W'UP★2月22日~3月5日 舞鶴引揚記念館・平和祈念展示資料館 合同展示キャラバン in 丸の内 「ラーゲリ(収容所)からのメッセージ ~シベリア抑留の記憶をつなぐ~」 東京シティアイ パフォーマンスゾーン

2023年2月22日(水)~3月5日(日)
舞鶴引揚記念館・平和祈念展示資料館 合同展示キャラバン in 丸の内
「ラーゲリ(収容所)からのメッセージ ~シベリア抑留の記憶をつなぐ~」
戦争を知らない若い世代に、教科書では伝えきれない戦後の歴史を伝えたい!
両館が所蔵する《シベリア抑留》にまつわる貴重な資料、合計約90点を展示!
京都府北部の日本海に面する“引き揚げのまち”の舞鶴市と、舞鶴市が所蔵するユネスコ世界記憶遺産登録資料『舞鶴への生還』を活用した地域づくり・未来づくり事業を推進する舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会は、同委員会が推進する「シベリア抑留と引揚事業の史実の継承」活動を、2016年度から、全国で展開しています。
本年度は、舞鶴市営の【舞鶴引揚記念館】と、都内・新宿区でシベリア抑留の貴重な実物資料を多数所蔵・展示する【平和祈念展示資料館】が連携協力し、合計約90点のシベリア抑留者(以後、抑留者)にまつわる資料を展示する「舞鶴引揚記念館・平和祈念展示資料館 合同展示キャラバン in 丸の内 『ラーゲリ(収容所)からのメッセージ ~シベリア抑留の記憶をつなぐ~』」を、初開催します。
戦後78年を迎え、戦争を知らない世代が大多数を占める昨今。 戦争が終結したにも関わらず、約 60 万人がソ連(現・ロシア)やモン ゴルに連行され、過酷な強制労働に従事させられた「シベリア抑留」のつらく苦しい体験や歴史を後世に伝えることは、両館の重要な 活動です。
今回、両館のシベリア抑留資料を都内で合同展示することによって、特に、次代を担う中学生・高校生などの「若い世代」に、教科書 では伝えきれない「シベリア抑留」を知ってもらい、その記憶をつなぐと共に、東京から全国に向けて平和への願いを強く発信します。

会場は、シベリア抑留を7つのテーマに分け、テーマごとに実物資料や模型、写真パネルなどを展示します。※文化財の保護・保存のため、実物資料は複製(レプリカ)を展示します。
舞鶴引揚記念館は、抑留者と家族の想いをつないだ郵便葉書や、抑留体験絵画などの「ユネスコ世界 記憶遺産」登録資料を中心に、抑留者がラーゲリ(収容所)から引揚港の舞鶴港へ引き揚げる軌跡をたどる資料を紹介します。
平和祈念展示資料館は、つらい収容所生活の中で、抑留者の命をつないだ外套や食器類をはじめ、ラーゲリの模型などを展示します。
なお、昭和の歌謡曲「岸壁の母」のモデルとなった端野いせさん(故人)は、東京都大田区大森から、満州に出兵した一人息子の無事の帰国を信じ、シベリアからの引揚船の入港にあわせて何度も舞鶴を訪れました。息子が帰還したら渡してほしいと、舞鶴の引揚援護局に託した息子宛ての葉書は「ユネスコ世界記憶遺産」登録資料です。会場では「帰還を願う日本の家族に関する資料」として紹介します。


舞鶴引揚記念館・平和祈念展示資料館 合同展示キャラバン in 丸の内 ラーゲリ(収容所)からのメッセージ ~シベリア抑留の記憶をつなぐ~
期 間 2023年2月22日(水)~3月5日(日)
時 間 10:00〜20:00
※初日(2月22日)のみ12:00から、日曜・祝日は18:30まで
場 所 東京シティアイ パフォーマンスゾーン(東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE地下1階)
アクセス 東京駅丸の内南口から徒歩約1分
入場料 無料
主 催 京都府舞鶴市、舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会
共 催 舞鶴引揚記念館、平和祈念展示資料館
後 援 東京都教育委員会
備 考 新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては中止になる場合があります。
TEL 0773-68-0836
公式HP https://m-hikiage-museum.jp
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