W'UP★6月3日~6月23日 後藤瑞穂「憶えている景色、見た事があるレモン」/柴田七美「のこるかげ」 京都 蔦屋書店(京都市下京区)

後藤瑞穂「憶えている景色、見た事があるレモン」
会 期 2025年6月3日(火)~6月23日(月)
会 場 京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォール(京都市下京区 京都高島屋 S.C.[T8]5F・6F)
開館時間 10:00~20:00 ※最終日のみ17:00閉場
休館日 会期中無休
入場料 無料
ホームページ https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/47358-1530560516.html

後藤瑞穂は、現在女子美術大学大学院に在学しながらアーティスト活動を続けています。歴史的な出来事と日常に溢れる身近なものをリンクさせ、感覚や行動が交差するような絵画作品を手掛けています。過去の出来事を遠い記憶としてではなく、自分ごととして捉えることで、「それらの出来事から私たちが今、何を受け取り、考え、どう生きていくのか」という問いを提示しています。主に東欧における歴史、戦争、日本の加害を題材に書籍や写真、現地取材によるリサーチをもとに、過去と現在をつなぐ「見えない線」を見出し、果物や道具、人間のしぐさなどを日常の瞬間として表現してきました。
本展では、「似ているもの」をキーワードに、ホロコーストなどの歴史的な出来事や暴力と、現在社会における類似点や既視感にアプローチします。過去と現在が交差する瞬間、そこに潜む歴史の暴力が、今日の私たちの日常の中にどれほど深く溶け込んでいるのかを描き出します。
アーティストステートメント
今回はホロコースト、日本が行った植民地支配、今も続く大きな暴力とそれらと「似ているもの」について考え制作した。道で倒れている女性、棒を持つ男性、地面をシャベルで掘る人。別の場所のはずなのに既視感がある出来事。デモで掲げられたパンと、奪われた土地のレモン。
後藤 瑞穂 Mizuho Goto
2023年女子美術大学美術学科洋画専攻卒業、同大学大学院美術専攻洋画研究領域在学中。
販売について
展示作品は、会場にて6月3日(火)10:00より販売開始します。
アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では、2025年6月9日(月)10:00~6月29日(日)20:00の期間に販売します。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
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柴田七美「のこるかげ」
会 期 2025年6月3日(火)~6月23日(月)
会 場 京都 蔦屋書店6F アートウォール(京都市下京区 京都高島屋 S.C.[T8]5F·6F)
開館時間 10:00~20:00 ※最終日のみ17:00閉場
休館日 会期中無休
入場料 無料
ホームページ https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/47388-1055490519.html
柴田七美は1985年福岡出身、2023年より自身が体験した映画、演劇、小説などから想起したモチーフを描いた油彩シリーズを手掛けています。それらの像は、ドローイングからキャンバスへの転写を繰り返す過程で、参照元となる物語の固有性を意図的に薄め、「人形」あるいは「影」のような曖昧なイメージにしています。そして、色彩、形態、質感を絵画の中心に据えることで、鑑賞者が自由に物語を想像する余地を与えています。
本展では、彩度を落とした色味で構成された新作を通して、マチエールと筆のストロークの組み合わせがもたらす視覚効果を試行します。
ステートメント
演劇における舞台と観客席とのあいだの越えられない距離には、「他者の存在を完全には把握できない」前提と自由があると感じます。様々な物語媒体に登場する人物像を題材に、非実在の対象を描き、絵具の物質性や描写行為に集中することでイメージの再構成を試みます。人物像は固有の誰かを示さず、曖昧な存在として崩れ、物質へと還ります。虚構の身体が、絵具のストロークや堆積によって新たな像へと変化していく、その変化のなかに、絵画としての強度を見出したいと考えます。
柴田七美
1985年 福岡県出身
2008年 尾道市立大学 芸術文化学部 美術学科 卒業
2009年 尾道市立大学 大学院 美術研究科(油画)中退
販売について
展示作品は、6月3日(火)10:00より会場にて販売します。
アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では、2025年6月13日(金)10:00~6月23日(月)17:00の期間に販売します。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
ホームページ https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
京都 蔦屋書店
京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。
京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号 075-606-4525
営業時間 10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP https://store.tsite.jp/kyoto/
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W'UP★6月21日~7月15日 大庭大介個展「Contactee / Tied Light 照らされた者/結光」 京都 蔦屋書店5Fエキシビションスペース(京都市下京区)
W'UP★5月31日~6月24日 Intricate Iconology 京都 蔦屋書店 6F ギャラリー(京都市下京区)
W'UP★6月24日~7月14日 Nebulous 京都 蔦屋書店 6F アートウォール(京都市下京区)
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