W'UP★9月7日~9月27日 草柳 靜 個展「TADAIMA(HOME NOW)」 SIGNAL GALLERY(福岡市中央区)

草柳 靜 個展「TADAIMA(HOME NOW)」
会 期 2026年9月7日(月)~9月27日(日) ※最終日は17:00まで
会 場 SIGNAL Gallery(福岡県福岡市中央区今泉2丁目3-18)
開館時間 11:00~19:00 ※9月14日は11:00~23:00
休館日 火曜日
入館料 無料
ホームページ https://signal-gallery.com
福岡を拠点に「Art・Music・Culture」を発信するSIGNAL Galleryは、2026年9月7日(月)から9月27日(日)まで、アーティスト・草柳 靜(Shizuka Kusayanagi)による個展「TADAIMA(HOME NOW)」を開催いたします。
日本で生まれ育ち、25年以上をアメリカで過ごし、フランスとの行き来も重ねてきた草柳は、自らを異なる文化のあいだに生きる「insider-outsider」と捉えています。絵画を中心に、ドローイング、版画、映像など複数の表現を用いながら、場所、記憶、感情、そして人間そのものに宿る本質を探求してきました。
本展のタイトル「TADAIMA(ただいま)」には、「今」を意味する言葉と、「ただいま、帰ってきた」という帰還の意味が重ねられています。草柳にとって「HOME」とは、特定の場所や住所ではなく、肩書きや役割、周囲からの期待を手放し、ありのままの自分を理解し受け入れることのできる「内なる場所」です。
2021年から2022年にかけての内省的な探求を経て、草柳は絵画に自身を癒す力を見出しました。本展では、絵画を「自分自身へ戻るための言語」として捉え、色彩と形を通して、記憶や身体感覚、そして「今ここ」にある自己の感覚を探ります。
本展の中心的な作品《Untitled(home)》では、鏡のような大きな画面の中に、中心から外へ広がる色彩と、ほとんど手を加えず残された白い空間が共存しています。その画面には、外へ広がることと内へ帰ること、拡張と収縮が同時に存在しています。
作家が捉える「HOME」は、外の世界に探し求めるものではなく、もともと自分の内側に存在するものです。どのような環境に置かれていても消えることのない、内側の小さな「pilot light(種火)」に意識を向けること。その光へ戻ることが、自分自身を理解し、受け入れ、前へ進むための起点となります。「TADAIMA(HOME NOW)」は、過去でも未来でもなく、「今この瞬間」に自分自身の内側へ帰ることについての展覧会です。




関連イベント
会期中には、草柳靜によるArtist Talkおよび「Soul Portrait」セッションを開催します。「Soul Portrait」は、草柳が展開する独自の実践であり、対話を通して相手の感覚や物語を直感的に捉え、言葉とドローイングによって一つのポートレイトとして表現するセッションです。
Artist Talk
日時 2026年9月12日(土)14:00~15:30
Soul Portrait Session 1 ※
日時 2026年9月12日(土)16:00~18:30
DJ Event 花いけと選曲|Genki Nishiyama|TAO
日時 2026年9月14日(月)19:00~23:00
Soul Portrait Session 2 ※
日時 2026年9月20日(日)15:00~19:00
※Soul Portraitは予約優先。ご予約はアーティストInstagramへのDMよりお願いいたします。
https://www.instagram.com/illustrated_by_shizuk/
ご参加の方は、Signal Galleryにてドリンク1杯のご注文をお願いいたします。
9月14日のDJ Eventでは、福岡・清川の「TAO」を拠点に活動するGenki Nishiyamaを迎えます。Nishiyamaは、酒場を起点に、東洋哲学、俳句、花いけ、選曲など、異なる形式の文化実践を横断的に行っています。花いけにおいては、花を単に「飾る」のではなく、花によって空間の見え方や人の振る舞い、時間の流れが変化することに関心を寄せています。本イベントでは、花いけと選曲を通して、展覧会のテーマである「HOME」や「今ここ」という感覚を、作品とは異なる身体的・空間的な体験として提示します。

プロフィール
草柳 靜(1982年、横浜生まれ)
福岡を拠点に活動する日系アメリカ人アーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクター、教育者。
人生の半分以上をロサンゼルスとニューヨークで過ごした経験を背景に、その活動には多文化的な視点が反映されている。
近年の主な展覧会に、「All The(Healing)Parts」DMST Atelier(ロサンゼルス、2024年)、「Positive Exposure:Southern California Asian American Art」Project Space(ロサンゼルス、2023年)、「CHIMERA」la Beast Gallery(ロサンゼルス、2023年)がある。また、ニューヨークのArario Galleryやダブリンでも作品を発表。
2023年にはIKEA Residencyの参加アーティストに選出され、Hopper Prizeのショートリストにも選出。レジデンシーでの活動は『The Los Angeles Times』で紹介され、また、短編映画作品がPoetry FoundationとのコラボレーションによるMotionpoemsのフィルム・カタログに選出。
Parsons School of DesignにてCommunication DesignのBFAを取得。2児の母。
SIGNAL GALLERY
「Art × Music × Culture」をコンセプトに、福岡から国内外へ新しいカルチャーを発信するアートスペース。日本国内のみならず、アジアをはじめとする海外アーティストの紹介や展覧会の開催を積極的に行い、福岡を国際的な文化・芸術交流のハブとして育てることを目指しています。




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