W'UP★5月26日~6月8日 王培 新作展「天辺」 ナカジマアート(中央区銀座)

王培(わん・ぺい)新作展 天辺(てんぺん)
会 期 2026年5月26日(火)~6月8日(月) 11:00~18:30(会期中無休)
会 場 ナカジマアート(東京都中央区銀座5-5-9 アベビル3階・5階)
開館時間 11:00~18:30
休館日 会期中無休
入館料 無料
ホームページ https://www.nakajima-art.com
中国から来日して20年以上。日本画家・王培は、日本画の魅力に導かれながら制作を続けています。彼女が一貫して描き続けてきたのは、母国・中国の子どもたちです。とりわけ、中国の山奥の厳しい環境の中で生きる少女たちや、伝統文化を受け継ぎながら暮らす少数民族の子どもたちの誇り高く凛とした姿を描いてきました。その姿には、故郷を離れ、日本で一人の画家として歩んできた自身の不安や葛藤、そして想いが重ねられています。
2019年、母となった王培は、わが子と向き合う日々の中で生まれる小さな感動や発見を、制作の新たな原動力とし、母親のまなざしで子どもたちを見つめ直すようになります。万国共通の愛らしい仕草や、あどけなさの残る表情。その奥に秘められた凛とした気高さ、ふとした瞬間に漂う寂しさや切なさ。そして、平凡な日常の中にある幸福や喜び――。王培の作品は、子どもたちの内面に宿る繊細な感情をすくい上げながら、子どもが本来持つ強さと生命力を静かに描き出しています。
- 《雲間》2026年 8F号
- 《淡日》2009年 個展「似水年華」出品作
- 《書童》2011年 個展「花々朶々」出品作
- 《遠方》2016年 個展「心事」出品作
ステートメント
私は自画像のように子どもを描いています。それは子どもたちを見ると、自分たち人間のことがよく理解できるからです。
子どもの時代にしか感受できないみずみずしい世界がありますが、大人になってもその世界への思いを失わないことが人生を豊かに生きるためのベースとなっていると思います。
今、私は子育てをしながら画家としての道を歩んでいます。子どもを通じて幼少時代を再発見することができ、そこにある「内なる子供」を育み振り返ることによって、人生の些細な瞬間にも意味があることを教えられます。日常の暮らしの中にある心安らかな日々や何気ない幸せな一瞬一瞬を絵にしていけたらと思います。
プロフィール
中国・天津市に生まれる
北京市中央工芸美術学院(現・清華大学美術学院)在学中、故・平山郁夫氏の特別講義を聴いたことをきっかけに、日本画独特の顔料である岩絵具に強い関心を抱く
1998年 日本画を学ぶため来日
1年間日本語を学んだ後、広島市立大学大学院に進学し、日本画を専攻
2007年 芸術(日本画)博士号を取得
近年では、漆芸家である夫・大塚智嗣氏とともに、中国では途絶えてしまった日本画と漆芸の魅力を伝える活動にも力を注いでいる
中国各地の大学で講義を行い、母国の若者たちに日本の伝統美術の精神と技法を紹介
中国中央美術学院の特任講師も務め、教育・文化交流の両面から日中の架け橋となる活動をさらに広げている
ナカジマアートとの縁は、来日後の学生時代にさかのぼる。広島で学びながら研究のため東京の展覧会をたびたび訪れていた王は、好きな画家の展覧会が開催されていたことから足を運ぶようになった。その折、日本美術院展に初入選した作品「村の学童」(2004年)が当ギャラリーの目に留まり、2007年に初個展を開催。その後約20年にわたり数年ごとに個展を重ね、本展が8回目の個展となる。
関連イベント
イベント1. ワークショップ「人物の肌色を作ろう・描こう」
日時 5月29日(金)・30日(土)
会場 ナカジマアート(東京都中央区銀座5-5-9 アベビル)
展覧会会場では過去作品の展示、ポストカードや数量限定でオリジナルシールの販売もございます。
会場では、本展にあわせた王培のオリジナルシールを数量限定で販売いたします。5月26日(火)オープン予定の期間限定オンラインショップでもご購入いただけます。詳細はナカジマアート オンラインショップをご確認ください。
3階のメイン会場とは別に、5階では過去作品を展示いたします。2007年より個展を開催しているナカジマアートでしか見ることのできない、20年にわたる王培の軌跡をぜひお楽しみください。
ナカジマアートについて
銀座五丁目・西五番街にあるナカジマアートは、日本画を中心に幅広い絵画を紹介する画廊です。
1995年の開廊以来、日本画の魅力を伝える場として、巨匠から若手まで多彩な作家の作品を手がけてきました。
開廊当初よりご縁の深い日本画家・堀文子をはじめ、片岡球子、平山郁夫など、日本画の歴史を彩る多くの作家の作品を取り扱っています。特に堀文子とは長年にわたり、「堀文子 現在」と題した新作展を毎年開催し、生涯を通じてその創作を紹介してまいりました。現在も「堀文子の仕事」をテーマに、秋には堀文子展を開催しています。
また近年は、若手作家の新しい挑戦を応援する企画展にも力を入れ、次世代の日本画を担う才能を紹介しています。








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