W'UP ★4月12日~4月27日 Black Mellow RITOGLASS / Taku Eiki CIBONE CASE(中央区銀座)

Black Mellow RITOGLASS / Taku Eiki
会 期 2025年4月12日(土)~4月27日(日)
会 場 CIBONE CASE(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F)
開館時間 10:30~20:30
休館日 会期中無休
入場料 無料
ホームページ https://www.cibone.com/news_exhibition/8617/
本展示会のために制作いただいた黒の作品群は、本来のシャープな輪郭線がすこしあいまいになり、よりそのフォルムが強調されるシリーズに仕上がりました。
日常の中で、控えめながらも、確かにその機能性と美の同居を寛容させることとなる永木卓のガラスのうつわ。
手に軽く、用途を限定しない理想形がそこにはあり、緻密に計算された輪郭線の一本一本はまさにデザインされている、と感じる一方、そこに控えめながらも残る手跡やゆらぎから、ガラスという素材の美しさをよく理解り、引き立てる優しさとそのわざを惜しみなく献上した賜物であるのでしょう。
彼の作る作品は本来とても静かなもの。
前回の個展から、わたしたちは特別な色の制作を依頼しています。前回はピンク色、そして今回は彼の今まで制作した中でも1番透過度の低いであろう黒。我々がこの色を選んだ理由は、どうにか、静かな永木卓の作品の中に秘めた強さ、のようなものを見てみたかったからです。黒を纏った作品は、本来のシャープな輪郭線はすこしあいまいになり、よりそのフォルムが強調されます。少し大人びていて艶やか、モダンでもありノスタルジーも感じさせる。受け手の持つ感情幅をより刺激する作品となったのではないでしょうか。
この黒の作品を通して、みなさまと永木卓のガラスとの新たな出会いが起こることを楽しみにしております。
プロフィール
永木卓
1979年 神奈川県藤沢市生まれ
2002年 東京ガラス工芸研究所総合基礎科終了
2006年 多摩美術大学工芸学科ガラスプログラム卒業
2017年 ガラス作家 田中恭子とともに長野県松本市にガラス工房『RITOGLASS』設立
CIBONE
New Antiques, New Classics をコンセプトに長い時間軸に寄り添って「モノとつきあう」こと、そして自由な切り口で選んだ独自の魅力を放つモノたちを提案する、ライフエディトリアルストア。東京とBrooklynを拠点に、人がものをつくる熱を、人と人の繋がりを、自分たちの手でコラージュしていきます。 CIBONEは、モノを“選ぶ”だけでなく、自ら“つくりだす”意識を持ち、変容する世界に対して常に「新しさ」と「ユニークさ」を問い続けます。







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