W'UP★7月19日~7月26日 Eternalpole やまびこ COPYCENTER GALLERY(板橋区板橋)

Eternalpole やまびこ
会 期 2025年7月19日(土)~7月26日(土)
会 場 COPYCENTER GALLERY(東京都板橋区板橋4-4-2 ミクニビル 1F/B1)
開館時間 13:00~20:00(初日は23:00頃まで)
休館日 7月22日(火)
入場料 500円(現金もしくはPayPay)
ホームページ https://sites.google.com/view/eternalpole/yamabiko
- Kazuya Yoshino
- 西岡心平(Shimpei Nishioka)
- 柘植美咲(Misaki Tsuge)
- 藤江龍之介(Ryunosuke Fujie)
- 山本 華(Hana Yamamoto)
- 石田祐規(Yuki Ishida)
本展覧会は、誰にとってもごく身近で多種多様な用途・解釈・表現方法が交差する「写真」を、遠くにそびえる山々へのこだまに例え、主題を『やまびこ』(Yamabiko)としました。類い稀な独創によって美しいライフハックを教えてくれる写真表現者たち、平時の活動では見られない大変異色な顔ぶれです。作風、制作スタンス、バックグラウンド、そして出身県までが異なる彼らの写真作品が一堂に会し交わるマルチバース系写真展を、ぜひとも現場でお楽しみください。
本展の企画では、鑑賞者のためのより良い展示とは何なのかを自問、追求しながら、「発見のよろこび」に焦点を当てた場所づくりを心掛けています。思いがけない愛おしい作品(もしくは展示環境による化学反応)との出会いから、ここでの新たな原体験を得て、今までにない感度の獲得を狙います。
参加アーティスト
Kazuya Yoshino/柘植美咲/西岡心平/藤江龍之介/山本華/石田祐規
キュレーター
サマサ・シシースター(Samasa Sissistar)
Kazuya Yoshino
1996- 大阪府出身
2001年から2021年の間、オーストラリアに居住。オーストラリアにて写真活動を開始。日本に帰国後もフォトスタジオに勤めながらポートレートやファッションなど多岐にわたり活動。東京を中心に活動するドイツ出身の写真家Stefan Dotterのアシスタントを勤める。
主な個展に《Before She Dies》(2020 at TCS Windows, オーストラリア)。
Instagram @kataomoi___
柘植美咲(Misaki Tsuge)
2000- 三重県出身
2018年、ポカリスエットの広告で高校生カメラマンとして起用される。羊文学や、20th Centuryなど多くのアーティストを撮影し、同世代のムーブメントを牽引する写真家の一人。日常生活から友人という被写体へ向けて最愛を持って接しており、撮影された写真への想いも強い。
主な個展に《健全》(2024 at .LAB RAINROOTS, 愛知)。受賞にIMA next“LOVE”グランプリ(2020)。
ウェブサイト https://33ki2ge.tumblr.com/
Instagram @misaki_tsuge
西岡心平(Shimpei Nishioka)
1976- 徳島県出身
2010年頃から撮影を始める。作品づくりをメインに雑誌やweb媒体などで活動。現在は子の誕生と祖父の死を機に、曖昧な記憶や白昼夢、空想に光をあてて撮影を継続している。
主な個展に《頭を垂る、眼差しを伏す》(2016 at ano ano gallery, 東京)、《Lichizwang》(2020 at tomorrow, 東京)。
ウェブサイト https://nishiokashimpei.com/
Instagram @nishiokashimpei
藤江龍之介(Ryunosuke Fujie)
2000- 北海道出身
札幌で生まれ、2015年から写真活動を始める。狂気と静寂、シニカルと真心 相反する印象の乱立が、他を寄せ付けぬ唯一無二の閃光を成す。
主な個展にuntitled(2024 at gokou studio, 東京)。グループ展に《「elective affinities」展 PartI》(2023 at アニエスベー ギャラリー ブティック, 東京)、《Inertia》(2024, 東京)。
Instagram @fantasia2098
山本 華(Hana Yamamoto)
1999- 千葉県出身
アーティスト。ニューヨーク滞在を経て、多摩美術大学卒業。日常的な経験やフィールドワークによって促される人間の変容から、個人と世界の接点を探索し、その知覚から作品を制作する。
主な個展に《Offset》(2024 at 美學館 Philosopher's Stone, 韓国)。グループ展に《Anima in the fog》(2024 at Wall_Alternative, 東京)、《Encounters in Parallel》(2021 at ANB Tokyo, 東京)など。2023年,BWA Wrocław Galleries of Contemporary Art(ポーランド)によるアーティストレジデンス"Retreat Art Routes"に参加。
ウェブサイト https://hanayamamoto.com/
Instagram @hanayamamotowork
石田祐規(Yuki Ishida)
1989- 神奈川県出身
多摩美術大学映像演劇学科卒業。『雑誌令和』責任編集者。渋谷を拠点としたクリエイター集団『渋家(シブハウス)』初期メンバーであり、これまでにヌード、スナップ、演劇、ファッションと幅広いジャンルの写真を撮影。『完全犯罪』『大満足』『大盛り』などのZINEを刊行。写真家を超越した「生活の態度」が、結果として独創的な作家性に濃く還元される。現在は奈良県葛城市で猫や友人らと暮らす。
主な個展に《完全犯罪》(2016 at BARRACK, 沖縄)、《家族設計》(2017, 台湾)。グループ展に《イケイケハッピーハッピー写真ニューイヤー》(2012 at ターナーギャラリー, 東京)、《ピクチャーパーティ2》(2014 at TAV GALLERY, 東京)。いずれも参加・主催。
ウェブサイト http://yukiishida.com/
Instagram @amusing365
サマサ・シシースター(Samasa Sissistar)
2000- 東京都出身
本名、阿久津晟矢。写真家、映像作家。墨田区横綱出身。東京工芸大学映像学科中途退学。東京都板橋区 COPYCENTER GALLERY、港区 TAV GALLERY スタッフ。2013年、当時流行していた「投稿系中学生YouTuber」を皮切りに映像制作を開始。2018年に「ポカリ高校生カメラマン」第一期として大森瑠々、柘植美咲と共にポカリスエットの広告写真を撮影。2020年よりカレーコレクティブ『Curry Session』を発足し、同時期に写真家の石田祐規へ精神的弟子入り。現在は個人の写真・映像作品制作に加え展覧会企画を並行。初監督映画『Goodbye to KEEPSAKE』はクランクアップし、2025年現在製作進行中。
主催イベントに《築地玉子焼映画祭(しぶや篇)》(2021 at GAKU 渋谷PARCO, 東京)、《見えなくてもカレーセッション 夢の中でも一生》(2021 at F/Actory, 東京)、untitled(2023-2024 at copycenter gallery, 東京)、《酒井風&Samantha Sissistarプレゼンツ - オンゴーイング・カレーセッション with ミャンマー映像上映》(2024 at Art Center Ongoing, 東京)。
ウェブサイト https://sites.google.com/view/eternalpole/samasa-sissistar-home
Instagram @samanthasissistar
COPYCENTER GALLERYについて
COPYCENTER GALLERYは、写真展・美術展品質の印刷サービス「PHOTOPRI」が運営する、都営三田線新板橋駅前のオルタナティブスペースです。かつて印刷所であったテナントを活かし、作品を「カタチにする」ことへの深いこだわりを追求する場として設立されました。写真表現を軸としながらも、若手を中心としたアーティストが様々な実践を通じてこの境界的な空間を変容させていく、開かれたプラットフォームとなることを目指します。
ホームページ https://copycenter.gallery/
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