022 個展「ミッドナイト CAR★ボーイ」@ Diginner Gallery(東京)
2023 個展「ハウ・マイ・ハ~ト・シングス」@Wish Less Gallery(東京)
2024 個展「YOUNG BOYS」@ Diginner Gallery(東京)
個展「Free Your Mind」 @ Art Gallery 東急プラザ銀座(東京)
個展「Roll」@ Tiny Lounge Gallery(静岡)
個展「Ambient Punk」@ Oomachi Gallery(福島)
グループショー「Diginner Mobile Exhibition」@Gasbon Metabolism(⼭梨)
2025 個展「みっどないと CAR★ボーイ Part 2」@Wish Less Gallery(東京)
出版物
2020 「インストルゥメンタル・ユース(論創社)」出版
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