W'UP★5月17日~6月1日 修復の練習 To Mend, Again The Terminal Kyoto(京都市下京区)

修復の練習 To Mend, Again
会 期 2025年5月17日(土)~6月1日(日)
会 場 The Terminal Kyoto(京都府京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地)
開館時間 9:30~18:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
ホームページ https://all-minorities.com/news/335/
主 催 オールマイノリティプロジェクト
トークイベント会場協力 Panasonic Design Kyoto
参加作家 播磨みどり、猪原秀陽、佐々木萌水、野湧、山本高之
キュレーター 金澤韻
- 2015年6月26日「お内裏様かお雛様」卵のプラスチックパック、いちご牛乳の容器、野菜チップの袋、青いビニール袋、ティーバッグ、ティーバッグの袋
- 漫画作品「発達障害」より、オールマイノリティプロジェクトウェブサイト、2023年
- 「高瀬川水瓶」、漆、高瀬川の磁器片、銀、錫、麻布、砥の粉、和紙、木、フェルト、110×100×180mm、2024年 撮影:来田猛
- 「新潟にて-1」陶土、金属顔料、和紙、和糊、アクリル、パネル H460×W300×D22mm、2024年
- 『悪夢の続き』 シングルチャンネル 30分31秒、2020年
見どころ
発達障害研究と現代美術の越境的コラボレーション
本展は、発達障害研究の専門家のグループであるオールマイノリティプロジェクトが、現代美術を通じた交流の機会を構想したことから企画されました。医学·福祉·教育などの専門領域と、アートという別の言語が出会うことで、「わかり合えなさ」と共に生きる方法を新しい視点で問い直します。
“ズレ”や“分断”に向き合うアート作品群
本展に参加する現代美術作家たちは、バラバラになったものをつなぎ合わせることに心を寄せる作品を展示します。ズレや分かり合えなさを否定せず、むしろそれを出発点として関係を編みなおす姿勢は、現代社会において私たちが生きる上でのヒントとなるでしょう。
京町家での豊かな鑑賞体験
築92年の京町家建築であるThe Terminal KYOTOは、生活と展示がゆるやかに重なりあう場所です。美術館とは少し違う、自然の光が美しい空間の中で、作品はわたしたちの生活と地続きの問いを投げかけてきます。
関連プログラム
トークイベント「ズレを合わせつつ ~「修復の練習」を語る~」
日 時 2025年5月18日(日)16:00~18:00
会 場 Panasonic Design Kyoto 9Fホール
登壇者 土屋賢治 特任教授(浜松医科大学)、和田真 脳機能系障害研究部 発達障害研究室長(国立リハビリテーションセンター)、大島郁葉 教授(千葉大学)、本展参加アーティスト及び本展キュレーター
無料 要申込
申込フォーム https://forms.gle/VCLg6NdDMpRwmEWS6
The Terminal KYOTOについて
「The Terminal KYOTO」(ザ ターミナル キョウト)は昭和初期に建てられた京町家を未来に残していくことをコンセプトに復元工事し、多くの人々に開かれているカフェ、アート·ギャラリー、イベントスペース。駅や港を意味する「ターミナル」の名のもと、人々が交わり、衣食住や職人の技、知恵が行き交う場として開かれている。失われゆく京町家と文化の再生を目指し、京都の景観と記憶を未来へとつなぐ。
The Terminal KYOTO ウェブサイト https://kyoto.theterminal.jp/
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