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W'UP★7⽉5⽇〜8⽉9⽇ 武⽥陽介展「Lost in Translation」  KOSAKU KANECHIKA(中央区京橋)

W'UP★7⽉5⽇〜8⽉9⽇ 武⽥陽介展「Lost in Translation」  KOSAKU KANECHIKA(中央区京橋)
 
武田陽介 Yosuke Takeda《005054》 2022 Lambda print
Image size: 75.0 x 100.0 cm, Paper size: 85.0 x 110.0 cm
© 2025 Yosuke Takeda, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

武⽥陽介展「Lost in Translation」
会 期 2025年7⽉5⽇(⼟)〜8⽉9⽇(⼟)
会 場 KOSAKU KANECHIKA(東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 3F)
開館時間 11:00~19:00
休館日 日曜日、月曜日、祝日
入場料 無料
ホームページ https://kosakukanechika.com/
お問合せ 03-3528-6720

武田陽介 Yosuke Takeda 005118 2022 / 2025
武田陽介 Yosuke Takeda 005118 2022 / 2025
Lambda print Image size: 75.0 x 100.0 cm, Paper size: 85.0 x 110.0 cm
©Yosuke Takeda, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
武田陽介 Yosuke Takeda 005226 2022 / 2025
武田陽介 Yosuke Takeda 005226 2022 / 2025
Lambda print Image size: 75.0 x 100.0 cm, Paper size: 85.0 x 110.0 cm
©Yosuke Takeda, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

 武田陽介は、写真というメディウムの可能性を追求し続けています。代表作である《Digital Flare》シリーズは、デジタルカメラを強い光に向けた際に生じるフレアという現象を捉えています。その光とは、カメラのシステムがとらえた純粋な被写体ではなく、その被写体とシステムの関係性から生じ、カメラフレームの内部に溢れた光であり、それを作品化することを武田は「手段の形跡、存在の刻印」と表現します。つまり写真において、被写体はカメラシステムの外部にあり、客観化され、カメラはそれを写しとる、という前提を相対化しています。「手段(カメラ)と目的(被写体)の錯綜した関係性」をこそ被写体とする彼のコンセプトは、写真の歴史においてこれまでに行われてきた様々な実験に連なるものであるだけではなく、美しく、強度があり凝縮された作品を生み出しています。

 京橋では、新シリーズ《Lost in Translation》を発表いたします。本シリーズでは結露した水滴をモチーフとし、様々な条件(カメラの機種、レンズの種類、露光時間、カメラの動かし方など)を次々と変化させながら、同一の対象に繰り返しアプローチしています。その膨大なイメージの中からセレクトされた作品には、驚くほど多様で豊かな濃淡と色彩を持った光とテクスチャーが定着しており、構図の大胆さと、そこに潜む不確かさの揺らぎとが共存しています。
 KOSAKU KANECHIKAでの2回目の個展となる本展で、天王洲ではキャリア初期の2006年に撮影された作品から、デジタルカメラを強い光に向けた際に生じる現象をとらえた武田の代表作《Digital Flare》シリーズ、そして新作までを展示いたします。
 会場では、作家自身によるテキストも併せて配布いたします。
 京橋のスペースでは20点を展示します。この機会にぜひご高覧ください。

武田陽介(たけだ ようすけ)
 1982年愛知県生まれ。2005年に同志社大学文学部哲学科を卒業。現在は東京を拠点に制作しています。主な個展に「キャンセル」(3331 GALLERY、2012)、「Stay Gold」(タカ・イシイギャラリー、2014)、「Stay Gold: Digital Flare」(空蓮房、2014)、「Ash without fire here」(タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム、2019)、主なグループ展に「SHOWCASE #1 curated by minoru shimizu」(eN arts、2012)、「FOUR FROM JAPAN: CONTEMPORARY PHOTOGRAPHY」(Condé Nast Gallery、2015)、「The Sun Placed in the Abyss」(コロンバス美術館、2016)、「Japanese Photography from Postwar to Now」(サンフランシスコ近代美術館、2016)があります。作品はカディスト美術財団、サンフランシスコ近代美術館、スペイン銀行、ニューヨーク・プレスビテリアン病院などにパブリックコレクションとして収蔵されています。KOSAKU KANECHIKAでは昨年に続き、2回目の個展になります。

同時開催
武田陽介展「STRUCT.RE:CALL」
会 期 2025年7月1日(火)~8月2日(土)
会 場 KOSAKU KANECHIKA(東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA ART COMPLEX I 5F)

W'UP! ★7月1日~8月2日 武田陽介展「STRUCT.RE:CALL」 KOSAKU KANECHIKA(品川区東品川)

W'UP! ★ 11月2日~2026年3月 APK PUBLIC Vol.1 TODA BUILDING 広場、1-2Fエントランスロビー(中央区京橋)

W'UP! ★ 11月2日~2026年3月 APK PUBLIC Vol.1 TODA BUILDING 広場、1-2Fエントランスロビー(中央区京橋)

W'UP! ★7月5日~8月5日 塚本智也 個展「Journey of Encounters」 Gallery & Bakery Tokyo 8分(中央区京橋)

W'UP★7月11日~8月9日 菅木志雄展「固縁中在」 小山登美夫ギャラリー京橋(中央区京橋)

W'UP! ★3月20日~6月3日 ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ CREATIVE MUSEUM TOKYO(中央区京橋)

 

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