W'UP ★6月6日〜9月30日 Eri Tsutsumy Exhibition|Re-think クロスライフ博多柳橋 ロビー(福岡市中央区)

Eri Tsutsumy Exhibition|Re-think
会 期 2025年6月6日(金)〜9月30日(火)
会 場 クロスライフ博多柳橋 ロビー(福岡市中央区春吉一丁目6番5号)
入場料 無料
ホームページ https://crosslife-hakatayanagibashi.orixhotelsandresorts.com/news/news-6833/
本展は、同ホテルが2023年より展開する福岡ゆかりのアーティスト支援企画『ARTISTS in CROSS Life』の第5弾です。「地域と旅人が交わる“場”としてのホテル」を舞台に、地元で活躍するアーティストに表現の場を提供し、その活動を国内外のゲストへ紹介することを目的としています。
「ARTISTS in CROSS Life vol.5」は福岡県在住アーティストEri Tsutsumy氏による個展「Eri Tsutsumy Exhibition|Re-think」を1Fロビーで開催。
同タイトルをテーマとしたRe-thinkシリーズは、作家が就寝前に行う“連想ゲーム”から生まれた2語のドイツ語をモチーフとしています。
「Morgen - Geburt(朝 - 誕生)」「Sprache - Verbindung(言語 - つながり)」「Erfahrung - Freundlichkeit(経験 - 優しさ)」など、個人の体験から浮かぶ単語の組み合わせが、ミニマルなフォーマットに静かに描かれます。
また、“泉”を意味するドイツ語「Brunnen」をタイトルに冠したシリーズは、滲みと線の重なりから成る抽象絵画作品です。水のように拡がる形象と、鉛筆による構造的な線が織りなす画面は、観る者に時間や記憶の深層を想起させます。
ステートメント
初めてドイツ語に触れてから20年。
スイスで暮らし始めた頃は、街の言葉がBGMのように聞こえていたが、徐々にその意味がスッと入ってくるようになった。
自己主張が求められるヨーロッパ、曖昧さが許容される日本。
その行き来のなかで、私は“今この場にあるもの”を大切にするようになった。
「Re-think」は、そんな日々のなかで浮かんだ二語の組み合わせを、無垢な視点で見つめ直すように描いたシリーズです。
Eri Tsutsumy(エリ・ツツミー)
福岡県出身。福岡デザイン専門学校卒業後、スイスと日本を行き来しながら制作を続けている。ドローイングを軸に、絵画・コラージュ・インスタレーションを展開。
2007~2012年:スイス滞在。現地で個展・グループ展に参加
2012~2020年:福岡を拠点に国内で活動
2020~2022年:再びスイスに滞在。庭付き住宅を会場とした個展「AT HOME」を開催
2022年~:福岡在住
主な展示歴(抜粋)
Solo Exhibitions
2024|PIECES(Acht Cafe / Fukuoka)
2021|AT HOME(Pop-up Gallery Berggasse / Switzerland)
2019|Garden of Lights(Perhaps Gallery / Saga)
Group Exhibitions
2025|Artist Cafe Fukuoka Collaboration Fair
2020|Otonai - Sound/Visit -(福岡県立美術館)
2013|Art Magazine Debut Selection(Gallery Fuji / Tokyo)
クロスライフ博多柳橋について
クロスライフ博多柳橋は、博多の台所である柳橋連合市場に隣接し、天神エリア・博多エリアへの利便性の良い場所に位置しています。一方で、日本の情緒的な路地のある風景を残す街並みと、若手アーティストのギャラリーといった新しい文化が融合した「歩いて楽しいまち」の中にあり、館内のアート作品やデザインには、そのような伝統と現代文化が混在する地域の特徴を取り入れています。
クロスライフ博多柳橋 公式ウェブサイト https://crosslife-hakatayanagibashi.orixhotelsandresorts.com/
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