W'UP★1月14日~2月15日 大野 咲樹 展-BOP- La RINA Cafe Wall Art(石川県金沢市)

大野 咲樹 展-BOP-
会 期 2026年1月14日(水)~2月15日(日)
会 場 La RINA Cafe Wall Art(石川県金沢市香林坊2-1-1 クラソ・プレイス香林坊 G階 せせらぎ通り側)
開館時間 8:00~20:00
休館日 La RINA Instagramをご参照ください
ホームページ https://www.instagram.com/la_rina_kanazawa/
入館料 無料
※お昼時等の混雑時はカフェ利用のお客様優先とさせていただく場合がございます。
※レストランのディナー営業時間帯(17:30~22:30)もご観覧いただけます。
大野 咲樹氏よりコメント「-BOP-について」
「bop」は音楽用語ではビバップ(Bebop)を由来とし、近年ではアップテンポでノリの良い曲やお気に入りの曲を指す言葉として使われています。一方、製造業において BOP(Bill of Process)は製造工程表を意味し、製品をつくるための工程を示す不可欠な指標です。
シルクスクリーンとは、色ごとに版を作成し、順番に重ねて印刷する版画技法です。絵具をその場で混色する絵画とは異なり、多色表現には、どの順番で版を重ね、どのように色を生み出すかという綿密な工程計画が欠かせません。フォトグラムもまた、原稿(版)を重ねて像を構成する点で、シルクスクリーンと共通する側面を持っています。
このように、製造業での BOP(工程表)の考え方は版画制作にも通じており、シルクスクリーンが POP アートを象徴する技法であることや、BOP/POP の語感が生む連想も重なり、工程と表現の関係を多層的に捉えることができます。
私は版画専攻の出身であり、ふり返ってみると、写真作品やイラストの制作においても、版の重なりを前提とした構成の仕組みを無意識のうちに活用してきたことに気づきました。
こうした背景を踏まえ、見えない工程と画面に現れる表現の関係を、音楽の「bop」がもつ軽やかさをひとつの手がかりとして探ります。


大野 咲樹氏ステートメント
普段からファッション雑誌を読むことが好きで、誌面に登場するモデルのポーズや背景からその場に漂う空気感まで含めたページ全体の構図に興味があります。
また私は日頃から線をモチーフにしており、線は平面と立体の違いを示す最低限の情報だと考えています。一本の線はただの平面ですが、隙間を空けてもう一本描くと帯状の立体に見えて、さらにたくさん描くと風景や何か別のものにも見えてきます。
私のドローイング作品は具体的な物がモチーフになっているわけでなく、原稿には上下がありません。だれかの他愛もない話に相槌を打ちながら、手持ち無沙汰でペンを動かすような気分を意識しながら描いています。
いかに少ない手数で立体感や空気感を見せるかを意識しながら、日々ドローイングをしています。
プロフィール
大野 咲樹(おおの さき)
1997年 高知県生まれ。
2019年 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース 卒業。
2021年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 絵画専攻(版画)修了。
大学卒業後、約2年間京都にて作家活動を行い、2023年より金沢に拠点を移す。
現在、金沢美術工芸大学 技術専門員。
「La RINA Cafe Wall Art」は、イタリアンレストラン&カフェ「La RINA」のカフェフロアにある壁面展示スペースです。縁煌株式会社プロデュースによる工芸・美術作品の月替わり展示販売を行っています。




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